✳︎12年間フルゆとり 杏彩の中国生活✳︎

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妊婦子連れで日本帰国【渡航日の長い長い1日】〜南京コロナ禍中の日本帰国〜

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日本入国に必要な陰性証明書や、どういった経緯で绍兴に一泊したか、などは前回のブログ記事をご覧ください。

xingcai.hatenablog.com

 

ANA NH930便 16:30〜20:45の便で今回日本に帰ってきました。

3月24日(木)

紹興市のホテル出発

11時 ホテル出発

滴滴(タクシー)で杭州の空港までは1時間です。

夫は杭州には行かず、結局夫は途中の绍兴东駅で降りて、私と子供2人で空港まで向かうことになりました。(夫はこれからも中国で生活する上で色んな都市に行くことはリスクになるため)

タクシーの運転手さんはとても良い人で、空港に着いたらカート持ってきてあげるね、暑くない?、など色々気を遣ってくださいました。

 

娘はタクシーに乗って、すぐに車で寝てくれました。

移動中に寝てくれるのは、親にとってはとても有り難くゆっくり出来ました。

杭州についてから色々確認されて、杭州に入れなかったらどうしよう、など考えていましたが、高速道路を降りる時には健康コードのチェックなど何もなく、スムーズに空港まで着きました。

 

杭州の空港到着

荷物を下ろしてもらい、ベビーカーとスーツケース1つでの渡航になります。

空港に入る際には、健康码と行程码のチェックがあります。

南京は中高リスクのある場所なのですが(中高リスクのある都市には✴︎マークがつく)、ノートに名前とパスポート番号を記入するだけで、空港には問題なく入れました。(陰性証明書などは特に必要ありませんでした、時期によっては変わるとおもいます)

 

娘と2人での渡航で、余裕は一切なく、写真は少しだけ撮れたので、併せて載せていきます。

 

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この日の杭州の空港の国際線のフライトは3便(香港、マカオ、日本行き)のみで、私の便のチェックインは13:30から、入国検査、荷物検査の場所は13:00からのオープンでした。

 

まだ時間があり、お昼ご飯はまだだったので、空港のスタッフに食事ができるところを聞くと、ケンタッキーや中国料理のお店が数店やっていて、隣のターミナルにはコンビニもあるということでした。

チェックインに並びながら子供に食事をさせようと思い、ローソンでおにぎりや卵焼き、パン、飲み物を買って、またチェックインカウンターに向かいました。

ターミナル間は長い通路で繋がっています。

 

妊婦がベビーカーとスーツケースを押す姿を見て、移動中、知らないおばさんにママはすごいね、って言われました。笑

でもその言葉で頑張れますね!

ベビーカーは指一本でも動く、すごく押し心地が軽いものなので、移動は見た目ほど大変ではなかったです。

 

チェックインカウンター

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12:35頃から並び始めました。

それでも、もう既に前に人は並んでいました。

 

13時ごろから、出国に必要な手続きの案内(海关旅客指尖服务のwechatミニプログラムから健康状態や14日間どこにいたかの登録が必要です)の紙が配られました。出国検査前に、海关の登録をし、QRカードが必要です。

ANAの地上係員の方に気を遣っていただいて、ファーストクラスのカウンターで1番前に並ばせてもらいました。

ちなみに今回の飛行機はファーストクラスの座席はなかったかと思います。

 

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娘の旅行証、パスポート、私のパスポート、PCR検査の結果を渡すと、何も言わずともチェックインの手続きをしてくれました。

荷物が26kgと2.3キロオーバーしていたので、手荷物で持って行って〜と言われて、荷物の出し入れを行い、これがまた一苦労。。。焦らなくていいよ〜なんて言ってもらいながらでしたが、なかなか大変な作業なので、皆さんはしっかり荷物は時前に測ってから行ってください。笑

コロナの影響で、ベビーカーも搭乗口まで自分のものを持って行けない、ということで、ここで預けました。ベビーカーの荷物の入れ替えも忙しかったです。

ANAのチェックインカウンターには、ベビーカーが2台あり、それを搭乗口まで借りることができて、荷物も乗せられてとても有り難かったです。

借りれるかどうかは、先着順だと思います。

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私たちのベビーカーは袋に入れてもらいました。

そしてここで、到着後すぐに使いたい?と聞かれて、できるの?と聞くと、できるよ、とのことだったので、お願いしました。

重量オーバーの荷物を手持ちの方に入れ替えて、ベビーカーも準備して、とやっていたら、これだけで疲れる私。笑

(本来預け荷物は合計4つ預けられますが、ベビーカーとスーツケースを持って大人1人で移動するには、現実的にはこの量が限界ですね。日本帰国においてはそんなに荷物もないのですが、寒い時期だと服が嵩張りますね。) 

