クリスマス伝道 | 海南島のヨハネの黙示録

海南島のヨハネの黙示録

キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

2006年 2月

昨年のホテルでの日本語教室は10月に卒業式を行い、一応終了しました。

其の後、大学院生の受験教本のテープ録音で一ヶ月以上掛かりました。

日本語学習の教科書はあるのに、テープは発売されていないので、多くの受験生は自己流の日本語を暗記していましたが、本一冊7000単語をテープ録音して希望者に渡しました。

やがて役に立つ時が来るでしょう。

12月には町中クリスマスの飾りでまるでお祭り気分ですが、クリスマスの音楽は殆ど流していないので、中国人に色々聞いてみてもキリストの誕生日以上のことは殆ど知られていません。

海口市も大勢のクリスチャンはいますが、町で公然と語るのは違法のようです。

大きい商店の店員はクリスマスの服を着さされ、帽子をかぶらされ、或いは店頭に立たされています。

彼等はクリスマスの本当の意味を知りたく無いのだろうかと、私は不思議に思いました。

知らせるには絶好のチャンスと考え、色々とやってみました。

先ずクリスマスのテープを沢山ダビングしてデパート、スーパー、ホテル等、人の集まるところに店内放送で流して呉れるように頼みました。

クリスマス近くでは、私もデパートや銀行でクリスマスソングをピアノで弾きました。

中国人には 只珍しいだけで、下手も上手も判らないようです。

又、繁華街に出て行ってプラカードを掲げようとしたのですが(中国では地面に置く)、仲間の日本人も中国人も反対で、公安(警察)に逮捕される前に石を投げられるからと…。

それでは石の無いところへ行こうと主張しましたが…。

もし捕まった場合、私の処分と中国人の処分とは大変な違いがあり、私の場合は悪くても国外追放ですが、中国人の若者は退学と将来を失う事になり、結局止めにしました。

それなら逮捕されないように公然とやろうと、単身省政府に乗り込みました(中国人は恐れてついて来なかった)。

しかし担当者は非常に親切で、一時間以上あちこちに連絡してくれて全く予想外でした。

クリスマスには私と娘(ホームステイの大学生)でサンタの服を着て、近所のスーパーの入り口でお菓子500個を2日間で配りました。

初めは不思議そうな顔で遠くから見ていた中国人もやがて安心してお菓子を受け取るようになり、最後には一緒に写真を撮りたいと、もうウンザリする程つき合わされました。

クリスマスも終わり、年末も年始も中国では簡単なもので、次に何をなすべきか祈っていましたが、以前やりかけた貧しい子供に毎日お粥を提供することも親の反対で挫折し、一時間も掛かる田舎へ行かなければ仕方ないかと思っていた時、神様は或る場所を教えて呉れました。

家からバスで20分位の田舎で、始めてみると子供は直ぐに集まってきました。

しかし2、3週間もすると親の反対があり、子供は来なくなり、やはり駄目かなと思った時、神様の言葉を思い出しました。

堂々とやろうと村役場へ行き趣旨を説明したところ、熱心に聴いてくれ、教育委員に連絡をし、又、小学校の校長に連絡してくれて、土曜、日曜、各2時間教室を貸してくれる事になりました。

何事についても疑い深い中国人が、前例の無いこの様な事にこんなにスムーズにいくのは全く予想外でした。

今思うと、神様の知恵はどんな人よりも10倍は優れていると感心しています。


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