2024年04月18日
日本人女性はもてるのか? 2
前任者は”アタシはもてるの!!”と豪語していた。
(よく恥ずかしげもなくそんな事が言えるなあーと感心した。)
だから後任の私がちょっと違うかなーと分かった時の男性陣のリアクションが可笑しかった。
当時日本人は6人しか居らず、”東洋人の売春婦が居るんだよ。”とタクシー運転手が教えてくれた。
(へえ。。ご苦労なこって。)
ウルグアイで夜ホテルに戻った際に男がついて来た。怖かった。フロントで“警察呼んで!!”と叫んだら、そいつは何やら取り出して警官だと言う。ホントかいな。。
(ただのスケベ男だろう。)
アルゼンチンで週末は同じグループや家族と行動していて街中を一人ではウロウロしない。通りで”コンニチワ!”と声を掛けられても言葉が分からない。
スペイン人上司は浮気相手を孕ませ、日本人妻を捨てて再婚した。10年後に息子がその異母妹の写真を見せてくれた。
思わず、”なんてブサイク!” と言ってしまった。
人間の本質は中身だと言うけれど、神は公平だと言うけれど、美醜の基準は人によって異なると言うけれど、
美しい人は幸いかな。
海外で多くの夫婦を見て来た。
”日本人女性と結婚したら幸せなんじゃないか!!”と思ったことがあった。日本人の謙虚さは好まれると思う。
でも、これはあくまで部外者の印象であり、夫婦の事は所詮夫婦の事だ。
そのインタビューのイケイケ女子は自分がモテル事をしきりにアピールしていた。
”90歳にナンパされた!” と言った時、
えっ?私も声を掛けられる? と苦笑した。
それにしても。。やれブスだ!カルチャーだ!とこんな事をぺちゃくちゃ喋っていられるのは何と<幸せ>な事なんだろうか。。
春爛漫、山の緑も恋する季節だ。
ガンバレ ニッポン女子!
そして男子!
エンジェル
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2024年04月17日
日本人女性はもてるのか? 1
表題は<日本女性はもてるのか?>
在USA女性がゲスト。
ヨーコは、
”アジア人女性がモテるなんて話は聞いたこともないし、経験したこともない。ゲストはかなり自信をもっているみたいだけど…。なんだかねぇ〜。”
この ”なんだかねえ~” は私も同感で、つまり我々の好みではない女性と言う意味だが、彼女が発言している内容は興味深い。
”日本のカルチャーに魅かれるのではないか。”
日本と言うステータスはどの国でも敬意を払われる。戦後築き上げた国力と勤勉さは尊敬に値するとの認識があり、半世紀前の地球の反対側でもヤマハ、ホンダ、スズキは知られていた。
GNP第四位で街は綺麗、人々は礼儀正しく車内・トイレは清潔、四季が美しくて北斎のような豪快な絵があり、小澤やミヤビが居る。寿司、テンプラ、ラーメンと食文化も好まれる。
そして童顔のスーパースター大谷。
日本は魅力的なのだ。
<モテ無さそうな日本人女性がなぜ国際結婚出来るのか?>
今だったらセクハラの最たる記事を目にしたことがある。
その時の説明は、
ー 自分が持っていない物、東洋的な顔(ノペッとして目が細い)に魅力を感じる。
ー そしてガイジンさんと一緒に居るがゆえに目立ち、周囲は”妬み”もあって辛口な点数をその容姿に付けてしまう。
その対象はあくまで女性で随分と侮辱的な分析だったが、そもそも美醜の感じ方には個人差がある。
ブエノスアイレスの中心部に中華料理屋があって、よく食べに行っていた。
顔見知りになったイケメン台湾人ウエイターは学生時代に野球の試合で日本に遠征した。
彼に聞かれた。
”なぜ日本人はあんなにブスなんだ?”
一瞬言葉に詰まった。
遠征先が地方都市だったから、
”たまたまジャネエ??”
