低FODMAP食生活、14日目に思うこと。
低FODMAP食生活、14日になりました。
低FODMAPについて、シンプルに言うと「たまねぎ抜きのグルテンフリー」という食べ方です。
以前は朝パン、昼パスタ、夜パスタ、また朝パン、昼肉、夜パスタ、次の日も肉…みたいな生活をしていました。
たまねぎも、ほとんど毎日1/2個くらい食べていました。
3ヶ月ほどすると、月に1回〜2回、膨満感や倦怠感を感じて1〜2時間、ときには数時間、横になって休まないといられない、みたいなことが何度かあったのです。
これは「食べ方が間違っているのでは?」と思い、
『なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる! 世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法』
(2017/10/24 江田 証)
という本にある「低FODMAP」という食べ方を試してみることにしました。
主に3つ、書いていきたいと思います。
・小麦をやめると若返るという理由
・新たに好きなものも見つかった(part2)
・食べ物と肉体&心理的つながり(part3)
「小麦をやめると若返るという理由」
大きな変化は「砂糖が苦手になっちゃったかも」です。
小麦オフのついでにやってきた、おまけみたいな現象でした。
砂糖&小麦、とか、砂糖&豆(高FODMAP)という組み合わせがくると、
なんかもう、眠りの呪文をかけられたかのように、猛烈に眠くなってしまいます。
つまり、前は大好きで必須だった「お菓子」たちがそれ。
パンとパスタ、うどんをやめていたら、市販のお菓子のクッキーみたいなものは、受け付けにくくなってしまったんですね。
そういうものを食べると、数分後に猛烈な眠気に襲われるんです。前からそうでしたら、前の比ではない、と感じるくらいに強烈な反応になりました。
なので、クッキーや饅頭などのお菓子を避けるようになってしまったのです。
はっきり言って「つまんない」です。(笑)
お菓子を美味しく食べられないんですから!
それにしても「肌ツヤは格段にいい」のです。
低FODMAP生活を始める直前には、目の下の変なシワとたるみ、肌色のくすみが気になっていました。
それが1週間ほどで「ちょっと肌ツヤがいいかも?」と思いました。
そして14日目には「これはもう小麦オフをやめられないかも…」と思うほどになりました。
なので、美容を気にするなら「小麦食品を食べない価値は充分にある」と思い始めています。
「老化現象」=「糖化現象」?
「老化現象」は「糖化」により起こると言われます。そういう理由で、美容を気にするなら砂糖をやめなさい、と言われるのでしょう。
そして、砂糖よりも小麦のほうが、血糖値を急激に上げるのだそうです。
そうだとすると、その小麦をオフしたことで、結果として「糖」の全体的な摂取量が減った。
その結果、「糖化」を抑えられた。
肌ツヤがよくなった、ということはこういうことなのかな、と考えています。
それもたったの1週間で。
私の場合は、昨年のアレルギーチェックで何も反応がでなかったので、遅延型ではない限り、小麦アレルギーではないはずです。アレルギーではない人なのに、小麦をやめたことでいろいろと調子がいいとなるのなら、グルテン不耐症の”け”はあるのかもしれない、と思っています。
結果的に「砂糖オフ」にもなった
「お菓子」というジャンルを見ると、小麦&砂糖、という組み合わせはとても多いです。
クッキー、ケーキ、和菓子にも、小麦粉は含まれています。
もともと糖の量が多い小麦にさらに砂糖、なのですから、最終的な糖分摂取は、含まれる砂糖が何グラムかというのより多い、ということになると思います。
小麦をオフしたのでお菓子の量も減り、結果的に「砂糖オフ」にもなった。
だから、肌ツヤがいいと感じる要因になった、ということでしょう。
そうとはいえ、完全にゼロにしたわけではありません。
友達とケーキを食べようと言った日や、身近な人の誕生日ケーキなどは食べていました。
それにやはり、市販品を買うと、どうしても小麦粉が少し入っているとか、たまねぎや豆乳などがスープの素に入っているということはあるわけです。
そういうものは気にせず使っていました。
避けたのは、原材料が小麦粉のもの、グルテンフリーであっても、とうもろこし粉が入っているもの、くらいです。
わざわざからあげやとんかつを食べなかった、というような、そのくらいです。
この程度の「オフ」でも、効果は感じられるということです。
低FODMAP食生活をしながら読んだ本がもう一冊。
『ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版』
(2018/4/26 ノバク・ジョコビッチ (著), タカ大丸 (翻訳))
グルテンフリーについての本ですが、それだけ書かれているのではありません。
「食と身体、心に関する大切なメッセージ」が込められています。
グルテン不耐症やアレルギーの方だけでなく、万年ダイエットしてる、太りすぎる、痩せすぎるなど、食べ物にまつわるお悩みが少しでもあれば、ご参考になさってはいかがでしょうか。