鹿島茂コレクション アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界


鹿島茂コレクション アール・デコの造本芸術 高級挿絵本の世界
へ行ってきました。日比谷公園内にある日比谷図書文化館にて開催していました。

鹿島茂は蓮見重彦の教え子の仏文学者だそうです。
日比谷図書館の文化館は小さくとも、充実した展示内容でした。Twitterで知った展覧会でしたが、行けてよかったと思いました。アール・デコ(1910-30年代に流行した装飾芸術)期の高級挿絵絵本のグラフィックを描いていた、ジョルジュ・バルビエ、アンドレ=エデゥアール・マルティ、シャルル・マルタン、ジョルジュ・ルパップの四天王とよばれる作家の挿絵本の展示でした。デジタルにはない、手書きの美しさ。高級紙を使った、時に限定販売の豪華な絵本は息をのむ美しさでした。時代がちょうど、ロシアのバレエ・リュスと重なることもあり、ニジンスキーを描いたものもあり、興味深く拝見しました。バルビエの作品がやはり四天王の中では突出して美しいと思いました。美しい作品を残したバルビエですが、出版トラブルなどで50歳でなくなったそうです。残念なことです。

会期:2019年10月24日(木)~12月23日(月) ※ 休館日 11月18日(月)、12月16日(月)
観覧時間:月曜日~木曜日10:00~19:00、金曜日10:00~20:00、土曜日10:00~19:00、日曜日・祝日10:00~17:00(入室は閉室の30分前まで)
会場:千代田区立日比谷図書文化館 1階特別展示室
観覧料:一般300円、大学・高校生200円(千代田区民・中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方および付き添いの方1名は無料)
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