新しい絵を描き始めた。
色々な家族の形を絵にしてみようと思っている。
人間だから家族でさえも理解できないことや家族だからこそ甘えてしまうことがあると思う。
この絵を見た人が初めて家族になった瞬間の喜びを思い出してくれたらとても嬉しく思う。

世界中がそういう人でいっぱいになればいつかはきっと戦争がなくなり動物を食べることもなくなると思う。

わたしは魚を食べるのでveganの人から言わせれば命を食べているという点ではかわりがない。ある人が行った実験によると野菜も痛みを感じることができるそうだ。
だとすれば植物も命を頂いていることになる。
ただお肉はどうしても自分でさばくことは出来ないと思うのだ。
お肉を食べなくても生きていけるのであればわざわざ誰かの命を取らなくてもと思ってしまう。
では、魚はどうなのか。と言われたら言葉に詰まってしまう。
ひとつ言えることは魚は釣ったあとにさばいて目を背けずに食べられる自信がある。
わたしにとって魚とお肉では一体何が違うのだろうか。

ある夏の日に家でゴキブリがでた。
当時はとても怖い存在だった。
だからといって命をとることは可愛そうで父に頼んだ。
心の中で自分でしないで人に頼んで間接的に命を奪ったらもっと卑怯だよなと思った。

ゴキブリが怖いという思いをクリーニングすることでその次の夏はあまり怖くなくなった。

そしたらあまり、会わなくなった。
それも不思議だ。
それでも何度かは遭遇したのだが
お願いしたら窓から出ていってくれた。
本当に自分から窓の方に向かってトボトボと行く姿には驚いた。
たまたまかと思ったのだが覚えいるだけでも同じ夏に2回もあったので偶然ではないのかもしれない。

これは魚を食べることと少し似ているのかもしれない。間接的にしか命を取る自信がないものは食べることを自分に許していないのかもしれない。

食べるものはわたしたちを作る
食べ物の思いも一緒に身体に入ってるくる気がする
食べ物自体の思いだけではなく
作り手の思い
そして食べる人の思い

お野菜を育てるとき
お料理をするとき
ご飯を食べるとき

感謝でいっぱいの食卓を迎えたい