寂しい自分、支えられたい自分を認めるとうまくいく。
2022/05/10
産後、ご主人が家事や育児を手伝ってくれるのに
イライラしてしまうことはありませんでしたか？
そんな自分が嫌だと思ったことはありませんか？
心の中では『夫に手伝って欲しい』と思っているものの
いざ手伝ってもらうと、
やり方が自分と違って気に入らなかったり、
「こうやればいいの？」「どうするの？」と聞いてきて
自分で調べもしない受容的な態度にイラついてしまうことはありませんか？
男ならもっと自主的になれっ！！
子供に愛がないのか！？
なんて感じたことはありませんか？
私はたくさんありましたよ。( T_T)＼(^-^ )
そして『夫は子育てに積極的ではないけど頼めばやろうとしてくれるし、
そんなことに不満を抱く自分は器の小さい女なのかな。。』と感じていました。
だから
「もっと私がしっかりしたらいいんだ！」
「頼ってイライラしちゃうなら私が頼るのをやめよう」
という発想に至りました。
そうして「ワンオペ育児」をする羽目になって
イライラは増し、心身ボロボロになってしまいました。
ただ、私の本当の望みは
「強い母親になりたい」のではなくて
夫から支えられる愛されている母親になりたかったのです。
しかしそうできなかったのは
人からの支えが必要で、
常に寂しさが溢れてしまう自分を
自分自身が否定していたからでした。
＊当時はそういう自分がいることすら知りません。
きっと、このような気持ちにウンウン頷ける人は人生の中で
支えられたい、甘えたい、私は何にもやりたくない、寂しい気持ち、
人を頼りにしたい自分を封じ込めなければいけなかった
のではないでしょうか。
繊細で、か弱く、依存したい自分を抑えておかないと
乗り越えられない事があったのだと思います。
人の中には男性性と、女性性があると
前回の記事でお伝えしました。
自立したい時は、まず「依存したい自分」がいることを認識し、
その“か弱い自分”を受け入れることが必要になっていきます。
愛されたい。守られたい。頼りが必要。依存したい。。（女性性）
それらを受け入れたい自分と
愛したい。自分一人でできるようになりたい。強くありたい。自立したい。。（男性性）
そうありたい自分。
あなたは今、
どちらのパワーが強くなっているでしょうか？
どちらも同じ強さでしょうか？
もしあなたが女性で、自立したいと思っていて
あなたに頼ってくる人や、自分で決められず、判断を仰いでくる人を見て
『気持ち悪い！』『受け入れられない！』と思っていたとするならば
あなたが守られたい気持ちや依存心を持っているのに、
その自分を否定しているということになります。
しかしあなたはこうやって、
人に愛される方法を見に来ているのです。
あなたは守られたいし、頼りたい、
人の頼りが必要な“弱さ”を持っているのです。
だからと言って、“不出来な人間”なんかじゃないのです。
弱い自分がいることを知り、それでハナマル！と受け入れられたら
人の弱さを受け入れることが出きてきます。
人に優しい気持ちがもてるということは
幸せな時間が多くなるということでもありますし
人に助けられてうまくいくことも出来るので
あなたの人生が豊かで幸せになりますよね。
依存したい。
頼りたい。
甘えたい。
愛されたい。
支えられたい。
守られたい。
『そういう自分がいて、いいじゃない。可愛いじゃん♡』
そう思えてくると
人から愛を受け取ることができるようになります。
自然と感謝が湧くと思います。
それと
自立したい。
お金をたくさん稼ぎたい。
愛してあげたい。
守ってあげたい。
できる人でありたい。
強くありたい。
こういう自分の中の自立心（男性性）も認めて
現実をより豊かにする方向に
使っていくといいと思います。
離婚回避中、寂しい！と相手に感情をぶつけてしまうことがあると思いますが
自分が自分の気持ちを理解していると、同じ「寂しい！」という言葉を伝えても
相手が離れていくようなことは防げます。
自分に矢印を向けて、日々を過ごしましょう。
PS：女性的な自分を受け入れるには実際に支えられたり、
愛される感覚を体で感じることが重要です。
私の対面セッションもオススメです。
「すごく斬新な意見ですが、おっしゃる通りですね」
「一回ごとに心が楽になっていきます」
と感想が寄せられています。