エンジェル
2024年04月16日
亀戸の香取神宮
”665年に藤原鎌足が東下りの際<亀の島>に太刀一振りを納め、香取神宮の分霊を勧請して旅の安全を祈願した。”
スポーツの神様。
大理石の太刀が嵌められた大きな<勝石>にしっかり触る。
”お力を下さい。。”
ふと、私は何に勝ちたいのか? と考えたが、良く分からなかった。
人生に勝ちたい!とずっと思っていたが、それがどういう事なのかが今では分からない。
私にとっての勝ちは<成功者>イコール<裕福で落ち着いた生活>だった。一度くらいは業突く張りになってみたかったけれど(まっ、24オクは無理)、現実的には大半の人は<吾唯知足>を噛みしめるのみだ。
自分の弱さに勝ちたいのかもしれないが、こんな事を考える事自体がもうメンドクサイ。
本殿脇に池井璃香子嬢への応援の絵があった。
彼女はパリへ行ける、本当に良かった。
桜の花びらは気まぐれに散り、街には<勝矢祭>の幟が立っていた。
武者行列が5月5日に行進する。
振り返ればスカイツリー、
”ああここは東京なんだ。。” と我に返る。
神社仏閣を尋ねていると、時間と場所の感覚がふと消えてしまう事が多い。
清浄な気の流れがそうさせるようだ。
エンジェル
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2024年04月15日
亀戸の喫茶店に絵を飾る
案内葉書には”コーヒー1杯無料”とあるが、それじゃあ採算が合わないだろうと思っていたら、後で先生が我々に請求する事になっている。
なんでそんな面倒な事をするんだろうか。。
(マスターひとりでは客が数名来たら対応できないということか。。)
昔懐かしい<小さな喫茶店>で常連客が集まる所だ。
カウンター6席、テーブル3席ほどの小さな店で<長居>をする店ではない。
少しでも売り上げに貢献したいと思ったが、朝9時で食べられるのはトーストだけだった。
我々の絵が20点並んでいる。
別のクラスと一緒なので半分は既に見ていたが、同じ高さにずらりと並べられるともうそれだけで仲間意識が芽生えたように存在感が増してくる。
先生はいつも”絵は額縁よ!”と言っていたが、なるほど、額縁に納まっているのと床に広げた状態では印象ががらりと変わって来る。
この喫茶店では一年中写真や絵画等を飾っている。
てっきり店主の発案かと思ったらどうも夫人のようだった。
父親が版画家で、川越美術館に作品が展示されていると言う。
”父は宗像志功と版画を習っていた。”
”えーっ!!”
エンジェル
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2024年04月14日
千鳥ヶ淵へ花見に行く
丁度会社員たちが昼飯を食べている。
あれ、しまった。。
私も何かを持ってくれば良かった。今から駅に引き返しても、あの辺に弁当屋なんてないよなあ。
英国大使館にはワインのポスターと飾り付け。イギリスワイン??
ここの庭も桜が多いんだよなあ。
あら?大使館員2名が袋を下げて入っていく。
(どこで弁当を買ったんかいな?)
桜を眺めながら飯を喰う。何て素敵な習慣(?)だ。
実にのどかな風景だ。
曇りのせいか昨年よりは人が少ない気がした。
アジア人が圧倒的に多い。
日本人は突っ立っているが、あちらではグラビアにでも載せそうな大きな笑顔と派手なポーズで写真に納まる。
そうだ、九塞溝で寝っ転がってでも一枚を撮ろうとする人がいたっけ。。
廻りを気にしない、自分がしたい事をする。
それでいいのだ。
所詮、人の目がなんなのさ。。
静かに桜を満喫して九段下迄降りて来た。
あれまー。。マンモス大学の入学式だ。
最近は入社も入学式も真っ黒なスーツを着るのか。。
一瞬、葬式に出くわしたかと思った。
なんで明るい色の服を着ないんだ?女子ヨ!
ガンバレ 女子ヨ!
ガンバレ ニッポン!
