絵本と幸せ探しが得意な
絵本セラピスト®️ 絵本専門士 の大江美保子です
さて…
高校生への絵本講座 テーマ『仕事』の後半です
後半の一冊目
アイスブレークの一冊
食べ物のしりとり、そしてちょっとこだわりの強い王様の話
その後、いよいよ テーマ『仕事』へ
石が好きで集めるつづけてきた男がやがて、博物館の館長になる話
読んだ後、自由感想をグループでシェア
好きなことがあるっていいな〜
夢中になれるって羨ましい
この人はとっても手先が器用な人だな
etc
なんて言葉が聞こえてきました
そして、自分の好きなこと、集めていること、教えてください
と質問し、これもグループでシェア
音楽
ライブ
映画
読書
ミニチュアを集めている
etc
この絵本の主人公は、『石を集める』ことは好きだったけれど、最初から仕事にしようとは思っていなかった。
実は私もそうで…
絵本は好きだったけれど、
こんなふうに、人前で読んだり、高校生の講座で絵本を読むようになるなんて、想像もしていなかった
だから、もしかしたら、
この中に、今は気づいていないけれど、仕事になっていくものがあるかもね。
なんてお話をしました
それから、またまた質問タイム
仕事と労働…について
同じだと思う人?と聞いてみると、これは皆無
みなさん、なにかしら違うと感じていたよう
では、何が違うのだろう??
仕事と労働について、自分のイメージを考えてもらいました
こちらも面白かったです
【仕事】
お金を稼ぐ
何かをしてお金をもらう行為
好きなこと
お金だけでなく、やりたくてする
何かをしてお金を生み出す総称・概念
【労働】
働くこと
何かをしてお金をもらうこと
がんばってするイメージ
仕方なくしている感じ
お金を得るため
長時間、働かされているイメージ
それぞれが、感じて、考えて言葉にしてくれました
そして、じゃ、次の絵本、これは仕事なのかな?労働なのかな?
ちょっと感じながら聞いてね
と言ってこの絵本を読みました
石を積み続け、『まちのほこり』と呼べれる塔をつくりあげた男の話
最初は、雨風を防ぐために石を積んでいく男
でも、町の人に認められ、応援され、
挫折したり、工夫したり…
いろんな人と出会いながら、石を積み上げていく
それが、やがて生きがいにもなっていった
そんな人生を振り返った時の男の言葉
仕事ってそういうものかもしれない
そこでまた、考えてもらいました
質問
最初は住むために始めた石積み
いつから『仕事』と感じ始めたのだろうか?
いつから『いきがい』と感じ始めたのだろうか?
みなさん、いろいろ答えてくれました
【仕事と感じ始めたきっかけ】
建物について学び始めた時から
街のひとから認められた時
女の人の出現(土地を使わせてもらえるようになった)
街の人から物をもらえるようになった時から
【生きがいと感じ始めたきっかけ】
男の子の出現(孤児と暮らすようになってから)
塔を建てた目的が変わった時から
街のひとから食べ物をもらうようになってから
雨で建物がくずれた時から
人それぞれでした
でも、正解も不正解もない
そう思ったことがすべて
そこに、自分の価値観とか考えの軸みたいなものがあると思っています
お待たせしました(待ってない?)
今回の人気ランキングは…
3位 あたまにつまったいしことが
2位 はちうえはぼくにおまかせ
そして
1位は…
いしをつんだおとこ
でした
高校講座もあと2回
次のテーマは『命』
そして、最終回は、『私の1冊の絵本』を発表してもらう
もちろん、私も一冊の絵本を発表します
全力投球!!!!楽しみます♪
絵本セラピーを体験したい方はこちらへ
11月12日(金)10時からです
11月19日(金) 10時〜
ならまちのカフェで絵本セラピー
11月20日(土) 10時〜
京都玉屋さんで絵本セラピー
あなたに、
『たくさんの幸せ』と『素敵な絵本』をお届けするお手伝いをしています。
大江美保子(みほちゃん)