【浮気】相手に未練がある夫との話し合いテクニック。

「話し合いの時に浮気相手の女性のことを肯定も否定もしない、

何か心持ちであったり、会話のテクニックなどありましたら
ご教授いただければと思います。』

健気なお客様から質問をいただきました。

ありがとうございます。

今回はこちらに答えていきたいと思います。

浮気からの再構築していこうとする時
キッパリと見切りをつけてもらう為に
「結局、相手の女性はあなたを選ばなかったのよ」と、
ハッキリいうのもいいかもしれませんね。

ただ、
不倫や浮気をされた！ということで
復讐心から『相手を論破したい』と
思うこともあるかもしれません。

そう思うのも自然なことだと思います。

しかし、いっとき相手に勝利して
自分が主導権を握っても、


その後、
気まずくなったり
相手を不幸せにしてしまっては
再構築も幸せな生活も手に入れられませんよね。

再度離婚の話になったり
浮気心が湧いてくるかもしれません。

相手と話し合うときや
向き合うときには
長期間２人が幸せになる事を目的にした方がいいですよね。

では、自分の意思を通し
浮気相手のことも、夫のことも、
肯定も否定もしない話し合いをするには
どうしたらいいのでしょうか？

ズバリ、
話し合いがあった後
、
どんな二人になりたいと思っているか？
自分の理想とすることや、欲しいビジョン、
“目的”を明確にしているといいと思います。

山登りをイメージしてみるとわかりやすいと思います。

頂上（ゴール）は
『夫と愛のやりとりをする体験だ』
と、します。

そして

別ルートを歩く夫が
以前の女性のことを

未練たらしく話をするとしますよね。

((「俺たちは愛し合っていたんだ」))
((「本当は別れたくなかったんだ」))

その時に、
夫の話を否定したり

ご主人の事を論破したり、

打ち負かしたり

過去の女性を否定し
“わたしの凄さを証明する”のは
本来の目的ではないはずです。
((私が目指しているのは、勝利ではなく愛し合うことだわ！))

『私がしたい事（頂上）は、
夫と愛のやりとりをする体験』
なので

彼を打ち負かすことや自分の想い通りに
変えることではありません。

ですから
彼と愛しあおうとする発言を
心がけてみるのが
目的に近づく行動だと思います。

例えば、

「そっか。
あなたはそれぐらい
彼女にとって魅力的な男性だったんだね。」

「私もあなたみたいに
思いやりがあって、
頼りになって
仕事ができる男性って
カッコいいと思う。

 」

「あなたのような人と居られる女性はきっと幸せだよ。
だから私はあなたと居られる今、すごく幸せだよ。」

相手の話を否定も肯定もしないためには

「そう考えてるんだね」と、相手の考えを一旦受け取り
自分の話をするのが良いと思います。

私たちが彼と話し合った先で得たいものは
『愛のやりとりをする体験』
でしたから

彼が不倫女性にいかにモテていたか話す場合は

「一人の女性をそれほどまでに
狂わせたあなたはすごい！」

「そんな男性と一緒にいられる私って超凄い！」



「わたしは幸せ者だよね。」


「戻ってきてくれて有難う！」

と、いう感じです。


夫が嫉妬させようとすることに
乗らないようにし、


かつ、目的から外れないようにしましょう。

男性は女性が思っているよりも
自信がありません。

もし、ご主人が離婚している親元で育ったり

幼少期にご両親と不仲なのでしたら
男女が愛しあう事を知らずにいて
恋愛に不安を抱いているはずです。

「好きになってもどうせ最後は僕を見放すものだ」

そうセルフイメージを
持っているのかもしれません。

“この人は僕を必要としてくれてるんだ”

“僕はここに居ていいんだ”と
私たちは彼にそう思ってもらえるのが
理想なのではないでしょうか。

もしかすると
ご主人もあなたと同じく、
小さい頃

愛情を与えてくれなかった親に対して



『自分が頑張れば愛が貰える』

『自分が頑張れば親が仲良くなってくれる…』


『だから、自分を犠牲にしても頑張ろう』


そういう経験をしてきたのかもしれません。





今回のご相談者様のご主人は

別れた彼女の話を
妻のご相談者様に未練たらしく話していた。
ということなのですが、

きっと


 “自分には悪いところはなかったんだ”と


思いたかったからです。



（＊認知的不協和）

ご主人は浮気した(無償の愛をかけて欲しかった)
自分を肯定して、自分を尊重したいのです。





あなたも、“離婚して欲しいと言われたあなたは悪くない”
と言われたらホッとしますよね。




多くの人は意識しないと漠然とした
無価値感や劣等感に襲われてしまうものです。

ご主人が一人になりたがっていたり、

ネガティブになっている時は
言葉にはしなくとも
、
そういった孤独の感覚を味わって
自己消化しているのかもしれませんよね。

((自分に集中するんだ！))

夫婦の再構築し生活を育むとき、
戦いに勝つことではなく、
二人で愛し合うのが目的なんだ
と、頭に入れてお話ししたら

感情的になることから
一歩引いた目線でいられるようになると思います。

きっとお二人の間柄に
また優しさが生まれるのではないでしょうか。

もし関係を再構築したいのに

優しい言葉が言えなかったり、
復讐心や嫉妬がやまない場合は
相手との再構築に向き合う前に
あなた自身の心の問題を解決した方が良いでしょう。

いい人になろうと頑張っていたり
我慢しすぎていたのかもしれません。

焦らず、じわじわと
自分を愛し、
愛の貯蓄を満タンにして参りましょう。

山登りの途中で綺麗なお花を見つけるかもしれないね。

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