エンジェル
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2024年04月13日
ピの曲
名前を聞いた事はあったけれど、どうも<歌手>らしい。
そこで調べてみた。
ふむふむ、韓国一の美女と結婚しているのか。。
(これが私の気になるところ。)
ユーチューブで曲を聞いてみよう。。
最初に見たのが2016年の香港コンサート。
びっくりこいたとはこの事だ。
こんな踊りが上手くて格好良い人が20年前から居たんだ。
なんで知らなかったんだろう。
少し高めの声は私の好みでは無いが、何度もコンサートやPVを見ているうちに慣れて来た。
この声って誰に似ているんだろうか。。
クワタでもないし。。
それにしてもBTSがヒットするずっと前からその布石があったんだ。
各曲のイメージ作りが凄い。
髪形、服装、振り付け。スーツ姿で踊る。
(明菜ちゃんもびっくりだろう。。)
少年から青年、そして成人とこのように変化(成長)するのか。。顔が全部違う。こんなに変わる物なのか。イマイコウジの様なドングリ目から細い目、そして大きくなったり細くなったりする目。
185cmが踊りまくるのだから迫力が半端じゃあない。そしてバックダンサーが又素晴らしい。
肉体歌手と呼ばれ肉体美をコンサートで見せる。これが売りのひとつ。
ビートの効いた曲の転調が面白くて、ボヘミアンラプソディーより派手でこんな曲は日本には無い。
毎日のように聞いていたら、実は柔らかく美しいメロディーが多い。
プールで歩きながら彼の唄を口ずさむ。
人は私がイカレテルと思っているかもしれないが、歩くのに丁度良いテンポなのだ。
本当は踊り出したいところだが道路でステップを踏もうものなら、2-3歩で膝の痛みで倒れてしまうだろう。
水の中は楽なのだ。
アジア的な柔らかいメロディーとビートが心地良い。
なんでもっと早くに彼を聞かなかったか、東京のコンサートを観に行かなかったか。
その頃だったら踊れたのに。。
エンジェル
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2024年04月12日
バスツアー 4 久遠寺
行ってみて初めて分かった事。
前日(お祭り期間)まで一般車は入れずにシャトルバスが運行していた。
翌日は<遅い満開>を見に観光客が大勢やって来た。
細い道は一方通行となったので、一度並んだら先客が駐車場から出ない限り車は動かない。
大型バスの駐車場は空いていたのに、一般乗用車を追い越せない。
シャアナイと思いながら、川沿いの桜を見る。
2-3分の距離が80分掛かり、寺の見学時間が60分となってしまった。
おまけに奥の院迄のロープウエイ料金が含まれているので有無を言わさずに我々はそちらに誘導された。
そして折角、奥の院に来たのだからと足早に参拝した。
此処からは富士山の頭が見える。
さっきは裾野で今は頭だけ。
でも、その景色だけで感動する。
復路のロープウェイを10分待って境内に戻る。
時間が無くなる。
先ず手洗い、そして境内の桜へと本堂を行き過ぎようとして、
”そうだ! 加山又造の墨龍だ!!”
これが私のお目当てだった。
天井画はこれまでも見て来たがやっぱり凄かった。
それから遠くに枝垂れ桜を見たがそこまで行く時間がない。私の想像よりも小さかったので引き返した。
その時にこの寺の紹介写真は俯瞰だったと気付いた。
だから地上の私に桜と本堂のバランス良い写真が上手く撮れる筈が無い。。
眼下の堂宇はそれぞれが見事な桜色に包まれていた。
ここは。。プチ吉野だわ。。
エンジェル
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2024年04月11日
バスツアー 3 清水港
清水出身でバルセロナに住んで居る男でラスパルマスで私が難儀していた時に助けてくれた。
一昨年帰国した時に会ったが、その後何にも言って来ないなー。
元気にしているんだろうけど、”清水に行ったよ!”とメールを打とうか。。
駿河湾のクルーズでお弁当を頂く。
クルーズと言ってもホンの小さな範囲で、雲で富士山は見えず、三保の松原ってどの辺だ??
エッ、清水エスパルスのスタジアムがあれか。。
S-Pulseって書くんだ。。知らなかった。
Sが Soccor, Shimizu, Shizuoka で Pulse が心臓ですって。
(いやー、凄い意味なんだなー。)
カモメが飛び交っている。
暫くして”イルカが居る―。”とアナウンスがあった。
湾内に4頭生息し、1頭は赤ちゃんだそうだ。
甲板に出たら外人さんが落ちてた餌を拾い集めてカモメにあげていた。
どうしてこんなに落ちているんだろう?
”突っつかない? 痛くない?”
彼女は笑いながら、”YES” と言うんだけど、突つかれて痛くてそれでも笑って餌をあげているってドーユーコト??
