がん患者さんのお金の専門家 看護師FP🄬の黒田です。
がん患者さんの傷病手当金や障害年金で気になることが立て続けに起きているので、注意喚起を兼ねて書きます。
がん患者さんにとっての傷病手当金や障害年金は体調面や社会保険加入状況により説明できる内容が変わるので、常に慎重に対応しています。
しかし体調面を無視した裏ワザ?(内容的には違法の部類)や、制度の主旨に反して損得勘定で選択してしまう案件を立て続けに目にすると、制度の要件は今後も厳しくなるんだなと思ってしまいます。
がん患者さんの制度の認知が広まってきたのは良いことだけれど、捻じ曲げた利用をしてしまうことで今後同じ立場で苦しんでいる人たちが利用しにくくなってしまうので何とかしていきたいところだけど、結構普通にアドバイスとしてされてしまっているところもあるのが怖いですね。
制度のアドバイスというのは、「患者さんのために」が水戸黄門の印籠のようになってしまい、グレーなことも曲がり通ってしまうこともあるので…
しかし、 制度のアドバイスをする人は、労務不能状態の理解を深めないと、悲しい思いをする人が増えてしまうと考えています。
「この制度を使いたい(受給したい)からこうすれば審査通るよね」「こっちの方が金額が多いから」ではなく、「今の状況(体調や加入状況)に該当する制度はこれだから、申請してみましょう」が望ましいけれど、がんのつらさは目に見えにくいものだから本当に難しい。
先日、奨学金の部分で少しお手伝いした制度のページです。
愛知県の社会保険労務士さんが、がん患者さんの就労支援の団体で作成しているペーパーです。
画像はちょっと加工していて内容わからないようになっていますが、制度ってこんなにもあるし、要件も細かい。
複雑だし、たくさんあるからこそ、きちんとアドバイスしてもらえるところにつながってもらいたいです。
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