 

出国検査

チェックイン自体はすぐに終わり、次は関税を通ります。ここからは娘は旅行証のみでokです(日本のパスポートは出すことはなかったです)

スマホで登録した後のQRコードのスクショを、1人1つ用意します。これは、座席が決まってからの登録になりますのでご注意を。

(日本のファストトラックの登録にも座席番号が必要なので、チケット購入の際に前もって座席を登録しておくと便利です)

 

次に出国検査です。杭州の空港の場合は、国籍関係なく同じ列に並びました。

13時から開いたようで、3つの便の乗客で押し寄せていて、ここでなかなか待ちました。娘にはお菓子をあげながら、30分くらい待ったと思います。日本と中国どちらでの生活が長い?と聞かれたりしましたが、問題なく終了。

荷物検査はすぐに終わりました。

妊婦さんは、お腹も触られるんですね!お腹に何か隠す人がいるのかな?

 

制限エリア内

そうこうして、14:15に制限エリア内にきました。

飲み物を買って、コンビニで買ったご飯を食べました。ここまで2時間くらいはずーっと立っていたので、私は早く座りたくて仕方なかったです。笑

妊婦さんは時期によっては、お腹が張りやすかったりすると思います。座れない状況が続くので、ご注意を。

 

搭乗時刻は15:50

それまで、何か食べたり、飛行機を見たり、娘は掃除のおばさんとお話したり、トイレに行ったり、して過ごしました。

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マスクをつけていられないので、フェイスシールドも持ってきましたが、やっぱり1歳半の娘は長時間はつけていられないですね。

 

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飛行機 搭乗開始

15:50頃になり、ステータス持ちの方の優先搭乗よりもさらに先に搭乗ができました。ANAの場合、5歳から子供1人で搭乗ができるそうです。今回、子供が2人、1人で搭乗していました。チェックインカウンターで、その子のお婆ちゃんに話しかけられ、一人で行くんだよ〜、なんて言うのを私に話してくれました。笑

娘はそのお兄さんお姉さんに興味津々でした。笑

搭乗する時に、日本人のANAのスタッフさんも見かけました。

 

今回の機内の座席は

●● 通路 ●●● 通路 ●●

私たちは、右の端の●●を予約しました。 

子供と2人でゆったりと座れて、他の方にも迷惑をかけることなく、すごくよかったです!

1歳半にもなると、大人1人で子供1人連れている場合、子供を膝に乗せるというのは、現実的ではないです。動きたい盛りの時期には、席を取ってあげるのが、周りの人のためかなと思います。

1人座りができない頃であれば、赤ちゃん用のシート、バシネットの予約もおすすめ!

(娘は1歳ちょうどくらいの時にも飛行機に乗りました。その時は夫婦で子供を膝に乗せていましたが、夫婦2人いれば膝に乗せるのもありかもですが、1歳半にもなると全く止まっていられない時期になりました。笑)

 

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搭乗中はこんな感じで椅子の上に乗ったり、降りたりを繰り返していました。
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CAさんにも色々気を遣って頂いて、おもちゃを頂いたり、いろんなお声がけをしてもらいました。

子供の食事を出すタイミングを聞かれましたが、同じでok、おまかせでお願いしました。

1番心強かったのは、今日の便はママさんCAさんもいるので、何かあったらおっしゃってくださいね、という一言でした。

私たちのすぐ裏にはお手洗いもあったので、トイレが近い妊婦には、いつでもトイレに行けるという安心感がありました。

 

離陸開始

離陸着陸の際には、子供は膝の上が良いという話だったので、膝の上に載せていました。

着陸の際には特に危険なので、膝の上がおすすめです。

シートベルトサインが消えてからは、好きに過ごさせました。下に降りたら、席に座ったり、膝掛けに座ったり、片時も止まらない1歳児でした。笑

座席には画面がついているので、画面を少しだけ見ていましたが、そんなには見ていられず、色んなおもちゃを出したり、頂いたおもちゃを製作したり、機内食を食べたりして過ごしました。

大人の機内食の配布前に、子供に先に配っていました。可愛い幼児食の機内食です。 

↓子供用の機内食

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↓大人用の機内食
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(他にも離乳食時期の子用の機内食もあります)

結局娘は、ヨーグルト、ワッフル、ビスコ、コロッケ、飲み物を楽しみました。

食べず嫌いが多いので、他はほとんど食べていませんでした。

搭乗前にもおやつを食べていたので、あまりお腹は空いていなかったかも?

