先日行った宝塚の月組公演が私の観劇日の翌日にコロナで中止。
もう怖くて仕方ないですね。チケットを持っててもそれが無駄になる可能性が高い。
前日は宝塚から流れてくるメールがないかどうかの確認…。
当日はチケットを持って場内に入れても幕が開くかどうか…。
時間になって開演アナウンスが流れてようやく確定する…。
ほんと席に座っててもドキドキもんです。
なんとかしていただきたいもんですね。コロナは一体いつまで居座るのか…。
来年には収まってるんだろうか?収まってて欲しい…と切に願います。

 
さて今日は梅田芸術劇場に行ってきました。
以前からチケットを取ってたのでドキドキもんでしたが無事上演されました。
チケットは完売で今日は満員のお客様。これで中止だったら暴動起きそう…。
今日は1階席の25列目での観劇。後ろの席でしたがとても観やすかったです。

それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


宝塚雪組公演
ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-
~梅田芸術劇場メインホール~
2022年7月31日(日)天気:晴れ時々曇り

<公演時間> 
1幕 11:30  ~ 12:35
~休憩30分~
2幕 13:05  ~ 14:15

■主な配役とキャスト ※敬称略
ブルーム(海賊船の船長)…彩風 咲奈
セレネ(月の神)…朝月 希和
アポロン(ギリシア神話で芸能の神)…朝美 絢
ティティス(海の神)…音彩唯/ 美穂 圭子(専科)
※美穂 圭子は※7/29~8/7のみ出演


■イントロダクション
「ODYSSEY(オデッセイ)」とは、「長い冒険旅行」を表す言葉。
真夜中の海に、大航海時代にカリブ海で消息を絶ったという伝説の海賊船「ODYSSEY号」が蘇る。
美しき海賊王、ブルーム率いる個性豊かな海賊たちが「夢の大航海」の幕を開け、月の女神セレネと太陽の神アポロンに導かれ、世界の国々を巡るなかで、美麗荘厳なパフォーマンスを繰り広げる。
ACT1は「海風(Sea Breeze)」をテーマに構成した躍動感溢れるダンス・ショーケースを、
ACT2は「彩風(Colors of the Wind)」をテーマに、古今東西の名曲で綴る、華やかな世界巡りのレヴューをお届け致します。
数多の熱い声援に応え、待望の出航を果たす「ODYSSEY」にご期待下さい。

 
[感想]
ブルームが海賊船「ODYSSEY号」に乗って世界各地を旅するという物語。
第1幕が「海風(Sea Breeze)」をテーマにした芝居仕立てで、第2幕が「彩風(Colors of the Wind)」と題し、タカラヅカナンバーなど多彩な楽曲を歌う構成。

今日は美穂圭子さんがティティスで出演でしたが、それまでは音彩唯ちゃんが代役。
(美穂さんは星組公演千秋楽の後合流のため)
唯ちゃんがかなり評判が高いので個人的にはこちらが観たかったですが、美穂圭子さんの安定した歌声を聞いたらこちらで間違いなかったな…と思っちゃったり(笑)美穂圭子さんの歌、1人次元が違いましたね。まるでオペラ歌手のようで惚れ惚れする歌声でした。さすが専科。
1幕も2幕もショーというのは宝塚では珍しい。個人的には初めて。OSKではよく観るけど…。
芝居も大変でしょうけど、ショー一辺倒は演じる方が大変そう…。特に宝塚は大所帯なんで上級生はもちろん下級生に至るまで出番がてんこ盛りでした。いいことですが超ハードですね。

大分評判になってますが目玉は男役たちの女装祭り?
縣千さんのカルメンや眞ノ宮るいさんの中国の美女や極めつけはトップの彩風さんのダルマ姿。
男役にドレスを着せて男役の相手をさせる意味があるのかな?…と思ってしまいます。
男役のファンには嬉しい?サービスでしょうけど、いっぱい魅力的な娘役いるのに…。
杏野このみさんとか野々花ひまりちゃんとか沙羅アンナちゃんとか…。
女性の役は可愛い娘役さんを起用していただきたいと切に願います。
そもそもトップ娘役の希和ちゃんの出番が少なすぎませんか?
1幕はプロローグとニューヨークと最後にちょっとだけ…。トップ娘役なのに…。
最後にデュエットダンスはあったけどあんまり印象に残らなかったな…。
彼女は12月には退団してしまうのにね…。この扱いはちょっと…と思ってしまいました。

色々文句言ったけど、公演自体は旗振ったり(買ってないけど)、歌いっぱいで楽しかった。
なんかショーだけの宝塚も新鮮でいですね。(どないやねん(笑))


…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、8点です。
女装祭りは勘弁です。


以上です。