”あなたもやってみる?”
やってみよーか。。
ドッグフードのような餌が結構階段に転がっていた。
やっぱり。。
突つかれる。くすぐったいと言うよりは犬の肉球を感じながら爪で引っかかれたような。。
カモメは一粒を咥えてはさーっと流れていく。力をふと抜くんだろうなあ。
手の平に脚を架けるかと思っていたが、近づくカモメはどれも必死の形相で態勢に入りぐっと首を突き出す瞬間には<迫力>を感じた。
でも、横から割り込むのが居ないって、彼らの力関係はどうなっているのだろうか。空中を飛びながら順番を決めているのだろうか。
空中で止まって、餌に齧りつくって余程筋肉質なんだろうなあ。
続けて二粒咥えたのがいた。
あれまあ。。
嘴を上に向けて飲み込む仕草もないし、いちいち飲み込んだにしては早すぎる。啄みながら吸い込むのかしら?
そんな事を不思議に思っていたら、最後の三粒を鳥はピッピッピッと続けざまに咥えた(飲み込んだ)。
唖然とした。
あの長い嘴には5粒位入るのかしら?
凄い根性だ。
腹が減っていたのか、貪欲なのか、折角だからとまとめて食べたのか。。
”まあ。。アナタも大変なのね、生きていくのは。。”
添乗員は ”イルカもカモメも見られてラッキーですね。”
そっか。カモメは渡り鳥なんだ。。
”ラッキー”と言われても余りに緩い時間を過ごした印象だったので、そんなものなのかしら?
エンジェル
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2024年04月10日
バスツアー2 富士山
添乗員は丁寧にルートを説明してくれた。
これは我々の頭に地図を描かせるから、ボケ防止にとても良い事だと思う。
私の後部座席の60代女は新宿を出てから次のドライブインまで70分間喋り続けていた。
もう。。病的だった。
添乗員の注意事項なんて全く聞いていない。
それが小さいけれど結構通る声で耳元でずーっと話されているようだった。面白い話題だったら聞くんだけれど、何を言っているのかも全くわからない。一時間も聞かされていたらそれが耳に居ついてしまった。
(たまんないなあ、コレ。。)
疲れていつかは静かになるだろうけれど、その内にまた突然復活したら私が頭痛を起こしそうだ。
バスはガラガラだったので後部に移動した。
それにしても連れの40代は家族じゃあないし、気を遣って話していたから同僚かしら。。
富士山の裾野がちらりと見えただけでも皆はシャッターを切る。
(まるでロングスカートの婦人のようだわ。。)
富士山の東側からぐるっと南下していく。
添乗員の浅間神社の説明が面白かった。
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は火の神様で出産のときに周りに火を焚いたとか。
その由来と親族を簡潔に教えてくれた。孫だったかしら、海彦・山彦が出て来て竜宮城の豊玉毘売命(トヨタマヒメ)を見初めて一緒に成る。
聞いたことのある神様がやっとこれで結びついた。
”そして、天皇家の祖先になる神武天皇に続きます。”
(へえ。。)
宮崎・日南市を旅行した時、神社の由来を読んでも神様の名前が多すぎて頭に入って来なかったけど、目で読むよりは耳で聞いた方が神々の姿を想像できるからすんなり頭にはいる。
古事記だっけ日本書紀だっけ。。
読まなくっちゃ。
エンジェル
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2024年04月09日
バスツアー 久遠寺の桜と清水港 1
集合場所では4コースの受付をしていた。
そして外人さんが多かった。
聞いてみたら<富士山と桜>のツアーが2件あった。
彼らの受付は20分後なのに早めに来ていたので、
ー トイレ行くなら京王プラザへ行ってくれば?
ー 富士山が見えるといいですね。
ずっとぐずついた天気だったので、
ー 桜の種類も多いので検索すれば都内の何処かで満開の桜が見られますよ。
― 週末には皇居が綺麗ですよ。ETC。。
我々のツアー参加者が現れない。
添乗員が会社と連絡を取っている。
”えーーっ!
ワタシここにずーーっとおりますが。”
遅刻者は”バスの前にいるのに、添乗員が居ない!”と会社に連絡を入れた。
その時点では自分のミスに気付いていないようだが、添乗員は丁寧に説明した。
東京モード学園の前です!!!
