数日前に宝塚歌劇団公式HPの『よくある質問』の回答がトレンド入り。
ファンアートのSNS投稿や緞帳のSNS投稿についてなど…。
出演者のイラストは…。
SNSを含むインターネット上への投稿、その他すべての許可のない掲載はご遠慮ください。
…との回答。え?イラストがダメなの?
さらに緞帳のSNS投稿については…。
舞台セット(ステージ面)単体でのSNSへの掲載は、会場を問わずご遠慮ください。主たる被写体としてお客様ご自身が写っていらっしゃり、その背景としてステージ面が写り込んでいる場合は、SNS等への掲載をお断りはしておりません
…との回答。本人が映ってたらいいんかい(苦笑)
なんか線引きが微妙でどうとも言い難い。
個人的には営利目的でもないし、個人ブログなのでそこまで言われる筋合いはないと思う。
あくまで個人で楽しんで個人の記録を綴ってるだけなので。
劇団が法的処置を取りますと言ってきたら別ですが…。
まあ、名誉棄損の文春砲でもそこまでしてないのでその可能性はほぼないでしょうが…。
なので今後もいつもどおり掲載はしますが、自粛警察が出るとめんどうなので…。
しばらくはコメント欄は閉鎖させていただきます。ご了承くださいませ。
記事がいいなと思ったらいいね!ボタンを押していただければ幸いです。
以上、業務連絡でした(笑)

 
さて今日は宝塚大劇場に行ってきました。
今回の公演は夢白 あやさんのトップ娘役のお披露目公演。
初々しい初舞台生も見れて大満足の内容でした。
詳しい感想は後程記述します。

 

観劇と関係ないですが、フルールの会計方法が変更になってました。

席を取ってレジカウンターで注文と会計。

その後、注文レシートをもらって各窓口に行くという流れです。

うどんを頼んで会計待ちをしなくていいのは助かります。

でも列が結構凄かったです。

 

 
下手側の1階席後方での観劇。久々にここで観ましたが意外と観やすかったです。
今日は学生さんがたくさん来てました。ほぼ2階席ですが。
あと、舞台見学に現役生が6人くらい客席に来てました。
コロナ禍では久々に見る姿。以前はたくさんいましたが…。


 
それでは本日の観劇レポートです。
以下ネタバレします。気になる方はこれ以降の閲覧はご遠慮ください。


宝塚雪組公演
ミュージカル・ロマン
『Lilac(ライラック)の夢路』
-ドロイゼン家の誇り-

ファッシネイト・レビュー
『ジュエル・ド・パリ!!』
-パリの宝石たち-

~宝塚大劇場~
2023年4月27日(木)天気:晴れ時々曇り


<公演時間> 
1幕 11:00  ~ 12:35
~休憩35分~
2幕 13:10  ~ 14:05

第1幕
ミュージカル・ロマン
『Lilac(ライラック)の夢路』
-ドロイゼン家の誇り-
作・演出・振付/謝 珠栄 


■主な配役 ※敬称略
ハインドリヒ[ドロイゼン家の長男]…彩風 咲奈        
エリーゼ[職業音楽家を目指す女性]…夢白 あや        
フランツ[ドロイゼン家の次男]…朝美 絢        
夢人[魔女]/アーシャ[魔女と蔑まれた女]…美穂 圭子        
フンボルト[ブランデンブルク銀行頭取/ディートリンデの父]…奏乃 はると        
バジナ[アーシャの叔父]/イザーク[酒場の主人]…透真 かずき        
ホフマン[印刷会社の代表]…真那 春人        
ヴェーバー少佐[プロイセン軍隊の少佐]…久城 あす        
コンスタンツ[ドロイゼン家と親交のある貴族の女]…杏野 このみ        
マイネック夫人[マイネックの妻]…愛 すみれ        
シンケル[アイヒタールの友人]…桜路 薫        
カール[ツークンフト製鉄所の職人]…天月 翼        
ガレッティー夫人[ガレッティーの妻]…白峰 ゆり        
ゲオルグ[ドロイゼン家の三男]…和希 そら        
夢人[魔女]…妃華 ゆきの        
ビエラ[リンゴ売りの老女]…沙羅 アンナ        
マイネック[ドロイゼン家と親交のある貴族の男]…叶 ゆうり        
アイヒタール[ジャーナリスト]…諏訪 さき        
ディートリンデ[銀行家の娘]…野々花 ひまり        
夢人[魔女]…希良々 うみ        
ミハエル[ツークンフト製鉄所の職人]…眞ノ宮 るい        
ガレッティー[ドロイゼン家と親交のある貴族の男]…星加 梨杏        
アントン[エリーゼの友人/鉄職人]…縣 千        
将校[ヴェーバーの部下]…日和 春磨        
アレクシア[ブランデンブルクの農民]…琴羽 りり        
職人[ツークンフト製鉄所の職人]…麻斗 海伶        
ランドルフ[ドロイゼン家の四男]…一禾 あお        
夢人[魔女]…有栖 妃華
ブェックラー[プロイセン軍隊の下士官]…咲城 けい        
将校[ヴェーバーの部下]…真友月 れあ        
ブルジョア女[貴族の女]…涼花 美雨        
職人[ツークンフト製鉄所の職人]…稀羽 りんと        
クルト[ツークンフト製鉄所の職人]…聖海 由侑        
夢人[魔女]…音彩 唯        
ヨーゼフ[ドロイゼン家の五男]…華世 京                

