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教皇様は反ワクチンに疑問「ワクチンと人には友情の歴史」

2021-09-21 23:26:37 | 時事
教皇様のワクチンに関するご意見です。私の感想(あまり重要ではないと思うので)は、後述します。

ローマ教皇、反ワクチン論に疑問 「人類と友情の歴史」 2021/9/16 11:32 産経新聞

ローマ教皇フランシスコは15日、新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する考え方に関し「人類とワクチンには友情の歴史があるのに(拒絶するのは)少し奇妙だ」と述べ、反ワクチン論に疑問を呈した。ハンガリーとスロバキア訪問を終えローマに戻る機内で記者会見した。

バチカン公式メディアによると、教皇は高位聖職者の枢機卿にもワクチン反対派の人々がいるとして「その中の一人はウイルスで入院した。人生は皮肉だ」と指摘した。

イタリアではワクチンの安全性に懐疑的な見方が一部にあるほか、接種や陰性証明がないと飲食店の屋内席などが利用できないことに対し「個人の自由への侵害だ」とする抗議運動も起きている。

教皇はこれまでにもワクチン接種は自分の健康だけでなく、他者の命を守るためにも必要だとの考えを示していた。(共同)

写真は15日、スロバキアから帰国する機内で記者会見するローマ教皇フランシスコ(ロイター=共同)

https://www.sankei.com/article/20210916-EQ6XEIVTIJN4FLB3EKFRJRQX3Y/



 正直、ワクチンについては私も判断が難しいと感じています。私自身は、まだ打ってはいないのですが、打つのであれば、ファイザーやモデルナ、アストラのようなmRNAやウイルスベクターワクチンよりもノババックスやKMバイオロジクスのような組み換えタンパクや不活化ワクチンの方が、副反応は穏やかなので、健康リスクは少ないかなと考えているところです。ノババックス製のは既に日本政府は大量契約済みで、KMバイオロジクスも日本のメーカーで、今年の11月に最終段階の治験をするようです。

 ただいずれにしても、反ワクチンの意見が沢山あることは事実で、それに対して、教皇様は不快感を示されたようです。

 打つもリスク、打たないもリスク、どちらにもリスクが考えられますので、難しい問題ですね。
 
 しかし、神と人との対話でもなく、人と人との繋がりでもなく、人とワクチンとの友情と言い出す、その言葉の使い方には少し驚いてはいます。キリスト者の長として、かなり斬新な表現なのではないでしょうか。


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