2016年に書いた『小説指原莉乃(現題AKBStory)恋愛向上委員会』から岡田奈々騒動を考察 | 散り急ぐ桜の花びらたち~The story of AKB.Keyaki.Nogizaka

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小説家を目指しています。ゆいぱる推し 京都地元大好き 鴨川のせせらぎと清水寺の鐘の音の聞こえるところに住んでいます。


こんにちはマナです


年明け早々から申し訳ないんですけど、

岡田なぁちゃんの復帰にもやもやしてます

理由は怪我の療養だから治ったから復帰はあたりまえ

それはわかるけど

けじめとしてはもう活動は自粛でいいんじゃないのと

私はやっぱりそう思います








なぁちゃん抜きの新生AKBはもう動き始めてる

ゆいゆいや倉野尾なるなる、大西桃香ちゃんをはじめ、

愛佳や岡部べりんちゃん等々

あの衝撃のスキャンダル以来、内なる自覚が目覚めたのか

SNSを中心にこの案件について言及するシーンが目立つようになってる

これを機会にみんながこれからのAKBを語り始めてる

それは岡田奈々騒動を契機として恋愛禁止に対して自らの立ち位置をはっきりさせようとしてるかのようにも見えます。


そこにまた戻ってきて、何事も無かったかのようにメンバーの中になぁちゃんが入ってゆく

そんな岡田奈々が居る景色はもう誰もが望んでるものじゃないはず

彼女なりに何かしらの意地はあって貫きたい気持ちはあるんでしょうけど

グループの為を思えば岡田奈々という存在は卒業までは距離を取ってもらうのがありがたい。

一部の妄信的ななぁちゃん信者を除けばファンもメンバーもみんながそう思ってるはず。ただそこらへんは運営もわかってるはずでおそらく彼女の活動は通常営業にはならず控えたものになると予想はしますけど。。


去るものは日々に憂とし

通常のメンバーの卒業では思いもしない言葉だけど

今回に限ってはこれほどしっくりくる言葉はない。


もう一度改めて懺悔して謝罪、卒業発言を撤回。

そしてAKB随一といわれたその綺麗な涙を一筋も流してみせて、

2,5次元俳優のそんな男よりもグループと仲間を選ぶ覚悟と決意を表明する

そんな大逆転ドラマのシナリオがあれば話は別ですけど ((泣苦笑)


メンバー内では、見てくれは平穏そうに見えるけど見えないところでは色々燻ったものがあるのは想像がつきます。女子の間にはたかみなさんが言うところの

ダマが常にあってそれをいいあんばいに融かして解しておかないといずれは

崩壊の大きな火種になる。


そういう意味ではなぁちゃん問題はほんとに大切。

ここの取り扱いを間違うとAKBは一気に縮小解体、解散の道筋が見えてくるような気がします。


運営の大人達に任せずメンバー達でできることはきっとあるはずで

そこら辺を模索していくのが向井地美音総監督のまずは新しい年のお仕事だと思います






 




 






