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聖ブリジッタおとめ  アイルランドの守護の聖女

2024-02-01 12:48:02 | 聖人伝
聖ブリジッタおとめ  アイルランドの守護の聖女  記念日 2月1日




 5世紀の中頃、ブリジッタはアイルランドの族長の娘として生まれた。幼い時から修道女になることを志望して、18歳の時、7人の仲間と共にクロガン・ヒルというところで神に奉仕する生活を始めたが、470年頃、アイルランドにおける最初の修道院をキルダラ(樫の木の教会)として知られている場所に創立して、修道士と修道女の修道院長となった。
 
 ブリジッタは子供の頃から貧しい人々を大切にして、施すことが好きであった。大人になってからの話であるが、彼女がのどの渇いた見知らぬ人に飲み水を与えると、それがミルクに変わったと伝えられている。
 ブリジッタは、体と精神が必要とするものは、両方とも与えられなければならないことをよく悟っていたので、自分の周囲の人々の霊的・物質的生活を向上させるために非常な努力をしたそのために自分の修道院を学問と芸術の場所として貴重な手書きの写本や書籍を写したり、すばらしい絵を描かせたり、勉強させたりした。

 アイルランドの教会会議の間に、一人の聖なる司教が、聖母マリアが信者の中に出現される夢を見たと告げた。ブリジッタが到着したとき「私が夢に中で見た聖女が来た」と彼は叫んだ。その時からブリジッタは「ゲール人のマリア」として知られるようになった。

 ブリジッタが亡くなったのは、525年2月1日であった。デーン人がアイルランドに侵入したとき、彼女の遺体はキルダラからダウンパトリックへ運ばれて、聖パトリックのそばに葬られた。ブリジッタと同じように聖パトリックもアイルランドの守護の聖人である。



主よ、あなたが十字架上で忍ばれた
御苦しみを思い出して祈ります。
わたしたちが、ますますあなたを敬い
愛することができますように助けて下さい

聖ブリジッタの祈り





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