食事療法に効果を見出した私は
無農薬野菜や食の安全に気を配った
食品の宅配を使うようになりました。
こういうこだわりは
世間ではあまり受けが良くないようですね。
他の方にそういう考えを押し付ける人がいるからのようです。
私はむしろ他所では言わないほうですが…
たとえ世間から神経質と思われても
いいのです。
当時の私は
「Ａ太のアトピーを治したい！」
その為にはなんだってやるつもりでした。
さて宅配のパンフレットを見ていると
「環境ホルモン」というものが
気になってきました。
環境ホルモンとは
人体から出るホルモンに似た働きをする
化学物質を食品から口に入れることで
人体のホルモンバランスが崩れ
悪影響を及ぼすと言われています。
ホルモンはプールに数滴垂らすだけでも
生物に影響を与えるそうです。
つまりちょっと位でも大変なことになる物質ということです。
環境ホルモンが影響を及ぼすのは
生殖器関連の場所が多いそうで
アトピーにすぐ影響はないのかもしれません。
でも子供の為には気を付けなくてはならない。
と、私は思いました。
当時の私は
「現代の標準的な食事がA太をアトピーにした」と思い
社会の在り方に被害者的な気持ちを持っていました。
環境ホルモンを避けるために
私は市販の缶詰は買わなくなりました。
プラスチックやメラミンの食器も嫌でした。
ヤクルトの容器、ペットボトルも怖くなりました。
もちろん全部避けて通れないので
「なるべく」使わないようになりました。
子供のプラスチック食器はやめて
木のコップ。
弁当箱もキャラクターのプラスチックはやめました。
普通に売っているアルミはアルミで
毒性があると知ったので
ネットでスチール製の物を買いました。
こうやって書き連ねると
私はすっかり神経質ママですね…
でも当時の私の目の前には
病院でも治せないアトピーの為
赤いぶつぶつを痒がるA太がいたのです。