6年前に書いた小説が今見返すとリアルに見えてくる
グループの真ん中に居た人の恋愛スキャンダル

今の岡田なぁちゃんの恋愛問題で揺れるAKBと
まさに重なって見えてきます。

まゆゆのスキャンダルに巻き込まれた総監督横山由依

揺れ動くAKB48
そして彼女達の懺悔をきっかけに恋愛解禁という大きな山が動き始める


恋愛向上委員会

話し合う場を勝ち取った恋を知らない地上の天使たちが
誰も開けることのできなかったパンドラの箱に向き合い始める



自分の心の中に自分で鍵をかける 
好きになってもいい。

けど恋をしちゃダメ
会うのはいい片思いなら。
けどそこに恋愛感情が相互に芽生えてはNG。

それがAKBの恋愛禁止


なんて線引きが曖昧なんだ 




そこにあることが当然のように思っていた私たちの絶対的な暗黙の了解
10年間、敦子も優子もたかみなでも開けることができなかったパンドラの箱。

こじ開けれるのか私たちに。







と、ここから現実のお話


向井地美音はパンドラの箱に確かに手は伸ばしたんですね

開きはしなかったものの、その存在の有無を初めて公に認めさせた
ゼンソーたかみなもゆいはんも公には口に出せなかったものを
彼女は公に吐いて見せた


ただこれまでメンバーのだれもがなぜそこに触れようとしなかったのか
彼女はそれを承知でそこに触れようとしたのか

そこは微妙

同志岡田なぁちゃんの窮地に我を忘れたように覚悟の拳を上げた
それをものの見事に有無を言わせず運営に押し返された格好の今の美音総監督


超エースのスキャンダルという前代未聞のAKB存亡の危機に
誰よりもいち早く反応し私信を述べた

そこまでは良かった。


ただ、次の一手二手、それからのプランBをなーんにも考えてなかった
それは裏を返せば恋愛禁止という得体のしれない魔物を甘く見ていた証


恋愛禁止をアンニュイにさせておくのは暗黙ではあるけど運営側の絶対的な決めごと。それを美音は軽く見ていた。

そこで思うのは三代目総監督はほぼほぼ決まりだったはずの高橋朱里なら

今回の岡田奈々騒動に際してどう動いたのか


この小説(第九章)では指原莉乃がグループの恋愛解禁を劇場公演後に公にぶち上げるという暴挙を朱里だけに明かします。

託されたのは各メディアへの記者会見通達を記したメモ

朱里が握ってしまう指原莉乃とAKBグループの命運

でも朱里は食べちゃうんですねそのメモを(笑)涙ポタポタ溢しながら。

指原莉乃を一途に想い、自分にとっては悪魔のようなそのメモをとりあえずこの世から消そうと思って。


逆にそんな状況も果たして美音ならどうしたのかって思ってしまう。

無謀な妄想ほど尽きる事はありませんよね。ごめんなさい(笑)


でも高橋朱里という子はそれだけ強い意志と頑なな迄の頑固さがあると言う事

望めば世界最大グループのてっぺんを引き継げたかも知れない

少なくとも10年近くはAKBの中で安寧とした選抜メンバーの地位は確約されてたでしょう

諸々の事情があったとはいえそんな選択肢を棄てリスクの多いKpopを選んだ


おそらくなぁちゃんとは激しくやりあったでしょう

辞める辞めないグループをとるか男を取るかの論争に迄発展したのかもしれない

ただ公には一切口を噤む。気が強くて激情型の朱里だけど驚くほど慎重な一面も持ち合わせているから、事は焦らない。秋元さんとも密に連絡をとりながら

それこそ次の一手ニ手を考えたことでしょう。




この小説の中で指原莉乃は言います


10年間の時の流れが私たちを動かしていると思えばいい。

パンドラの箱なんて自然に開くもの。

ゆめゆめ鍵を探して無理から開けようなんて思わない方がいい。

願えば祈れば叫べば必ず開く、パンドラの箱なんてそういうもの。

だって、そうでしょ、聞いたことある、パンドラの箱の鍵なんて




そうそう開くもんじゃないんですよ。

まずは声を上げたことで恋愛解禁というハードルへの一歩は踏み出せた。
そうやって既成事実を積み上げるだけで美音総監督のとりあえずの使命は果たされたと言っていいと思う。


焦らず慌てずに歩みを進めれば良いと思います
12月8日の周年記念で自身の責任と去就言及しなかった美音は
おそらくはもうしばらくは辞めないつもり。

時間はたっぷりある
運営や秋元さんとは化かし合うくらいのつもりで話し合えば良いんです。

恋愛解禁はグループ自体の活動の有り様を根底から覆す大事
総監督の力業一つで変えられるなんてゆめゆめ思わないほうが良い


運営とはなぁなぁで話は進めておいて、その間にメンバーとの意思統一はきっちりと謀ってゆく。

この小説のように恋愛問題を定期的に緊急的に議題に上げていく

グループ内の諮問委員会的なものを作ってもいい

あまり大仰にせずサークル活動のノリでもいいと思う。


まずは話題作りでもいい、ネタでやればいい

そうやってメンバーの子たちが恋や愛を語り始めることによって

リアルな何かがきっと見えてくる。



この小説の中で指原莉乃はアイドル生命を賭して恋愛禁止恋愛解禁という化け物に立ち向かいます。けれどその謀事は高橋朱里の彼女を想う一念で頓挫します

そこに届く秋元康からの一通の長文メール。




お前のやろうとしたこと、賛否両論あるだろう。運営にもいろいろ意見は出ているみたいだ。

けれど俺はお前たちに一定の評価を与えることにした。

それはいわゆるよくやった的な、武士の情けじゃない。指原のメンバーを想う真摯な勇気、そして高橋朱里の葛藤とその下した決断。そこにあるお前たちの絆と成長、それらを総合しての俺の判断だ。 

なんだかんだ、屁理屈をこねくりまわしてはいるが、小娘たちのやったことにひとりのじじいがただただ涙を流したということだ。

 

よくやった、とは言えない。

これでも俺はお前たちのボスだ。運営をまとめていく責任というものがある。

だからグッドジョブとは言わない、ナイストライと言っておこう。

笑うな、指原。 これでも一晩寝ずに考えた言葉だ。ありがたく聞け。

そこでだ。これからのことだ。メンバーは今少なからず動揺している。それを修正して、正常な方向に戻す。それがお前たち、指原と横山のこれからの仕事だ。

安心しろ、指原。おまえの今回の決起は無駄にはしない。

 