これで一件落着かと思ったが、中々現れなかったので私はてっきり都庁の駐車場へでも行ったのかと思っていた。
後で聞いたらすぐ角を曲がった辺りだったらしいが、遠回りして駅の方からやって来たと言うから余り土地勘のない人だったのだろう。
現れたのは母子でお揃いの水色のパーカーに紺のスパッツ。
余程気合を入れて来たのだろうが、母子で同じ格好って。。却って違和感ありだ。
驚いたのは出発を10分遅らせたのに、”お早うございます。遅れてスイマセン。” のひと言も無くさーっと着席した。
40代の娘も70代の母親も。
私は失礼な親子だと思った。
やっぱり親を見て子は育つんだ。。
総勢25名と少なかったからそれこそ一人一人に(私だったら)頭を下げる。
昼に東京から個人で来ていた夫婦にこの話をした。
”失礼な人達だと思ったんですが、私が厳しい感覚なのかもしれませんね。”
と言ったら、ご主人が、
”いや、皆そう思ってますよ!”
エンジェル
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2024年04月08日
水中歩行用の備品
針で水を抜こうとしたが皮膚が部厚くて届かない。
これは無理だわ。化膿してはしょうがない。。
自然に水が引くのを待つしかない。
そこで布で足当てを作ったが、こんなに力を入れて水中を蹴っていたのかと思うくらいめくれ上がる。後ろ向き歩行では外れそうになった。
(こりゃあダメだ。)
たまたまスーパーで三枚1000円の綿の靴下カバーを買う。
重ねて穿いたカバーは1時間で二枚ともに穴が開いた。
(これもダメだ。。)
こうなったら意地でもこれを有効に使おうと足の裏を補強する。
マジックテープを縫い付けたがそれもめくれ上がって、足裏から出せなかった力で側面に穴が開いた。
靴の”下敷き”を貼ったがそれも1-2回で破れてくる。
”なんやかんややっても、
結局ゼニ失いね。”
と友人に笑われた。
トルコ帽のゼキ氏がカバーを穿いていたので尋ねる。
ネットで買ったと言うので調べた。
同じものは無かったので<ウオーターソックス>を購入しよう。
700円だったのにボタンを押したら1600円と出てきた。
売り手はそうやって利益を得るのか、そういう決まりがどこかに記載されているのかしらと思ったが、これでOKとボタンを押したら、”これを買って下さい。” みたいな画面が出てきた。
ん??
何なのこれ?
どうも最低2000円を買わなければ先に進めない。
左上には”<送料無料>の文字がある。
そのリストには別に欲しい物も無かったし、それが駄目ならと注文を諦めたら、翌日<注文が完了してません>メールが入った。
なんなのよ。。
少しムカついた。
<個人データを消したい方はこちら>の案内に従ってボタンを押したが、何やら私には意味不明の画面が出て来た。
データは残るわ、注文は出来ないわで ”押し売りにあったようで不愉快でした。”と返信した。
にもかかわらず何度も同じメールが入る。
<注文は2000円から受け付けます!>とはっきり書けばいいのよ。
先日は他会社で携帯電話番号が必須とはじかれた。
これじゃあ私はネットの購入は出来ないようだ。
これって笑い話なのかしら。。
エンジェル
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2024年04月07日
スーパーマンが教えてくれた
膝の手術が嫌でこちらに通っていると言ったら、色々とアドバイスを呉れた。
”XX病院でセカンドオピニオンを聞きなさい。”
(はい、その時はそうします。)
僕の80歳の知り合いが翌日から歩いてますよ。
(それは有りえません。。)
立ち止まって指導してくれる。
”あなたはどんな歩き方をしていますか? 腿をぐっと上げて腹に近づける。遅くても良いから歩幅を小さくして歩くんです。これが大腿骨と腿に良いんです。”
次に私の隣に来た時には呼吸を教えてくれた。
”足を持ち上げた時に息を吐くんです。フッフッフッってね。”
彼は歩きながら、私の様子を見てくれた。
”これ、結構きついですねえ。”
この後で、
”腕を大きく開いて後ろに持って行き肩甲骨を開く!前屈みに歩いて猫背になったのをこれで直す。”
スーパーマンはこれで毎回ささっと歩いていたのか。。
エンジェル
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2024年04月06日
リハビリ室で聞いた事
80歳近い婦人だ。
体がどうとかと話をしていた。
”部品なら取り替えられますが、体の根幹は変えられないんですよネーー。。
其れだけ30年も体を使って来たんですからねえ。。”
30年?
