【余談】ネットワーク(OSIモデル)
2015/10/02
CentOS(Linux)やFreePBX(VoIP)を設定する上で、必要最低限のポート開放やルータの操作等はやっていく中である程度はわかりました。
しかし、それぞれの役割については正直明確にはわかっていません。
今後、運営側でいる以上必要な知識と思い、自分なりに色々調べています。
解釈の中で間違いがありましたら、ご指摘お願いします!
まずは、ネットワークの中でも重要ともいえるレイヤ(層)についてです。
このことを「OSI参考モデル」といい、レイヤの形成は下記のようになる。
7層 | Application Layer | アプリケーション層 |
6層 | Presentation Layer | プレゼンテーション層 |
5層 | Session Layer | セッション層 |
4層 | Transport Layer | トランスポート層 |
3層 | NetWork Layer | ネットワーク層 |
2層 | DataLink Layer | データリンク層 |
1層 | Physical Layer | 物理層 |
一体これは何か、各レイヤ(層)毎に上(7層)から順に作業をし、相手へデータユニットをカプセル化して送り届ける。というのが一連の流れとなります。
各レイヤはまず独立しており、他のレイヤの仕事はしません。
独立してるということは、各々で役割があります。では、7層から順に簡単に記述していきます。
7層:アプリケーション層
入口部分となっていて、ネットワークの可否を判断する箇所
6層:プレゼンテーション層
データを形成するとこです。送信先と受信元が違う言語の場合は共通の言語を使う。例えるなら自分が「日本語」相手「イタリア語」これでは、会話が成立しません。しかし、共通言語を探して「英語」で通じるとなれば、会話が成立します。
5層:セッション層
セッションの管理。書類発送を例にしよう。こちらが送った書類が相手に届く前に、相手が送り返してきた。この行き違いを無くすとこです。直訳の会議とさして意味合いは大差ないと思います。
4層:トランスポート層 ※1「セグメント」となるポイント
ここはデータの信頼性を意味します。相手に確実に届けるためにエラーを少なくし、データの保証をするとこ。
3層:ネットワーク層 ※1「パケット」となるポイント
遠方の相手とのデータのやり取りの際に必要な、データの宛先やルート、そしてデータの伝送を決めるとこです。
2層:データリンク層 ※1「フレーム」となるポイント
直接つながってる機器のデータ転送制御。3層との違いは遠方かそれとも近くかです。
1層:物理層
最後の出口では、電気的・機械的な形式へ変換して出ていきます。
※1 アプリケーション層の7からセッション層の5までは特に制御はありませんが、トランスポート層の4でデータと制御を付加し「セグメント」となります。ネットワーク層の3ではさらに制御を付加し「パケット」になります。データリンク層の2でもう1回制御を付加して「フレーム」となる。
最後の物理層では総じて「カプセル化」いわゆる「ビット」のデータとなり相手へ届く。相手はこの逆を辿ってデータまで開放していきます。