大学院生が学問に身を寄せながら恋と結婚を論じるブログ。じつは大学には結婚相談所があった。就職するにも結婚するにもどこか特別なカテゴライズになってしまう大学院生。私にだって結婚願望はあるし、むしろ同期の女子友がドンドン結婚していく中で孤独と焦りにコテンパンにされている毎日。そんな私が、大学の結婚相談所で垣間見た恋愛事情を書き下ろそうと思います
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結婚相談所に登録するか悩みつつ男性の登録メンバーをチラ見した

生まれて初めて〝大学の結婚相談所〟という独特の雰囲気に包まれた場所に潜入して、複雑な気持ちとなった。


時間が過ぎて、登録するかどうか? いまだにわたしの心は揺れている。男性登録メンバーさんのプロフィールファイルが閲覧できて、もう少しどんな人がいるかわかれば入会するかしないかの踏ん切りがつくのに……。

そんなわけで、今度は、後輩を連れて潜入してみることにした。二度目の見学だとバレないように微妙に変装をしてみた。スッピンに黒縁メガネ。黒のシャツに、グレーのスカート。ひたすら地味〜な感じの女子となった。

「結婚に賭ける情熱が研究に全て向けられたら」なんて教授に言われちゃいそうですが(笑)

前回同様、チラリと会場を覗いてみる。ヤバい!今回は、すぐにスタッフの人にみつかってしまった。「どうぞ〜」とご丁寧にドアまで開けてくれる。失敗だ…コッソリ潜入&リサーチしようと思っていたのに。

この日は、スタッフも暇だったんだろうか? 付き添うようにして丁寧に説明してくれる。年齢を聞かれ、同じぐらい男性の人だと、これぐらいの人数がいるってことを教えてくれる。婚活相手が40歳過ぎた男性だと、やっぱりきついかな〜という希望が密かにある。


自分より年上で、30代の方となると、300人ぐらい在籍? なるほど、民間の婚活会社とは登録者数のゼロの数が違うのかな。



説明を聞いた後も、後輩とウダウダと話しながら周囲を観察。すると不意に声をかけられてしまった。とっても綺麗な女性だ。「見る?」とファイルを手渡される。「娘なの」
お〜〜〜。美人の娘さんはやはり美人だ。娘さんのお見合い相手を見定めに来たようだ。ていうか、なんでこんなに綺麗な人が来るのだろう??と再び疑問。

ていうか、このお母様。一瞬、この人が当事者かと思った。ぐらい若くて綺麗。横で一緒になって(だけどコッソリ)男性メンバーのファイルを見る。

なんと!
肩書きは有名企業がズラ―!
医者や弁護士もチラホラ。そんなにゴロゴロいるわけでもないのね・・・と思いつつも、一般的には多いほうなのかな?

大学院生という属性である以上、周囲に結構、医者も弁護士もゴロゴロいる環境ではある。といっても、基本的に中高年層の男性だし、若い人の場合はちょっと変わった人が多いので、恋愛には発展しない。これ意味深……。そんなわけで、婚活市場でチヤホヤされるような医師や弁護士にカテゴライズされる男性には、個人的にトキメキとか感動は覚えない。

ただ、この結婚相談所で有名企業のエリートや医師や弁護士系の登録メンバーの露出が効くように仕組まれている理由は、やっぱり需給関係としては、結婚相手として人気のある職業であるはずだ。そういえば、最近では医師の会員登録数を前面に押し出して企業アピールする婚活会社も散見されるから。他方、自衛隊専門なんて婚活企画さえあるようだし……

実は婚活市場はマンネリ化しているんだろうか? それともユーザーの嗜好や結婚観の変化は想像以上に早くて、サービスを提供する企業もそれに追いつくために躍起なのだろうか?

――しばしファイルに見入っていたら、スタッフの人に
「まだ入会してない人は見ちゃダメです」と注意されてしまった。
「すみませ〜ん」といって、そのお母様に会釈をして退散!!
偶然だけど、見れただけラッキー??でも、写真とか、細かい肩書きとかは見れなかった。(まあ、個人情報がそんなに簡単に見れてしまったら、それはそれで問題か)

後輩は、「いや〜、登録男性って、みんな一流企業ばっかりですよ!」と結構感動&興奮している。
相手のプロフィールからつきあい始めるのが〝婚活〟
相手の人格からつきあい始めるのが〝恋愛〟

わたしも、後輩のように淡泊な感覚で結婚を考えなきゃいけないのかも……
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