久しぶりの日本食!ハンバーグが美味しかったです😂

今まで子供にはチョコレートはあげておらず、まだあげない!と決めていましたが、機嫌が悪くなった時に、コアラのマーチを食べたいと言い出し、2つだけあげちゃいました。本当はチョコはまだあげたくなかったけど、今日は特別!と思いました。笑

 

約3時間のフライトは全く寝なかったです。

いつも中国時間の19時から寝る準備をするのですが、ちょうど着陸の時間と被ってしまい、着陸の時には機嫌が悪かったです。

最終手段、iPadでダウンロードしたものを見せていました。

トイレには娘も一緒についてきました。娘くらいの大きさだと、動くし、トイレでおむつを変えるのは大変かも、と思い、機内ではオムツは変えませんでした。飛行機に乗る前、降りた後に変えました👌

 

離陸着陸時には、飲み物を常に飲ませていました。

100mlの子供用の紙パックのカルピスを持っていきました。(機内持ち込みできる液体は100ml以下のものです)ジュースなら飽きずに飲んでくれる!

 

ずっと娘とおしゃべりをしていてすぐ近くの人には迷惑だったかもしれませんが、大きな声で泣いたりとかは一切なく、本当に良かったです。

通路挟んだ隣の、これから日本留学に行くであろう中国人男子が子供かわいいね〜とか、ここちゃんと少し遊んでくれました。

機内は、日本人が1割、9割中国人。

日本人はビジネスマンっぽい男性ばかり、

中国人はこれから日本留学の学生が多く、

機内はおそらく満席でした。(裏の席までは確認できていません)

3月中旬?下旬?から、日本へ行く留学生もビザがおりるようになり、一気に日本行きのフライトが満席ばかりで、値上げしています。

日本帰国をお考えの方は、お早めにチケットを取ることをおすすめします。

 

(搭乗前)ベビーカーを返したところ〜機内 と

(着陸後)機内〜国際線出口まで

預け荷物で預けれなかった、機内持ち込みした2.3kgの荷物は、スタッフさんやCAさんが持ってくれて、収納までしてくれました。本当にありがたい!

私はリュックの中に、子供の機内のグッズやお菓子、飲み物、自分のパソコンやPC、iPadなどなどで既に手一杯で本当に助かりました。

 

着陸後、日本入国検疫

20:35頃

着陸

約5〜10分くらいでビジネスクラスの前方から順番に降りて行きました。

私はエコノミーの3列目だったので、早めに降りられました。

この日は、他の国際線の便ともあまり被っていないような時間だったので、機内での待ち時間が少なかったんだと思います。(他の国際線と着陸時間が被ると、機内での待ち時間も発生するそうです)

 

ここからの日本入国における検疫は、流れるように時が過ぎていきます。

撮影禁止の場所ばかりなので、写真はありません。

 

20:50頃 

機内から降りる。降りたところに、ベビーカーと、私たちを国際線の出口まで案内してくれる担当の方(ANAのグランドスタッフさん)と合流←ANAのエアポートサポートを利用

 

20:55頃 

一旦着席で待つ、この時ANAのエアポートサポートを使ったから?なのか、他の方たちよりも、さらに先頭で待てました。

 

21:00頃 

Mysos(ファストトラック)の画面と、娘の陰性証明書のチェック 

 

21:10頃 

PCR検査 1人ひとつづつ容器を渡されます。大人は唾液検査、子供は無理だと伝えると、すぐ裏のブースで鼻での検査です。結構奥まで入れられていました。

その後はMysosの使い方について、スマホの設定のチェック、待機場所までの移動方法、待機場所の確認、などなど、スマホを見せる場面が多いです。

 

21:20頃

全ての検疫関係の手続きが終わり、PCR検査の結果の待合所に到着

椅子がたくさん並んでいて、指定された座席で待ちます。

大体1時間〜1時間半くらいで結果が出ると、グランドスタッフさんに聞きました。

私の乗ってきた便の中では、7番目に全てが終わったようです。7番目と8番目の席に案内されました。←妊婦でベビーカー押していましたが、グランドスタッフさんのおかげで、めちゃめちゃスムーズに来れました!!!!

