ミネラルウォーターと聞いて、頭に浮かぶ銘柄は、世代によって違いがあると思います。
「お金を出して飲み水を買う」こと自体に抵抗があった時代には、「六甲のおいしい水」というのはインパクトがありました。
日本では、ほかの地域の湧き水や井戸水と比べて、六甲の水は特別においしいのかな・・・?
・・・と、本気で信じてしまいそうでした。
水を売っていること自体が珍しかったので、お金持ちしか買わないのではないか…とか、贅沢としてというイメージでした。
それが、今では安く流通するようになったこともあり、誰でもふつうにミネラルウォーターを買っています。
そのあと、「南アルプスの天然水」とか「阿蘇の天然水」とかが知られるようになったかなと思います。
20年前くらいには、ペットボトルを持ち歩くのがファッションのようになっていました。
ペットボトルホルダーで首から下げて歩く人は、オアシス小僧と呼ばれていました。
このときに使われるミネラルウォーターは、エビアンとかボルビックとかが多かったようです。
近年では「いろはす」とか「コントレックス」とかが、エコやオシャレなイメージで知名度をのばしています。
ジャンルでいうと、一昔前に酸素水が話題にされて、去年あたりから水素水が話題にされています。
酸素水とか水素水とかって、何がどのように良い水なのかが明確ではありませんが。
なんだかんだ言っても、結局は広告等の宣伝効果が大きいですね。