息子が幼稚園の頃の話です。
彼はド偏食な子供でした。
こう書くとお母さんのご飯が不味い?
とか言われそうですが(それも無いことはないが)
上の子は何でも食べていたので
生まれつきの好みが強く出ていたと思います。
こだわりが強いという言い方がいいのかな?
食感、温度、味(甘い、辛い)など。
食べられる品数がかなり限られており
それ以外は食べ物と認識してない
幼稚園のお弁当も恥ずかしかった記憶が。
本当はいろいろ入れたいのに
決まったものしか食べないから入れられない。
いつも同じもの。先生たちは
手抜き弁当のお母さんと思っただろうな
でもどうにもならない。
栄養士の友人に相談したら
「今の飽食の時代に死ぬことはないよ」
と言われ、なるべく気にしないようにしたけど
息子は大好きな辛いものを食べ続け、ついに
検査で引っかかったんです。
蛋白尿++
子供なのに腎臓に負担が…あわわ。
将来腎臓が悪くなってしまうかも
どうにか違うものを食べてもらおうと
やたら品数の多いブッフェに連れて行き
本人の新しい好みを研究するなど
日々奮闘していましたね
その悩みは小学校入学してまもなく
どんどん縮小されていきました。
給食
みんなが食べているのと同じものが
当たり前のように配膳される。
最初は残しまくっていたと思います。
それでも日々の継続は力なり。
給食パワーは凄かった
周囲の子たちが美味しいという食べ物
おかわりを喜ぶ友達の姿
ジャンケンまでして残りを奪い合う制度(笑)
そんなゲーム感覚も楽しかったのかな?
他の食べ物へ少しずつ興味が出てきました。
新しいものを食べた日は「すごーい!」と
わざとらしく褒めてました。🤣
とどめは学校で育てるトマトやキュウリ。
食べ物はこうしてできるんだ!
これにえらく感動したみたいで
何がどれだけ育っているか
🍅🍆🥦🥒🌽🥕🥔🍠
嬉しそうに話してくれるようになりました。
食育の力は大きい
みんなと同じじゃなくていいと思ってたけど
この時はみんなと同じの力に
助けられたと思う。
家庭ではできなかったことを
学校に行くだけで(誰も治療してないのに)
解決したありがたい出来事でした🙏✨
【追記】
食べ物の好き嫌いが多い子に対し「親の育て方が・・」なんて言われることありますよね😅
アレルギーなんかは周知されてきましたが、こんな感じで好き嫌いが激しい子もいるよ~と知ってもらえたらいいな♪