ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

それは対義語ですね

2022-11-21 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

先日のルイ君(特別支援校・中3)のレッスンの時の事です。

一通り、通常のレッスンが終わった後で、
久しぶりに、長調と短調の説明をしました。

まず、短調の曲を弾いて

「ルイ君、この曲はどんな感じの曲ですか?
明るい曲かな?それとも暗い感じかな?」

と尋ねてみました。

「暗い感じです。」と答えました。

「そうね。こんな感じの暗い曲を、短調と言います。」

私はそう言って、楽譜に【短調】と書きました。

 

次に、長調の曲を弾いて

「この曲は、どんな感じですか?」

と尋ねました。

「明るい感じです。」と答えました。

「大正解
明るい感じの曲を、長調と言います。覚えてね。」

 

するとルイ君は

「それは、短調の対義語ですね。」

と静かにいいました。

 

「そうです その通り
短調の対義語は、長調です。 よく分かりましたね。」

ルイ君は、得意そうに にっこりと笑いました。

 

私は、長調と短調の違いを もっと深く掘り下げようと思い、
長調の曲と、短調の曲を、何曲か弾きました。

最後に、「ちょうちょう」をハ長調で弾いた後、
「ミ」の音に♭を付けて、ハ短調で弾いてみせました。

ドラマチックに伴奏も付けて。

何て可哀想な 蝶々。。。。。

これは、凄く受けました(笑)

 

次に、机の前に座らせて、
ノートに鉛筆で、短調  と書かせました。

そして、
「短調の意味をルイ君が考えて、その横に書いてね。」と伝えました。

するとルイ君は

 

短調・・・悲しい、  さびしい、悩みがある

   (   ↑  自ら点々も書いて、読みやすくしていました

と書きました。

何て素晴らしい  言葉のチョイスにビックリしました。

 

 

次は、長調です。  ルイ君は

 

長調・・・明るい、楽しい、悩みがなくなる

 

と書きました。

素晴らしい回答です

 

最後に、

「短調 の対義語は 長調」と書かせて、

その日のレッスンは終わりました。

 

今後ルイ君には、
ノートにまとめる指導をもっと取り入れて、
知識が増えるようにしてあげたいと思います。

 

 

お願いです

習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
このブログを読んで頂きたいと願っています。

ランキングが上がると多くの方の眼に留まります。
ポチッと押して応援してくださいね~
     ↓     ↓     ↓

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
にほんブログ村

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村    

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
« ばぁばさんは凄い! | トップ | 音大受験! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

広汎性発達障がい児 R君のこと」カテゴリの最新記事