長崎の教会巡りをするなら、はずせない名著です。 | 寺社イベント研究家・福田祥子

寺社イベント研究家・福田祥子

寺社で行われるイベントを取材・記事を執筆するかたわら、マンダラエンディングノートのファシリテーター、終活カウンセラー初級としても活動しております。

{5CD9C08A-BB37-46BF-A49E-1ADFF1594F07}


ちょっと前の話になるのですが、8月6日、写真家の飯田裕子さんのイベントに、大先輩の寺社旅研究家・吉田さらささんが対談コーナーで参加されるとのことで、行ってきました。
 

今回は、著者が吉田さんで写真が飯田さんで出版された「長崎の教会」という本の写真展で、取材時のお話もたくさん聞けました。本も購入して読み始めましたが、とっても面白いです!

 

教科書には載っていない歴史というのでしょうか? これまで学校では、キリスト教を禁止して天草の乱などで信者を抑圧した江戸幕府が悪者みたいに教えられてきましたが、最も苛烈な迫害が起こったのが、明治政府樹立後だということは、初めて知りました。


その迫害というのは、明治政府になってから、バスチャンの予言というものを信じたキリスト教の信者たちが名乗り出て、結局、迫害されちゃったという悲惨な逸話です。人間が人間にこんなことができるんだ…という驚きをもって話を聞きました。また、信者のみなさんは、みんな信仰を頼りにして純粋・純朴だったんだなと思いました。自分が同じ立場なら、、、先に名乗り出た人がどういう扱いを受けるか見極めてから名乗り出ると思う。。。


最後に声楽家の碧木マリアさんという方の独唱がありました。
 

{78C2D2DB-6243-4B84-AE5B-6643E6783EBD}

帰りがけには、愛するウエストの喫茶店に行き、好物のモカケーキを食しました。やはり、スイーツは女の心の栄養、癒しですね😌