私が9年前ブルターニュ地方の今の家に引っ越した時、町には郵便局、銀行、花屋、クレープ店、バー兼ピザ屋、ビストロ、男性用ヘアーサロン、女性用ヘアーサロンが3つ、獣医さん、歯医者さん、小さなスーパー、パン屋が2軒、タバコ屋がありました。

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徐々に歯医者さん、パン屋さんが1軒、クレープ店、女性用ヘアーサロンが1軒閉まっていき、ここ2年で郵便局、銀行、花屋が閉まりました。

こちらはヴァカンス時期パン屋さんも閉まりますが、2店あるとどちらかが営業しており便利でしたが、それはスーパーがその役割を担う事になりました。

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郵便局が閉まった時は、タバコ屋さんがその業務を受け継ぎました。

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田舎のタバコ屋さんは業務範囲が大変広範囲にわたっています。

Tabac(タバと発音、タバコ)と書かれた店舗内には、タバコ、宝くじ、小さなお土産、雑誌、新聞、文房具、飴やガム等が売られていますが、

学校の有料分の教科書の販売も任され、COVID19でマスクが販売された時は薬局と並んでその販売が許可されました。

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バーが無い町はタバコ屋さんにバーが併設している場合もあります。パン屋が無い町ではパンが売られていることもあります。

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さて、我が町のタバコ屋さんは郵便局を併任したその後、銀行が閉まりATMが取りはらわれた為、ATM代わりにデビットカードでお金が引き出せることになり、銀行業務も引き受けることになりました。これはスーパーのレジでも何も買わなくても同様のことができます。

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タバコ屋さんのご主人は町からの絶大な信頼を得ていて、彼の事を悪くいう人は誰もいませんでしたが、昨年定年退職され、店を50代くらいのノルマンディー地方から来た太った女性(Mさん)に売り渡されました。

郵便業務を行うことになった時、ご主人は若いテキパキとした女性を雇い私達は何の問題もありませんでした。

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ところが店主が代わり、Mさんは人件費削減の為、彼女の勤務時間を大幅に減らしてしまいました。

人には向き不向きがあると思うのですが、彼女はおしゃべりが大好きで、そのくせ仕事がどうしようもなく遅く、タバコ屋にはいつも長蛇の列が出来ることとなりました。町の人は口々に「あのお喋りいい加減にして欲しい」「郵便物は彼女の時には送れないわ」と言っていますが、町のタバコ屋が閉まるということは死活問題になりますので何も言えません。

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えっと、前置きが非常に長くなりましたが、これからが本題でして、私は先日pharyさんからもらった紫蘇のお礼にお菓子を送ろうと、このタバコ屋を訪れたのでした(じゃじゃーん)。

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続く(嫌な予感がした人はこの指と~まれ)。

人気ブログランキングへクジラの上をクリックして応援して下さればとっても嬉しいです♪画像加工も下書き保存も出来ません。画像加工は恐らくadobeシステムの終了が近づいていることと関係しているのでしょうが、下書き保存が出来ない理由がわかりません。お絵かき機能を他の物でしようと試みていますが今やっと写真のダウンロードが出来るようになった段階です(笑)。道は果てしなく遠い。。。皆さん、お待ちくださいませね。

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