ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

識字障がい専門の先生を探しています

2022-07-29 | 障がい児教育

今習いに来ている生徒さんのうち、
少なくとも2人が識字障がいです。

それぞれお母様達から、
そのことを伺ってはいたのです。

しかし、ピアノのレッスンには支障がありませんでしたし、
レッスンの時も、その事には触れずにきました。

ただ時々、お母様達から

「計算は出来るのですが、文章題は全然出来なくて。」
と、雑談の際に相談されることはあります。

その度に、

「療育の先生や、市の窓口に問い合わせたら如何でしょうか。
あと、主治医の先生が情報をお持ちかもしれないので
聞いてみて下さいね。」

とお伝えしていました。

 

 

1ヶ月位前のことです。

レッスン中にテツ君(中2・ADHD)が、

「僕、教科書が読めないんです。
読めても、凄く時間がかかるし、意味も頭に入ってこないんです。」

と言いました。

「そうなのね。それは辛いね。
学校の先生に相談してみてね。」

としか言えず、その会話は終わりました。

 

すると、次の週も、その次の週も、
同じ事を私に言うのです。

あ~これは、私に助けを求めているのかな?
と思いましたので、

お母様に、その旨をお伝えしました。

 

すると、
「私自身、どうしたら良いのか分からず、
そのままにしてしまっていました。」

と仰いました。

「多分、お子さん自身、凄く苦しんでいると思うので、
なんとか解決策を見つけましょう。
私も協力します。」

 

 

このような経緯があり、
私は、識字障がい専門の先生をさがしていました。

知り合いの療育の先生や、
友人の特別支援学校の先生にも相談しました。

市の発達障がい関係の窓口にも電話して聞きました。

しかし、満足な情報は得られず。。。

 

「識字障がい」「塾」「◯◯市」と検索すると
色々と出てきますので、そこに電話をしたりもしました。

(その生徒さんは◯◯市ではないのですが、
◯◯市が、近隣では1番大きな市なのです)

 

ある大手の個別塾もヒットしたので、
電話をしてみましたら、

「ああ、大丈夫ですよ。引き受けます。」

と気安く言うのです。

「専門の先生がいらっしゃるのですか?」

「いえ、こちらに専門の先生は居ませんが、
本部には専門の先生もいるので、相談しつつ指導します。」

「そうなんですね。
では、直接指導するのは、普通の大学生でしょうか。」

「そういうことになりますね。」

 

う~ん、それは無理があるかも。

発達障がいのお子さんの指導は、
予期せぬ反応や展開もありますので、
普通の大学生には、やはり難しいと思います。

丁寧にお断りしました。

 

あと、個人の塾もヒットしたので電話をしてみました。

「ああ、引き受けますよ。
私が教えたら、識字障がいも治りますから。」

「えっ! そうなんですか。」

「はい。 訓練すると、治るんですよ。」

 

う~ん、それは無理じゃないかな?

勿論治ったら嬉しいけれど、
識字障がいが治ることがあるのかしら?

稀に、ごく稀に、凄く軽度の場合、
長い間 訓練を重ねて、

表面的な症状が軽くなったとしても、
それは治るとは言えないんじゃないかな?

 

その先生の、自信に満ちた話しぶりに、
ちょっと心が揺れそうになりましたが、
保留にさせて頂きました。

 

こんな感じで、
識字障がい専門の先生探しは、今も続いています。

この夏休み中に見つかると良いな、と思っています。

 

 

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