私は思わず顔を上げて私の施術士に小声で、
”30年? って、なあに? あの方手術を(30年前に)したの?”
彼は小さく首を振ってニコッとした。
何なんだろう。。
数秒後に気付いた。
そっか。。
主任は愛想の良い30代で彼女の年齢を言う代わりに、お世辞(?)で”30年”と言ったんだ。
気を遣って話をしているんだ。。
最近、坐骨神経痛がどうにか治まったと思ったら、今度は手の平が痺れる。
”手根管症候群”ですねと医師が本を見せてくれた。
最近の医者は口だけでなく、きちんと図を指して痛みの原因と処方を説明してくれる。
”最悪この部分の筋肉を切開するという方法もあります。”
(それは要らんわ。)
”安静にして手を使わないように!”
そう言われてもなー、毎日調理しているし。。
パソコンも裁縫もする。
ー 納豆のカラシ袋が破れないのでイラっとする。
ー ラーメン袋がぱっと開けられない。
ー お気に入りのおせんべいの厚手のビニール袋に切れ目がない。
ー 切れ目があっても破れないので鋏を探す。
ー 紅茶花伝の蓋が開けられない。
先日は喉が渇いて買ったのに蓋が開けられずに困っていた。
数名が向こうからやって来る。
(誰に頼もうか。。)
3番目に来た若い清潔そうなお兄さんにお願いして開けて貰った。
(こういう時でも相手を選ぶ。)
握力が無くなったってことなのね。。
ああ、つらし。
エンジェル
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2024年04月05日
M子とバスでの会話2
お互いに関わりを持ちたくないだろう。
私は運動をしに行く。それだけの事だから結局は個人情報を話すのもメンドーくさい。
薄いピンクのジャンパーの女性が振り向いた時にM子と気付いた。
彼女は私をはっきりとは覚えていない。
”何かスポーツが一緒だった方でしたっけ?”
”そうですよ。太極拳ですよ!”
記憶は薄れていくようだが、思い出せば話が出来るからまだ良い。
ただ補聴器を常時つけていないので声が大きくなる。
”連れの方を何度か見かけましたけど、ご機嫌如何でしたか?”
”あれは主人の弟です。”
(ボーイフレンドじゃあないんだ。。)
体調がすぐれなかったといつも帯状疱疹の話をする。
”医者へは?”
”もう、自分で分かるのよ。。ゆっくりしていれば大丈夫だから。”
(帯状疱疹と聞くたびに私の方が驚く。)
一番前の席に並んで座る。
彼女は独身の長男とマンションの話を延々とした。
声が大きいもんだからバス全体に拡がっていく。
話しかけて来るので適当な相槌を打つ私の声も大きくなる。
父親がマンションを一棟建てた。
入居者は全員兄弟・親戚で固めた。
長男は男子中学校だったので女性が苦手。
(それはカンケイないでしょう。。兄弟は結婚しているんだから。。)
エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ。
(まあ。。金持ちってことやねえ)
プライバシーがダダ洩れだわ。
その独身息子が母親に愚痴ったそうな。
”アノ頃、かあさんが結婚相手を見つけて呉れれば良かったのに。。”
(何ちゅう息子だ。)
息子の年は私と二歳しか違わないと言う。
思わず私の表情が明るくなったのと同時に彼女の表情が暗くなった。
(嫌われたか。。)
でも、どうも話が合わない。
M子は息子の年齢も勘違いしているようだ。
彼女は自分の事で精一杯なのだから、何時迄も親の所為にしてもしょうがないでしょうよ。
ガンバレ、50か60か70歳の息子よ!
