NYプラチナ上昇のために、南ア・ランド上昇は不可欠。17:50

 昨日から今日にかけてのマーケットは、米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に下回ったことで、NYダウが31,000ドル近辺まで下落しました。その後下落幅が縮小したことで、ドル円は戻りはじめ(反発)、VIX指数低下も安心材料となり、商品全般買戻しが入ったように思います。

【大証白金】

 昨日から本日にかけての大証白金は、NYダウの下落が縮小したことにより、徐々にNYプラチナが値を戻し、昨夜22時過ぎ南ア中央銀行が6年ぶりに0.5%利上げを決定したことで、対ドルで南ア・ランドが上昇し、そのことが相場の支援材料となり、前日の下落を帳消ししました。

 

 さて、NYプラチナですが、今後を占うためには南ア・ランドの動きも重要になると考えております。昨日、南ア中央銀行が0.5%利上げし4.75%に政策金利を決定しました。同中央銀行が利上げに踏み切った理由は、通貨の下落に加え食品や燃料価格上昇など、インフレ見通しに対する他のリスクが顕在化しているということ。つまり、通貨を上昇させ、インフレも抑え込む狙いと思われます。同国金融政策委員会は、今年末時点の政策金利を5.3%とし、来年末は6.74%の目標を示しております。南ア政策決定会合は、年6回の奇数月に行われるため、7月・9月・11月で0.5%利上げが行われると思われます。

 そのことを踏まえ、下記のチャートをご覧ください。

 このチャートは、南ア・ランドとNYプラチナの日足になります。一概に南ア・ランドの動きに相関するとは言えませんが、やはり自国通貨が下落しますと、プラチナにも影響してきます。ここ最近、1ドル=15.50ランドに上昇した時、NYプラチナは1000ドル近辺まで上昇しました。

今後期待できる材料

①南ア・ランド高 ②上海ロックダウン解除 ③南ア鉱山会社バックログ(在庫未処理分)の処理完了、加え3年ぶり南ア鉱山労働者の賃金交渉、ストライキ懸念も。

 このことが上昇要因になると予想します。しかし、その一方で、インフレに伴い世界中央銀行の利上げによる景気後退懸念は、NYプラチナの下落・上値を抑える要因になります。

 

 大証白金は、買い方針変わらずです。ただし、まだ買い増しするタイミングではないと考えております。2日・3日間3880円前後で揉み合って欲しいのが、私の希望です。今、大証白金が上昇すると、また売り叩かれそうな気がします。タイミングを見て、買い増ししたとこは、このブログでコメントします。

【大証金】

 昨日、NY金ETFが6.97トン増加しました。それ以外の国で、0.95トン増加していました。恐らく、NY金1800ドルを割り込むことはないと予想します。ただし、一つ言えるのは、VIX指数が低下した場合、NYダウが反発し、NY金は〇〇〇〇ドルまで沈む可能性はあります。基本は、再三述べていますが、狭いレンジでの逆張りを意識した上で、安値は買い拾いを考えても良いと思います。

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