「新たなアヴェスター文字」が作られました。『アヴェスター』は、アケメネス朝期の古代ペルシァ語とは異なる言語(ガーサー語・アヴェスター語)で1200枚の牛皮に筆録されていました。だが、その大部分はアケメネス朝の滅亡時に一旦失われました。(但し、これを否定する説もあります)。 サーサーン朝期に書籍化が試みられました。「アヴェスター語」をパフラヴィー文字に書き換えるときに表記できない音がありました。それでキリスト教パフラヴィー文字やギリシァ文字を借用して「新たなアヴェスター文字」が作られました。