研修医生活

研修医感じたことをつらつら書きます。

最近書いてない

2017-01-12 21:34:31 | 日記
最近書いてないなあ。

まあ、日本の医療について思うところは色々とあるんだけど、いちいち書く気にもならない。


日本の保険制度って、世界的にみてもすぐれた制度だって、書いている記述があるが、日本の記述以外見たことないんだけど。

旧共産圏では無料で受けられるところもあったし、西欧の諸国でもほとんど税金から出て無料のところもある。

安ければいいってもんじゃないが。


旧共産圏で無料で思い出したが、チェコで以前、心臓が痛くなり、病院に行ったが、受付で看護婦のおばちゃんに英語で言っても通じなかった。

心臓のところを押さえて、苦しそうな表情をしたらわかりそうなものなのに、わからないって、しぐさをされた。


しかし、その後、自分で心臓系を診る医師のいる部屋を見つけて、直接、医師に会った。

そしたら、その場で、ベッドに寝て、診てくれて色々検査してくれた。年配の医師が研修医に教えながら診てた。


そして、大丈夫だといわれ、もっとリラックスしろといわれた。確かに東欧旅行で気分が落ち込んでる上に寒冷で心臓に負担がかかったのだろう。

その後、言われたとおり、誰彼かまわず宿であった若者と話をしていたら、自然になおった。

診察の最後に、料金を聞くつもりで、ペンで書くしぐさをしたら、診断書を書いてくれた。

結局、支払いはいらなかった。外国人でも自国民でも支払いはいらないようだった。病院にレジのようなものがないのは、ひとつ病院の仕事が減っていいかもしれない。


いや、日本の保険制度のいいところと悪いところを書こうと思ったのだが、とんだ寄り道をしてしまった。


日本の保険は医師が食っていくことにおいては断然に医師に有利だと思う。

ただ病気を治すということにおいては疑問が残る。

いろいろあるが、ひとつには処方、治療の制約があること。病気なんて常軌からはみ出すものも多々あるのに、杓子定規で血治療しようとするのに無理がある。し、最善でないので、健康にはよくない場合が出てくる。

まあ、いろいろあるが、長くなるので、また次の機会にする。

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