今年の登り納めはスリリングな鎖

が楽しめる奥秩父の人気の山へ



11月末に山梨県の奥秩父にある

乾徳山へ登山にいってきました



乾徳山は標高2031m



日本二百名山・山梨百名山

のひとつに数えられてます



山頂までは森林・草原・岩稜と

変化に富んだ山歩きが楽しめる

とのことで人気があるみたい





核心部である20mの鎖場にいつかチャレ
ンジしたいとずっと思っていました⬆


乾徳山登山口駐車場には8時に到着


平日ということもあり、駐車場の
スペースにはまだ余裕がある感じ


さて、乾徳山のルートは
複数あるみたいだけど




今回はメジャーな『乾徳
山登山口』をチョイス


駐車場から登山口までは少し距離があります


まずは登山口に向けて出発!




民家の軒先に吊るされていた干し柿


とっても美味しそう♪




駐車場から歩いて30分ほどで登山口に到着


いよいよここから入山です




前半はあまり変化のない樹
立帯を進んでいきました


午前中は曇り気味の天気で眺
望が楽しめなかったのが残念




『錦晶水』


ちょっと休憩して水分補給




めっちゃ冷たい


こちらは唯一の水場となります




出発してから2時間弱


山の中腹にある『国師ヶ原』に到着


ついに山頂が見えてきました⤴




分岐を真っ直ぐ進みます


山頂まではまだ1時間45分ほど


この左手には高原ヒュッテ




モフモフ


マルバダケブキの綿毛




分岐から少し進んだ森の
中で突然鹿の群れに遭遇


その大きさにちょっとビックリ




でも、かなり人慣れしている様子


ある程度の距離を保って行動していました




こちらは『月見岩』


上に登って景色を満喫


岩があると登りたくなる(笑)


他にも様々な奇岩がありました




前方には富士山


やっぱりテンションが上がります⤴


曇り気味だけど見られて良かった




月見岩から扇平を抜けると
ゴロゴロとした岩が出現


これまでと雰囲気が少し変わってきました


こういう感じのトレイル好きかも




お腹がすいたのでランチ休憩


今回は山ごパン


マヨエッグトーストとシャイン
マスカットのクリームサンド




ランチ休憩が終わり、先へ
行くと本格的な岩場に突入


矢印の方向へ進みます


アスレチック感覚で楽しい♪




最初の鎖場


鎖を使わなくても問題ない感じ




『髭剃岩』に到着


その先は行き止まりだけど中も通れるみたい


そして、ここでちょっとしたトラブルに遭遇




髭剃り岩を眺めていると、近くにいた年
配の登山者の方から『助けてください』
と呼ぶ声があったので近づいてみると…


木の根に右足が挟まり、前方に倒れこん
で身動きがとれない状態でいるのを発見


体を起こしてあげると右
足が抜けて無事に救出




怪我がなくてひと安心でした


『カミナリ岩』


こういうの待ってたのよ♪




カミナリ岩の2段目


ここもサクっと越えて




ついに乾徳山のシンボルである鳳岩
(おおとりいわ)が見えてきました


越えられそうもなければ
迂回路があるので安心




これが名物の鳳岩か


楽しみにしてきたのでド
キドキワクワクです⤴


誰もいなかったので順番待ちする
こともなくすぐにアタック開始!




下から見上げるとほぼ垂
直のような角度だけど


クラックがあるのでそん
なに難しくはないかも




特に問題なく20mの鎖
場をクリアできました


でも、さすがにラスボス感はあったかな




上から見た感じ


なかなかの高度感


この先に山頂があるはず




そして、スタートから3時間半ほどで


乾徳山山頂へ無事に到着です


360度のパノラマみたいだけど




残念ながらガスガスで展望はなし


写真を撮ったら先へと進みます


山頂からの下りはいきなり
の鎖場と梯子でした(笑)




振り返ってみた乾徳山の山頂


独特な形状をした岩峰はかなりの迫力




先に見えるのは乾徳山の北峰


せっかくなので立ち寄っ
てみることにしました




山頂から15分ほどで到着


乾徳山北峰の標高は2016m


眺望がないのですぐに引き返します




この分岐に戻ってきたら、次
は国師ヶ原へと向かいました


ガレ場の急下降か…


ちょっと嫌な予感




ガレ場の急下降は膝への
負担がかなり大きくて


ついに膝の痛みが限界を超えてしまいました


とりあえず避難小屋まで
と歩き続けたものの…




その距離は結構長く感じます


苔むした世界にちょっと癒されながら




なんとか国師ヶ原の高原ヒュッテに到着


元々は営業小屋だったみ
たいだけど現在は休業中


通年開放されているみたい




避難小屋の中で30分ほど休憩


悪天候時にも安全に休憩できそう


隣にはバイオトイレが併設されていました




まだ時間的に余裕があったので、膝をか
ばいながらゆっくりと下山することに


帰りは道満山を経由する周回ルートを選択


かなり滑りやすい落ち葉地獄なので慎重に


下りは痛みとの戦いでペース
が全然上がらなかったものの




トータル7時間ほどで無事に下山できました


帰りは秩父市に立ち寄って1泊


ビアボールが疲れた体に染み渡ります


こうして初めての乾徳山登山は終了




富士山が見える絶景ポイントや、
樹林帯・草原・岩場・鎖場など


とても変化に富んだ楽しい山でした


下山では膝の痛みというおまけが
ついちゃったけど、天気の良い日
にいつかまた訪れてみたいかな


翌日は秩父でのランチ♪


次回へと続きます☆





【乾徳山登山口駐車場】

住所:山梨県山梨市三富徳和

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