円安はどこまで進むのか? 藤巻健史元議員(&銀行支店長)は、かなり極端に悲観的な予想をしていますが、bitFlyer会長の加納裕三さんは、もっと穏健で現実的な予想をしています。彼によると、もし日本円の崩壊が起きたとしても、360円くらいに留まるそうです。
以下、加納さんの言葉
ハイパーインフレの定義によるけど、固い防衛ラインは僕は360円くらいかなと思います。
外国人から見ると土地も会社も1/3に見えるはずなんですよ。それはそれで激安に見えるはずですので、買われまくるでしょう。
国富が3700兆円くらいあります。
外国人が土地や固定資産を買うと外貨(もしくは同等の円)が国内に還流されるので、ドル円を売る圧力になります。ハードアセットは持ってて安心だから、下限になるのでは?
輸出企業の株価が暴騰して、輸入企業が暴落するでしょう。
日本の人材リソースも激安になるので、「日本人は安い労働力として使いましょう。なんなら会社ごと買って日本拠点で生産するのが良い」となる気がします。
ジンバブエと違って国富があるので1ドル=1兆円とかのレートはあまりイメージできないんですよね。
もちろん日銀が際限なく財政ファイナンス(実質そうですよね?)をやり続ければ、ハイパーインフレになりますが、日本のガバナンスの構造上そうならない。
トルコとは違うよ。
そして、日本国債は90%以上日本人が持ってる。だから、政府、日銀、家計や、企業の資産・負債、ドル円とのバランスを考える
と、極端なレート(1ドル=1兆円)にはならないのかなと。
このようなシナリオは予測するのが非常に難しいので、レート予想の幅も広くなるのですが、1ドル=1000円とかはあるかもしれません。
10000円はないかなと思います。
あ、なんで360円かって?
こういうのをフォーカルポイントと呼ぶんですよ。意味のある数字ですよね。
以下、加納さんの言葉
ハイパーインフレの定義によるけど、固い防衛ラインは僕は360円くらいかなと思います。
外国人から見ると土地も会社も1/3に見えるはずなんですよ。それはそれで激安に見えるはずですので、買われまくるでしょう。
国富が3700兆円くらいあります。
外国人が土地や固定資産を買うと外貨(もしくは同等の円)が国内に還流されるので、ドル円を売る圧力になります。ハードアセットは持ってて安心だから、下限になるのでは?
輸出企業の株価が暴騰して、輸入企業が暴落するでしょう。
日本の人材リソースも激安になるので、「日本人は安い労働力として使いましょう。なんなら会社ごと買って日本拠点で生産するのが良い」となる気がします。
ジンバブエと違って国富があるので1ドル=1兆円とかのレートはあまりイメージできないんですよね。
もちろん日銀が際限なく財政ファイナンス(実質そうですよね?)をやり続ければ、ハイパーインフレになりますが、日本のガバナンスの構造上そうならない。
トルコとは違うよ。
そして、日本国債は90%以上日本人が持ってる。だから、政府、日銀、家計や、企業の資産・負債、ドル円とのバランスを考える
と、極端なレート(1ドル=1兆円)にはならないのかなと。
このようなシナリオは予測するのが非常に難しいので、レート予想の幅も広くなるのですが、1ドル=1000円とかはあるかもしれません。
10000円はないかなと思います。
あ、なんで360円かって?
こういうのをフォーカルポイントと呼ぶんですよ。意味のある数字ですよね。