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ハッピーデスデイについて、その2U

2021-10-05 04:05:00 | ホラー映画
 9月18日月曜日。大学生のツリーは自分の誕生日の夜、仮面を被った通り魔に殺されてしまう。
 しかし、その瞬間、目覚めたのは朝。ツリーが慌ててスマホを確認すると画面には、9月18日月曜日──



 第一作、第二作とも見ました。いわゆる同じ時間を繰り返すタイムリープ物。
 ジャンルはホラーサスペンスでパッケージもおどろおどろしい画像になってるんですが、嘘んこですよねw

 題名やジャンルは詐欺。ホラーやサスペンスとしては中途半端だし、ループ物でお馴染みの伏線を回収するだとか凝った展開もなし。
 ちょっと外見と中身の違いが気になって、イマイチ話に集中できなかったなとは思いました。

 ただ、文句はこれぐらいで普通に面白い映画ではある。
 ジャンルは間違えてますけど、エンタメ作品として気持ちを切り替えて見れば楽しめる。

 要は主人公・ツリーの成長物語なんでしょうね。
 最初は嫌な奴だったのがループを繰り返す内に段々と優しくなっていくという。

 てか、元々のキャラが結構面白いし。
 存外感があって主人公然としてて。グイグイと視聴者を巻き込んでくれる。ストレスなく見れるからこちらとしては凄くありがたかった。

 ツリーを演じるジェシカローテさんが大学生役にしては老け過ぎですけどねw
 まぁ、これは見てたら慣れるかな。ツリーの個性や主演のジェシカさん共々、なんか不思議な魅力があった。


 続編の2Uからはもうホラーサスペンスでもなんでもなくなるw
 とうとうループの原因が判明して、大学で開発していた量子反応器の仕業だと。

 これはちょっと拍子抜けだった。
 殺人と何の関係があったんだ? ここはうやむやにしてほしかったな。

 ツリーの苦労人がさらに加速化して面白くはあったんですがw お母さんの話も綺麗に纏まっててテンポ良く見れた。
 ただ、ジャンルのブレやズレも深刻化。SFなのかサスペンスなのかコメディなのか。

 積め込めすぎってわけじゃなく、全ての要素を少しずつ摘まみ食いしてるような。
 ツリーの存在感があるからまだしも、物語の根幹や柱がなくて薄味な作りになってしまった。

 案の定というか、続編興収は前作から半減してしまったらしいし。
 三作目の構想があったけど、それも立ち消え。

 まぁ、量子反応器とかDARPAとか。突飛な内容だったし話を広げ過ぎた感じありましたからね。
 ここらで終わっておくのが無難ではあるんかな。

 時間がある時にサクッと見れて楽しめる。あっさりした作品。
 俺から残暑お見舞いです。では、また。




 P.S.

 てか、この春に続編やってたんだってな。知らんかったわw
 「スイッチ」とかいう。殺人鬼と入れ替わってしまうとか。

 うーん、まぁ、見ない!!w


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