オヤジの遠足(島根編その4) | オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

オヤジの休日 進展型肺小細胞がん からの今

2010年9月進展型肺小細胞癌ステージ4罹患
2015年9月完治宣告を受け、新たな事にチャレンジしたくて仕方なくなり、2016年1月サラリーマンを卒業。

2017年、ブックカフェ栞日を開業し、そこを肺がん患者会 ライオンハート岡山の事務局とし町なかがんサロンとして活動中

島根の遠足の最後はここ

菅田菴(かんでんあん)

ここは、すっぴんどるさんの奥様のお母さまがお茶で通ってるところらしいです。

 

茶室ってどうですか?

って言われてお茶のお作法も何も分からないオヤジですが、行ったことない所は興味津々。

駐車場はら少し歩きますよと言われ、月山富田城の跡だけに一瞬ひるんだけど大丈夫!

 

 

駐車場から歩き始めるとすぐにこんな苔むす小道が迎えてくれます。

 

歩いてると苔のフワフワした感触が足に心地よくて違和感なんてありません。

 

途中こんな看板があり左に折れます。

 

右に見える建物が気になりますよね。

 

何か特別な入口のようです。これは後で何かが分かります。

 

このお茶室は、230年位前に松江藩主不味公がこの地に建てられた姿をそのまま残した建物。

これくらい前に建てられた茶室で、当時の場所でそのままの姿で残ってるのはないらしいです。

御風呂室、向月亭、菅田菴という3つの建物全てが、改修工事は施してるけど、飛び石とかも含めて極力当時の姿を忠実に再現しているようです。

 

本当ならば写真を撮りたい所なんですが撮影禁止ってあったのでHPとYouTubeのリンクで

 

→ 菅田菴HP

 

→ 菅田菴YouTube

 

お殿様が鷹狩で遊んだ後に、さっきの特別な入口から入ってお風呂(まるでサウナのような熱風を送り込むようなお風呂)に入り、お着換えをしお茶をいただくための建物全部を見ることができます。


お殿様も眺めたであろう景色を眺めながらお抹茶もいただけて優雅な時間を堪能できますよ。

何よりも良いのは、菴長さんがその歴史を紐解いてくださる贅沢ガイド付き。

 

お茶室の入口の柱が2本あるけど、片方は栗の木でもう片方は杉の木だとか

入口にある瓦を立てて並べて埋め込んでるようなのも当時のままで、赤土の上を歩いてこられたお殿様が草履の赤土を落とすための工夫だとか色んな説明をしてもらう贅沢。


1時間半くらい居ましたがあっという間に過ぎたような素敵な時間でした。
 

松江観光の穴場スポットで断然お薦めです。

もし松江に行かれる方がいたら絶対に行ってみてください。