ただ、大きな変革、急ぎすぎる改革はそのリスクも上昇する。メンバーたちの心の負担も伴う。 だから、こうゆうのはどうだ。お前たちの中で恋愛に関する何らかの準備会を作る。

そこで思う存分話し合え。自分のこと、友のこと、これからのこと、結婚、恋人、何でもいい。

それで決めたら、おれはそこの決定に従う。当然、運営もだ。恐らく反対もあるだろう。

けれど、それは俺がなんとかする。

やってみろ、指原。なれ合いじゃない、お前だけが持ってる、リーダーシップを世間にみせてやれ。




創生期のまだ若かりし頃ならともかくもこの秋元さんはちょっとカッコよすぎ、熱く語らせすぎですよね。それに長々と申し訳ない(笑)

ただ炎上商法や劇場型にリアルなスキャンダルを演出してきたのは彼の典型的なやり口のひとつだから。


今の秋元康がメンバーにとって味方なのかどうかはそれさえも分からない

それにグループの創生期や全盛期ならともかくグループに対して全権を伴わないその立ち位置であるのは確か。

ただ未だにその存在はAKBの見守り神であるに違いなく

何か事あらばその影響力は少なからずあるはず

逆に全権プロデューサーでなくなった今はメンバーへのアシストはやりやすくなるのかもしれない。

分かりやすく言えば、彼なりに背負うものもなくなってフットワークは軽くなってる。

この小説の指原莉乃のように腹を割って向き合えば、

また面白がってAKBに関わってくれるそんな子供のような遊び心も持ち得てる秋元さんなんですね。

恋愛解禁というパンドラの箱を開けようとするならきっと何らかの演出を施してくれるような気がするんですけど

どうでしょうか。









あとは指原莉乃も横山由依も高橋朱里もいない今、誰がその代わりを担えるのか

と言うことなんですけど


こういう時代が変わろうかという節目にはそのインパクトやレベルの差こそあれ、必ず時代を背負って先頭で旗を振れる人間が出てくるもの。

幸いにも今のAKBにはもの言える子たちが揃ってる。


ちょっと危なっかしいけど誰に対しても真っ直ぐに言いたい事が言える田口愛佳

優子さんや木崎ゆりあの様に良い具合にやさぐれた感があって

ふっと漏らす言葉にはっとさせる様な力がある岡部麟

グループを俯瞰できる存在で別次元でものが言える大西桃香

AKB愛なら史上屈指の存在は間違いないメンバーの誰もが認める勝手に広報

山根涼羽


ここら辺のメンバーと美音がどうタッグを組んでいけるのか

個々の個性とどう絡んでどんな展開に持ち込めるのか

そういう意味ではゆうなぁもぎおんはもう解消解散で良いでしょうね

こういう一部のメンバーと偏った関係を作る流れが今回のなぁちゃん騒動を大きくした一因とも言えるし。


馴れ合いじゃない、美音だけが持ってるリーダーシップを見せる

それができなければ総監督の次世代への継承は待った無し

先にも述べたように次世代のタレントはもう揃ってるから

バトンさえ渡していただければ

田口愛佳総監督。岡部麟副総監督。大西桃香風紀委員長

そして正式に山根涼羽広報部長

それなりのワクワク感のあるキャストは揃う。


どうでしょうか、

向井地美音が総監督として自立し覚醒し恋愛解禁というパンドラの箱に今一歩踏み込むことができるのか

それともそこを飛び越えて次世代タレントたちが自らこの恋愛問題と向き合っていく展開になるのか。


メンバーの子たちにとっては活動していく上で切実な問題なのかもしれないけど

私たち的にはそれもこれも含めてAKBの物語の一つだと思うので

ある意味ジワるに愉しみながら見守りたいと思います。


それにこの恋愛禁止恋愛解禁というパンドラの箱、扱い方によっては

AKB浮上の大きな鍵を握ってるような気がしています。

もしメンバーの意思統一ができて恋愛解禁恋愛禁止,、どちらになっても

その決定事項を公にすれば少なからず社会問題になることは間違いない。


ワイドショーも食い付いてくるだろうし

そこで恋愛解禁条例とか秋元さんに表題曲を書いて貰えれば

案外、大きな波も起こせるんじゃないかと

そんな夢の一つも抱いて2023のAKBをウオッチしていこうと思います。


ここまで長々と読んでいただきありがとうございました

改めて今年もよろしくお願いします🙏🐇💓






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