 

検査の結果を待ちます。

オムツを変えに、トイレへ

日本のトイレが綺麗すぎて、感動しました😂笑

ベビールームもあるそうなので、席を離れて授乳することもできると思います。

待合所に自販機があり、娘と飲み物を買うと、小銭を入れるのが楽しかったのか、またやりたいとせがまれ、結局3回買いました。笑

中国人であればアリペイも使える機械でした。

飲み物を飲みながら、お菓子を食べながらしていたら、パスポート裏に貼られたシールの番号を呼ばれます。これは、機内を降りて受付をした順に番号が早いです。

陰性の方だけ呼ばれます。

 

21:55頃

私たちの便の人の結果が出始めたようでした。

ちなみに、同じ便の人がこの時点で全員結果待ちの場所までは到着していなかったので、席を降りる順番と、その後の検疫チェックのスピードで、外に出られる時間も変わってくると思います。

 

22:00頃

私たちの番号が呼ばれました!

大体検査から1時間くらいで結果が出ました。鼻での検査の娘も、同じタイミングで呼ばれました。結果待ちの待機場所に来てからは、40分くらい待ちましたが、娘はそこまで騒がず過ごしてくれました。

案内を担当してくれるグランドスタッフさんも、私も結果を聞いているので聞こえたら迎えに来ますね、と言われていたので、最悪聞き逃してもそのスタッフさんが教えてくれるので、授乳やトイレに離れても大丈夫です。スタッフさんがいらっしゃったら結果が出たということなので、安心してください。

 

結果が出れば、出口へ向けて進むだけです。

ここからはかなり歩かされます!!!!!

歩きながら、案内してくれたグランドスタッフさんが同世代の女性で、この空港でのお仕事について色々お話できたのも、楽しかったです。

 

税関申告も、今はスマホでできるので便利ですよ!(税関申告アプリをダウンロードしてみて!)

結局、今まで日本入国、検疫に必要だった紙での大量の必要書類は、今は1枚もなしで、日本入国ができました。

子供がいると、子供の前でペンを出すことも難しい(邪魔されて)ので、スマホだけで済むのは本当に楽!!!!!!!!

 

22:20頃

国際線出口に到着!ここでグランドスタッフの方とはお別れ。

この方に連れられて、いくつかのチェックポイントをただただ歩いて向かうだけで、全く頭を使わずに、

全てエレベーターを使って、飛行機を降りてから出口まで案内してもらえて、本当にありがたかったです。

めちゃめちゃ丁寧な敬語で、荷物も持ってもらえて、本当に申し訳ないし、感謝しかないです。(ずっとヒールで長距離を歩いてもらって、荷物も持って頂いて、申し訳なさすぎました。しかも、それを伝えると普段はもっと重い荷物を持っているから、とか、痛くならないヒールだから、とか本当に良い方すぎました。沢山感謝の言葉を伝えました。)

ANAのエアポートサポートサービスは、本当におすすめ!利用できる条件に当てはまる方は、ぜひ申し込んでみてください!無料です。

 

今までJALマイルを貯めていたので、JALを多く使っていましたが、これからはANAにお世話になろうと決めました!笑

(中国でANAの航空券を、ANAのクレジットカードで買おうとしたらJCBにブロックされたのは謎でしかないですが…)

 

出口まで、私の家族が迎えにきてくれていたので合流しました。この日はもう遅かったので、空港近くのホテルに1泊しました。

国際線の出口の隣は、国内線の出口なのか、旅行帰りのような若い人たちがたくさんいて、中国と日本との差に驚きました。

成田空港に入るのにも、体温チェックすらない!

中国では、今までどこにいたか、陽性者は近くで出ていないか、など全て確認されたり、PCR検査の陰性証明書が移動には必要だったりなのに、日本と中国は本当に違うことに、驚きました。

渡航の1日は以上です。

 

自宅隔離について

私達は、ここから7日間の隔離になります。

が、3日目以降に日本政府指定の機関でPCR検査を受けると隔離が短縮されます。私たちもこの制度を使いました。それについては、次回お話します。

 

 
 
 
 
 
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