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ダニエル・リカーリ 「 ロミオ&ジュリエットより ( A Time For Us ) 」 1968年

2020年10月11日 | 音楽
ダニエル・リカーリ 「 ロミオ&ジュリエットより ( A Time For Us ) 」 1968年
Danielle Licari - A Time For Us

 ダニエル・リカーリさん。 云わずと知れた美声の持ち主です。
「 ふたりの天使 ( Concerto pour une voix )」 で一躍脚光を浴びますが、
当初はダニエル・リカーリさんの曲として作曲された訳では無く、 名前の扱いも小さかったようです。
元々この曲は1970年にサン・プルーさん作曲によるサン・プルーさんのための曲でした。
ところがリカーリさんの醸し出すハイトーンのスキャットがリスナーに強い印象を与えたために
ダニエル・リカーリさんがクローズ・アップされる事になってしまいます。
人生何があるかわかりません。世の中の面白いところですがダニエル・リカーリさん名義で再録音されたところ大ヒット!
この再録音されたものが、 現在一般的に聞かれている「 ふたりの天使 」の音源だそうです。

他にもシェルブールの雨傘 ( Les parapluies de cherbourg )
1964年作。 同名映画の主題歌。 この映画はカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得しました。
エーゲ海の真珠 ( Penelope )は1971年のヒット曲で、 ポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏によるものです。
初回録音版のスキャットをダニエル・リカーリさんが担当しています。

と、ここまでは表題とは関係なく、 ダニエル・リカーリさんのデビューから絶頂期の経歴でしたが
( いつも通り、 ウィキペディアを参考にしていて恐縮です。 )
その後、たくさんの映画音楽をスキャットで表現しました。
その中でもこの表題にさせて頂いた 「 ロミオ&ジュリエットの挿入曲 ( A Time For Us ) 」 は
映像美と重なってダニエル・リカーリさんの面目躍如なのでご視聴くだされば幸いです。

( YouTubeの映像は映画「 ロミオ&ジュリエット( A Time For Us )」の有名な場面ですが
主役のお二人が若々しく美し過ぎて涙が出てきます。 )



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