まもなく20歳になる息子に、日本年金機構から封書が届きました。
「国民年金」への加入のお知らせです。
日本では20歳になると誰もが国民年金に加入することになっています。
学生でも加入者です。
保険料は1ヶ月16,590円。
(保険料は毎年変わります)
学生で16,590円の出費は痛いですよね。
アルバイトをしていたとしても、負担は大きいです。
だからといって、保険料を納めずにいると、将来もらえる年金が減ったり、延滞金が付いたりとペナルティがあります。
でも、大丈夫!
学生を救ってくれる制度があります。
国民年金保険料を払うのがきびしい学生のための制度、
「学生納付特例制度」です。
これは、学生の間は保険料の支払いが免除されるというもの。
この制度を利用すると、保険料を払わない期間分だけ年金が減りますが、10年以内に追納すれば年金を増やすことができます。
うちの息子も保険料の負担が大きいことから、学生納付特例制度を利用することにしました。
息子は国民年金のことをどれくらい理解したのかはわかりませんが、大事なことは親からもちゃんと伝えなくちゃいけませんね。
お金のことというと、今は資産運用が注目されていますが、「年金」も私たちにとって大事なもの。
いざというときの暮らしを支えてくれるものです。
老齢年金だけでなく、障害年金や遺族年金にも関わってくる国民年金。
保険料を納めずにいると、大事なときに年金がもらえなくなってしまいます。
国民年金のお知らせが届いた学生さんは、保険料の支払いがきびしいときは、そのまま放置せずに、「学生納付特例制度」の手続きをしてくださいね。