■あらすじ
イギリス産業革命の影響を受けて目まぐるしく変化する19世紀初頭、ドイツ。プロイセン王国のユンカー(騎士領所有の貴族)であり、今も尚騎士道の精神を受け継ぐドロイゼン家。その広大な領地には、春になるとライラックの花が咲き乱れている。ドロイゼン家の長兄ハインドリヒ・フォン・ドロイゼンは、金融王ロートシルト家(世界的富豪ロスチャイルド家)を築いた5人兄弟のように、ドロイゼン家の5人兄弟も一丸となって、新しい産業である鉄道産業を発展させることを夢見ていた。
ある日ハインドリヒは、音大生の末弟ヨーゼフから、音楽家志望のエリーゼを紹介される。勝気で利口なエリーゼと些細なことで衝突しながらも、二人は次第に惹かれ合っていく。さらに、エリーゼの幼友達・鉄工職人のアントンとの出会いによって、ドロイゼン家による鉄道事業の歯車がまわり始める。
鉄道産業の設立こそ、ドイツ諸邦の発展と統一に繋がると信じるハインドリヒ。それは、5人兄弟が力を合わせることによって事業を成し遂げようとする姿とも重なっていく。兄を尊敬しながらも反論する官僚の次男フランツ、三男ゲオルグより告げられた亡き父親の噂、融資銀行の思惑や国からの圧力等、様々な問題がハインドリヒにのしかかる。しかし、それらを乗り越える時には、いつも兄弟の力があり、エリーゼの愛があった。
雪組新トップコンビ、彩風咲奈と夢白あやの大劇場お披露目公演としてお届けする、浪漫溢れる物語。  


[感想]
お芝居の前に109期生のお披露目口上がありました。
もうそんな時期なんですね。時の経つのが早い、早い…。
初々しい109期生たち。娘役ちゃん美人揃いですね。だいぶガン見しました(笑)
お芝居は19世紀のドイツで鉄道建設に情熱を燃やすドロイセン家の物語。
長男が彩風さん、二男が朝美さん、三男が和希さんで四男が一禾さんで末っ子の五男が華世さん。ただ華世さんは身体が弱く生まれつき心臓に疾患を伴ってます…。
でもその華世さんが長男の彩風さんに音楽家志望の夢白さんを紹介します。
その時はまだ恋とか発展してなかったのですが徐々にその距離は近まります。
それで鉄道事業を発展させようと銀行に融資を相談しますが、銀行はなかなかうんと言わない…。
そこで銀行家の娘を紹介されます。それが野々花ひまりちゃん演じるディートリンデ。
でも夢白さんに気がある彩風さんは返事をしない…。なので銀行から融資は断られる…。
そこで次の手は…というのが物語のさわりの部分です。
冒頭に美穂さんを中心とした5人の夢人さんたちが出てきます。
それは後半に説明があるのでここでは差し控えさせていただきます。

阪急グループだから意識して鉄道関係の話なのかな?
レールというワードがやたら頭に残ります。
5人兄弟を取り巻く金銭問題や恋、不幸など色々なドラマがありました。
ストーリー自体は単純明快で面白かった。ラストはハッピーエンドだし。
ただちょっと後半詰め込みすぎてバタバタな展開は否めない。
初舞台生の口上の尺の問題でしょうね。だいぶ詰め込んだ印象。
それと娘役の役がメチャ少ない。夢白さんとひまりちゃん以外は夢人で片づける。
めちゃ不満です。雪組の娘役は美人で歌ウマ多いのに…。
でも夢白さんのお披露目で彼女に大きくスポットが当たるのはいいですね。
それにひまりちゃんの笑顔が素敵。とても癒されました。

…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、8点です。



第2幕
ファッシネイト・レビュー
『ジュエル・ド・パリ!!』
-パリの宝石たち-
作・演出/藤井 大介 

■解説
華やかでありながら妖しい美しさも秘めたパリの街。人々を魅了するパリの名所をテーマとした、ドラマティックな場面の数々で綴るレビュー作品。宝石のような煌めきを放つ、彩風咲奈と夢白あやの新トップコンビを中心とした雪組生たちが、華やかなパリの夢を詰め込んだ魅惑の世界をお届け致します。なお、宝塚大劇場公演は、第109期初舞台生のお披露目公演となります。 

[感想]
パリの名所をテーマにしたレビュー。様々なパリが舞台を彩ってました。
プロローグは初舞台生のロケット。初々しい生徒さんたちのロケットはとても綺麗。
笑顔がとても素敵ですよね。この中から何人のトップが生まれるのか楽しみです。
ルーブル美術館ではゴージャスなドレス姿の彩風さん。
最初空中に浮いてるのか?と思ったら大階段の上だったんですね。
大きな衣装がパッと割かれてダルマ姿になりました。
カンカンでは夢白さんのが最初。側転も鮮やか。でもトップにやらせていいの?
彩風さんと2人銀橋でカンカンを踊るのも印象的。大盛り上がりでした。
エトワールは音彩唯さん。場内に響き渡る歌声が素敵でした。
それにとても可愛い。雪娘は美人が多くて目移りします(笑)
ちなみに愛すみれさんも有栖妃華さんも大好き。この組はオペラが忙しい(笑)



…というわけで評価ですが…。
公演の内容の満足度◎
おすすめ度(リピート含む)◎
スタッフの対応◎
劇場の進行◎
座席の快適度◎
…で10点満点中、文句なし10点満点です。


以上です。