エンジェル
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2024年04月04日
M子とバスが同じになる
私の事は全く覚えていないが、在籍中に殆ど話をしたことが無かったからしょうがない。。
あれからちょくちょく会う。
先日彼女が話をしていた女性の名前を尋ねる。”Tさんよ。”
(そっか、M子さんにTさんか。。)
私の記憶がやっと結びついてすっきりした。
M子は私に会う度に、嘗て一緒だった事を忘れている。
別にもうどうでも良い事だけれど、
”フジイ先生だったの?”と何度も聞き返された。
”あの方と私は同い年なの。彼は94よ。私は。。88だけど。。” と言った。
なんか話が噛み合わないと思ったけれど、耳が遠いし聞き流す。
そのうちに”私は6年生まれだ”と言ったので思わず、”何の6年ですか?”とアホな事を尋ねてしまった。
”ショーワヨ!!”
そうすると。。今は。。94歳ですねえ?
M子は、
”エッ? 94なの? アタシ?”
とさも驚いたように目を丸くして自分を指さした。
驚くのはこちらの方だ。
それにしても自分の年齢にそんなにびっくりするか?
でも、年齢なんてもう気にする必要も自覚する必要もないか。。
こういう年の取り方もいいもんだ。。
エンジェル
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2024年04月03日
盆踊り教室 安木節
それを私は知らなくて、部屋に戻っり衣装を着けた後ろ姿を見て、”ああ、安木節ね。”
そう言ったら、仲間が”知らない。”と言ったのでそれに驚いた。
ありゃあ<ドジョウ掬い>。
ドジョウ掬いと言えば<安木節>だ。
先生は男性と女性の所作を混ぜてみましたと仰ったけれど、私が現地で見たのは男性のだった。
笑いが出る程面白かった。
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2024年04月02日
風呂場のおきっぱ
この日は天気が悪くてガラガラだった。
16個の洗い場がある中で客は3ー4名だった。
壁際ではなく中央の両サイド3人掛けの端に座る。此処なら例え隣に人が来ても泡の行方を気にしなくて済む。
向こうには籠が置いてあるから誰かが座っている。
自前のシャンプー・リンスをビニール袋に入れたまま露天風呂に向かった。
念の為、桶に水を入れた状態にしておいた。
(此処、使ってます。。)
10分ほどで戻ったら、あら? 太った70後半の女が座っているではないか。
私は一瞬間違えたかと思ったが、いやいや、私は其処に座っていたのだ。
近づけば私のビニール袋は端に寄せられていた。
私は黙ってそれを取り別の席に行こうとしたら、そのXXばばあが、
”おきっぱはダメなのよ!!”
はっ?
私は言葉を失った。
後になって、何も言い返せなかった自分にも腹がたった。
どうして何も言い返せなかったのだろうか。兎に角その時は唖然として頭が廻らなかった。
何言ってますの???
これだけ空いてる椅子があるのに人の居た場所を盗っておいて、おまけにその人に怒鳴りつける?
(アンタ、窃盗罪ちゃうの??)
シャンプーした後で湯船に入るわよね?
アンタのその籠もいちいち棚に仕舞うんかいな?
混んでたらシェアーすれば良いだけのこと。
”おきっぱ” って日本語もオカシイ。
この場所が好きだから使わせてっていうのがフツウだろう。尤もあれだけ空いていたらそんな我儘は言わないわなあ。。
可愛くないXXばばあだ。
一体どんな神経してんだこの女。。
(まともで無い人が此処にいるんだ。。意地悪なパンダみたい。)
ハッと我に返ったら、あちらもこちらも素っ裸。
みっともない真似は出来ない。
(これは第三者が見たら笑える場面だ。)
うちら二人はただのアホだ。。
服は<防具>なんだ。。とつくづく思った。
この日、帰宅までに”XXバアア!!”と5回(小さく)叫んだ。
その後の数日間もふと思い出しては”XXババア!!!”と罵っていた。
時が経つほどにムカつきが増す。
(私も小さいなあ。。)
たまたまそこを利用している人に言われた。
”居るのよ!!ヌシみたいに威張るタチの悪いばあさん連中がいるのよ!!”
