ふた月ほど前に購入してずっと読んでたのですが、レビューしてみたいと思います◎
著者は「ソロギターのしらべ」シリーズで有名な南澤大介さんです。

CONTENTS
【第1章 アレンジの基本順序】
[STEP 1] 楽譜を買ってきましょう
[STEP 2] 移調(考えかた)
[STEP 3] 移調(準備)
[STEP 4] 移調(実際の作業)
[STEP 4b] 移調(“移調ものさし"を使った方法)
[STEP 5] 骨組み(1) メロディだけを弾いてみましょう
[STEP 6] 骨組み(2) コードのベース音を加えてみましょう
[STEP 7] コードを付けましょう

【第2章 アレンジの実例TIPS 1「飾り」】
基本例 オーラ・リー
オブリガート
イントロ
エンディング
間奏

【第3章 アレンジの実例TIPS 2「雰囲気」】
基本例 ホーム・スウィート・ホーム
奏法
コード
複合
変則チューニング

【第4章 アレンジの実例TIPS 3「メロディ」】
基本例 きらきら星

【第5章 実践アレンジ手法】
基本例 荒城の月
ジャズ風
特殊奏法
禁じられた遊び風

【第6章 ちょこっと音楽理論】
“世界の中心の音"
曲中で使われる音たち
世界の中でよく使われるコード
世界の“外"から借りてきたコード
コードの読み方
メロディにコードを付ける

以上が目次になります。

この本を購入したきっかけというのが、「プロの人はどういうアレンジ方法をしているのだろう?」と常々思っていたのがあります。
注意したいのは、この本は「アレンジ入門書」であり、ギターという楽器の入門書ではないということです。なのである程度の演奏力や音楽知識は必要だとは思います(;´∀`)

■感想
アレンジ方法はかなり細かく、詳しく書かれていると思います。最初は譜面を用意するところから始まるぐらいです。第1・2章を読めばシンプルな曲ならアレンジできるようになるはずです。
記載されている譜面はほぼ全て付属のCDで聴くことができます。演奏はもちろん南澤大介さん!実際の音を聴いて確認できるのが良いですね。
アレンジ先が曲のジャンルを変えるものだったり、ギター的な特殊奏法を使用するものだったりします。原曲重視の方にはもしかしたら性に合わない部分があるかもですが、演奏内容的に聴いて損はないとは思いますよ。

■最後に
ソロギターアレンジ入門書としては丁寧な内容でかなりオススメです!
ある程度ご自身でアレンジができる方にとっても、アレンジ方法の確認に良いかもですね◎