風に吹かれて

~愛すべきこの街に誰が沈めたというのだろう~

RIDE ON TIME③

47の映像を挟みながら、18祭ドーム公演のリハ風景が流れる。

過去2回と比べると、楽しそうな感じの映像が多かった。とはいえ、そこに至るまでの、そこに至ってからの、大変さはてんこ盛りなわけで。

「大変さを見せないのがプロ」一理ある。「プロだけど大変さも見せていく」これも一理ある。SNS時代到来による情報発信の仕方、受信の心構え。大変忙しいな!

 

生身の人間に「偶像化」を求めたことはない。偶像に「エンタメの醍醐味」を感じたこともない。だから私は「40歳になったおじさんたちが一生懸命」で「歯磨きしてたらぎっくり腰」になった関ジャニ∞(後者は約1名)が好きなのだ。

趣味嗜好は個々に委ねられている。これは私の好み。正しいの間違っているの言われても困る(言われてないけど)

 

●バンドリハ

「宇宙に行ったライオン」

以前ヤスくんが「いつかやりたいな」と言っていた記憶がある。だから、いつかやるんだろうなとは思っていたけど、こんなに早いのは予想外だった。

今の関ジャニ∞には、すばるくんのような「圧倒的ボーカル」がいない。特にバンド曲になるとそれが顕著に現れる。そんなこと本人たちが一番よくわかっているだろう。でも私は「バンドいける!」と思っている。決して希望的観測ではない。

 

●ダンスリハ

「Monster」

関ジャニ∞とは敢えて異なるテイストのダンスを踊る。自分たちのダンス曲でも四苦八苦している人が「どうやったら振りって早く覚えられるんやろうな」とぼやきながら、謎のダンスを舞ってみたり、立ち位置を間違えたり。ダンスリハのお約束だ。

スタッフさんに「慣れ」と言われてたマルちゃん。相当な場数を踏んできているはずなのにね。早く覚えられない理由はよくわからないけど、何となく「キラキラじんたろうのサニーめかぶ」的な領域を一時的に空ける必要があるのではないかと予想する。何となくね。でも絶対に捨てないでね!

 

●本番に向かって

「役割分担」

例えば大倉くんの舞台演出。横山くんのバラエティ演出。それぞれ得意分野がある。それに加え、マルちゃんがバンド演出の提案を、ヤスくんはバンド衣装をデザインしていた。適材適所。とてもいい感じだ。

村上くんが演出について積極的に提案する映像はあまりない。多分だけど、表には出てこない「何か」をしている気がする。何かのメイキングでスタッフさんの発言を聞いてそう思った。それが何かは忘れてしまったけど。「何か」という謎ワード。

 

グループ活動を続けていくために必要なもの。屋号「関ジャニ∞」約束の場所「ドーム」。番組を視聴しながらの脳内メモを晒しておく。

 

毒喰らう覚悟があるならついてきな。探偵という夢が知りたいのなら。

突然、NHK土曜ドラマ『探偵ロマンス』の台詞を引用。夢ではあるが毒にもなりうるエンタメの真髄を突いたような台詞。ここに私のエンタメ観が詰まっているような気がしてならない、などとひとりごちながら次回に続く。

 

おしまい