エンジェル
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2024年04月01日
臨床美術 さくら
だからと言って、それで関心が膨らむかと言えばそうでもない。
(なんでも良いのだ。)
小さな桜の屏風が机に置いてあった。
”<花曇りの桜>を描きます。”
私は花曇りより青空に大きく笑っている桜が好きだけど。。
色紙の半分に先ずアルミホイルを貼り付ける。
これで<曇>を表現するようだ。
絵筆を使わずに丸めたアルミに絵の具をつけて桜の木を描き、スポンジを押しながら花を描く。
かすれた感じを出す。
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2024年03月31日
杏の花
梅よりも桜よりも、密に固まって咲くあずき色の蕾。
蕾が沢山落ちていた。
鳥が茎を切ってしまうようだが、蜜もないのになぜ食いちぎってしまうのだろうか。
蜜がないから鳥がやけを起こすのだろうか。
拾って水につけて置いたら綺麗に咲いた。
同じ光景を昨年も見たっけ。。
テーブルに大きな春ふたつ。
毎日杏の開花状況を見ていた。
あれ? あれはナンダ?
巣?
その巣が木と同じように黒い。
カワウの巣は枯れ木のベージュ色だったけれど、こちらは本体に同化してしまったようだ。。
いつからあったのだろうか。。
ようく見れば小さな羽毛がくっついている。
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2024年03月30日
カワウの飛行
カワウって重そうに飛ぶなあと思っていた。
バタバタバタと。
黄色い嘴に長い首に黒い体。
鳥好きの友人は ”目元からの羽根の流れが美しいのよ。”
カラスの方が大きい様だがもっとスーッと飛ぶ気がする。
頭上に来たカワウの翼は綺麗な”ヘ”の字になっていて、
美しいじゃん、格好良いじゃん。
立派な翼じゃん。
あれ? 電線のあたりでモタモタしている。
こちらはバスに乗っていたので、ウが其処に留まっているように見えた。
どうしたんだろ、あれ?
もしかして電線に絡まっているの?
何だか。。
五線譜の<休止符>みたいだった。
一瞬大型トラックに隠れてしまったが、動き出した時には無事に遠くにいた。
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2024年03月29日
スーパースターのスキャンダル
ただ余りの規模の大きな話に好奇心旺盛な人の想像力は止められない。
細部への広がりを幾らでも勘ぐって首をかしげる人も多い。
知らなくていい事って一杯あるけれど、いざとなると知りたくなるものだ。
数学の問題を途中で放棄したような変な感じだ。
朝一の衝撃的な解雇のニュースで数日の間通訳の映像が繰り返し流れていた。
これにうんざりした人も多い。
多分韓国入りした時のだろうが左上を振り向いているのが一番多かった。
ん??
ナンダロウ。。この既視感?
どっかで見た表情だ。。
そうだ!! フェルメールの
”真珠の耳飾りをつけた女”
(でも、眼には怖れと小さな威嚇があるなあ。。)
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2024年03月28日
三度目の採血
こんな心構えで臨んだ採血だった。
もし採れなかったら。。もう此処を止めよう。
そうすると私のホームドクターを新たに探さなきゃあいけない。
看護士は左腕で失敗した。
(これで右が駄目ならもう帰ろう。。)
左手の甲を指して、”ここで採りましょう!”
他の病院で針を動かされて”ギャー!!”と叫んだ事があるので、”否だ!”と言ったのだが、端から右腕で採る気は無いようだ。
”先生がここで採れなかったら、<足の動脈>でとるそうです。” と足の付け根を指した。
足の付け根の動脈って。。
びびるじゃあないか!
神や仏に祈るとはこういうことか。。
採血の間、私は眼を閉じている。
“採れてますよーーー”って、10秒経ってから言われた。
(もっと早く言えや!!!)
良かった良かった良かった。と隣室の院長もホッとしたようだ。
”こんな事って頻繁にあるんでしょうか?”
”40年で初めてです!!”
(驚くのは私の方だ。)
看護士は院長に大きな声で復唱した。
”40年で初めてで~~~す!”
(其れって、自慢じゃなくて恥ずかしいことじゃあないの。)
前回同様、看護師は飴玉を呉れた。
(そんなもん貰っても嬉しかあないわ。)
毎回こんな具合じゃあ病院を変えようかなあ。。
でも、看護師は採血が上手いですか?と受付で聞かなくちゃあいけないし、今更乍らUSAへ行ってしまった馴染みの看護師が懐かしい。
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