オミクロンの猛攻が止まらない…。大阪でも1万人が見えてくる…。
こうなると自分も掛かってしまうんじゃないかと心配になる…。
あと2週間でピークがくるといわれてますが果たしてどうなるのか…。
なるべく早く収束していただきたい…と切に願います。


さて、今日は大阪梅田の梅田芸術劇場に行ってきました。
2020年に途中でコロナのために休演になった『ボディガード』の再演。
あの時は5回だけ大阪公演があったんですが、その貴重な1回を観ることができました。
しかし、もう1回観たいと新妻さんの回のチケットを購入したらその回は中止。
泣く泣くチケットを清算したのを思い出します。
今から考えて見ればそれ以降コロナが広がって舞台の公演が中止になることが多かったですね。
言わばコロナの始まりを思い出す演目ですが、再演されるのを知って凄く嬉しかったです。

今日は3階席の4列目のややセンター寄りの席でした。
3階席は6割くらいの入りかな?
やっぱこのご時世ですので控える人も多かったのかもしれません。
今日は男性客の姿が多く目につきました。May J.さんの影響かな?


 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


ミュージカル『ボディガード』
~梅田芸術劇場メインホール~
2022年1月23日(日)天気:曇りのち雨


<公演時間> 
1幕 13:00  ~ 14:00
~休憩25分~
2幕 14:25  ~ 15:25



■主な配役
レイチェル・マロン:柚希礼音・新妻聖子・★May J.(トリプルキャスト)
フランク・ファーマー:大谷亮平
ニッキー・マロン:原田真絢(※AKANE LIVさんが休演のため代役)
ストーカー:入野自由
サイ・スペクター:猪塚健太
トニー・シベリ:大山真志
ビル・デヴァニー:内場勝則    
フレッチャー:大河原爽介・福長里恩・★重松俊吾
※★は当日の出演者        

■説明
レイチェル・マロン<柚希礼音・新妻聖子・May J.(トリプルキャスト)>は、姉のニッキー・マロン<AKANE LIV>と共にオスカー賞を目指す、歌手であり女優でもあるスーパースターである。
彼女は数か月前から、謎のストーカー<入野自由>に付きまとわれ、周りでは不審な出来事が続いていた。
レイチェルの身を案じるマネージャーのビル<内場勝則>の強い薦めで、個人でボディガード業を営んでいる
フランク・ファーマー<大谷亮平>に、彼女の身辺警護の白羽の矢が立つ。
しかし、フランクの存在は、オスカー賞レースのためレイチェルの露出を高めたい広報担当のサイ<猪塚健太>、古参ボディガードの
トニー<大山真志>の反発にあう。
何より、緊迫した状況にも関わらず、フランクを邪魔者扱いし、忠告を聞こうとしないレイチェル。彼女の態度に、フランクは依頼を断ろうとする。
しかし、身勝手から危険な目にあったところをフランクに救われ、レイチェルは彼に深く感謝をし、信頼を置くようになるのだった。
急速に距離を縮める二人だったが、フランクは依頼人と深い仲になることに躊躇し、けじめをつけようとレイチェルを突き放す。
思い合っているのに、すれ違う二人・・・。
レイチェルとフランクの関係には亀裂が生じ、警護に支障をきたすようになってしまう。
スターとして走り続けるレイチェル。任務遂行に身を捧げるフランク。狂気を増していくストーカー。
家族が、仲間たちが、愛情、友情、恐怖、嫉妬、欲望がうずまく複雑な感情に揺り動かされていく―

[感想]
超有名な女優であり歌手のレイチェルが謎のストーカーに付きまとわれていた。
そこで彼女のマネージャーのビルが米大統領を警護したことがあるフランクに彼女のボディガードを依頼。
レイチェルは彼を邪魔者扱いをしたが、危険な目に遭い彼に救われたことでフランクに感謝。
その後、急速に2人の距離は縮まるが、フランクはけじめをつけようとレイチェルを突き放す…。
そんな折、新たな事件が起きた…というのが主な内容です。

レイチェルのボディガード役のフランクを演じたのは大谷亮平さん。
最近ごぶごぶに出て浜ちゃんと大阪の吹田の街をぶらぶら…。
楽しそうに街ぶらロケしてたのが印象的。大阪の人だとは知らなかったです。
そんな大谷さんがミュージカル。以前観た時も書きましたが全然思い浮かばない…。
実際歌うのはレイチェルと行ったカラオケバーで彼女に促されて1曲だけ…。
しかも超音痴に歌う大谷さん。実際はもっと歌えるんじゃないかと疑いますけどね(笑)
ビジュアルなど佇まいはボディガードそのもの。役に合ってますね。

AKANE LIVさんが演じる予定だったニッキー・マロン役は原田真絢さんが代役。
このミュージカルでは8割ぐらいをレイチェルがその他の2割ほどをこのニッキーが歌唱。
なのでこの役は凄く重要な役なので代役で大丈夫なのかな?と心配でした。
特にAKANE LIVさんは4オクターブの音域を誇る歌姫。大分プレッシャーはかかっただろうなぁ…。
でも原田さんの歌はそんな心配を吹き飛ばすくらい凄かったです。
声量、音域問題無し。ずっとこの役をやってました…と思えるくらいピタっと嵌ってました。
ほんと素晴らしい歌声でした。AKANEさんが復帰してもダブルキャストにして出てもらいたいです。

歌手であり女優でもあるスーパースターのレイチェル・マロンを演じたのはMay J.さん。
新妻さんと柚希さんとのトリプルキャストですが今回はMay J.さんでした。
May J.さんといえば関ジャニ∞が司会のカラオケ番組で並み居る強豪を打ち破り26連勝を達成。
27勝が掛かった勝負でサラオレインさんに敗れて涙したシーンが印象的でした。
そんなMay J.さんがミュージカルの世界に…。歌はいいけどダンスは大丈夫?と思ったんですが、
幼少期にバレエの経験があり、あのアニーのオーディションも受けようと思ったほどだとか…。
歌はほんとに凄かった。とてもドラマチックな歌声なので凄く心に響く…。
高いキーでも何のそのでしたね。ダンスもとても上手い。脚が長いからとてもきれいに映る。
最後の歌も良かったなぁ…。彼女のコンサートに来たみたい。とても感動しました。


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、10点満点です。

以上です。