イエズス・キリストの私生活と公生活 天文学データ

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イエズスの私生活 第1章~第19章

イエズスの公生活1年目 西暦27年上半期 第20章~第35章

西暦27年下半期 第36~第43章

イエズスの公生活2年目 西暦28年上半期 第44章~第60章

西暦28年下半期 第61章~第67章

イエズスの公生活3年目 西暦29年上半期 第68章~第79章

西暦29年下半期 第80章~第93章

イエズスの公生活4年目 西暦30年 第94章~第130章

第131章 ロザリオの祈り ロザリオの20玄儀

第132章 審判者イエズス・キリスト

The Diaries of the Gospels, Astronomy data : Kindle Edition



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サーサーン朝期に『アヴェスター』が編纂されたのは明確な教義・聖典を持ったキリスト教仏教マニ教などの台頭に対抗する必要があったからです。また、既にザラスシュトラ時代の呪術が知識人の知的好奇心を満たせなくなっていたことも聖典整備の一因でした。

聖書』や『クルアーン』のように当初から教徒の間で広くその権威が認められていません。『アヴェスター』が書かれたペルシァ州から離れた地域では8世紀になっても一般信徒の間で『アヴェスター』の存在が知られておらず(または理性的に語る聖典とは見られておらず)、ザラスシュトラも(少なくとも預言者としては)認識されていません。さらに神官でも『アヴェスター』を知らずにそれとはかなり異なる教義を信じていた節があります。

ところで、来世観や終末論セム的一神教仏教などに影響を与えたという説もあります。

『アヴェスター』は、アケメネス朝期の古代ペルシとは異なる言語(ガーサー語・アヴェスター語)で1200枚の牛皮に筆録されていました。だが、その大部分はアケメネス朝の滅亡時に一旦失われました。(但し、これを否定する説もあります)。

サーサーン朝期に書籍化が試みられました。「アヴェスター語」をパフラヴィー文字に書き換えるときに表記できない音がありました。それでキリスト教パフラヴィー文字やギリシ文字を借用して「新たなアヴェスター文字が作られました。

アケメネス朝時代に編纂(へんさん)されましたが、紀元前330年、アレクサンドロス大王(アレキサンダー大王)がペルシャを滅ぼした際の混乱で散逸しました。その後、サーサーン朝が成立して間もない3世紀頃に再び作られて現在まで伝わる形となりました。長らく口承によって伝えられましたが、6世紀頃、「アヴェスター文字で書物へと音写されました。21部構成なのですがイスラム教の迫害を受けて破壊されたために現存するテキストは4分の1に過ぎません。

この原イラン多神教を基にしてゾロアスターがアフラ・マズダーを信仰対象として創設したのが「ゾロアスター教」です。善の神アフラ・マズダーの他に悪の神アーリマンという神を信じていました。善の神と悪の神の二元論を信仰しました。

77歳のゾロアスターは礼拝中に暗殺されました。