おはようございます〜。

 

今日は2019年にタイムスリップします。

が、その前に・・

 

 

アイスちゃんが新作描いてくれてそれがすっごい可愛かったのですが

 

 

↑これ

BBIのマスコット(?)のねこ、エコメイトちゃんなんですが、寅年ということでとらになってる!

しかし私には疑問が。

 

 

 

そして描いた御本人アイスちゃんのコメントはこちらでした

 

 

 

とらの着ぐるみを着てるってことらしい・・。

それともトラ猫になったのか?

普段のエコメイトちゃんは白いんですよ・・。

 

本題に入る前にどうしてもこれ描いておきたくて・・。

スッキリしました。

 

 

******

さて、では本日の話題へ。

昨日、迷っていた私を羽生君が断ち切ったということを書きました。

そしてその後も一人で色々考えてしまったのですが、私が悩んでいたと思うそのポイントは2つです。

 

1・・採点について

2・・羽生君に「羽生結弦という光」を求め続けることの罪悪感

 

があったと思います。

 

<1、採点について>

 

私は2016年からブログを書き始め、その後ツイッターを始めて海外の子達と話すようになり、皆があんまり採点について詳しくてよく知っているのでびっくりしました。

 

当時から「ユヅには出来栄え満点が出ない」って言うのはよく言われていて、ユヅが3AでGOE満点を出すには出来栄えプラス項目を全部満たしながら氷上で笛吹くぐらいしないと駄目だ、とか冗談で言われていました。

 

そして「ユヅに欠けているのは日本のパスポートを持っているということだけ」とかそういう言葉を読むようになり、採点競技ってこんなこと言われるんだなあとか思うようになりました。

 

でも決定的になんというか、心が後戻りできなくなってしまったのが2019年の世界選手権だったと思います。

優勝したネイサンの演技は素晴らしく、SP、FSともしっかり揃えてきて、私も会場でスタオベしました。彼の優勝に全く疑問はありませんでしたが、苦しかったのはその点差でした。

 

色んな人が色んな分析をするのを読んでは苦しくて、なかなか気持ちを切り替えるのが難しかったのを覚えています。

ブログは前向きな内容で書いてましたが、かなり葛藤してたなと思います。

羽生君自身も後に「点差と実際の内容の差はそんなに離れていないと思っている」的なことを言っていたと記憶しています。

 

 

それまでは羽生君が美しすぎて、土器が増殖してぱりんと割れる!そしてそのアホな絵子を陰陽師がせーばいする、とかいうブログばっかり書いていたのですが(楽しかったなあ・・)、

その世界選手権以降、土器がぱりんぱりんするブログ記事はほとんど書けなくなってしまいました。

シニカルになる時もあったし、往々にしてブログ記事が真面目な内容ばっかりになってしまいました。←別にいーじゃん

 

 

今回、自分は何を一体そんなに悩んでいたのだろうかってちょっと考えた時に、やっぱり2019年に記憶が戻り・・

そして世界選手権の後に出演したミヤネさんが司会の番組を全部英訳した後、マッシさんがコメントしてくれたことを思い出しました。

 

 

 

Hanyu, before leaving for Saitama,

 knew his physical condition was no more than 80% of a potentially perfect form 

and he was aware of the fact that he was going to take some risks,
ハニュウは、サイタマへ発つ前、彼の体調が理想から8割程度であることは知っていただろうし、

リスクを冒すことになるだろうことも分かっていただろう。


 but in his mind he was confident he could win the World Title with two clean programs,

 without mistakes.
しかし彼はノーミスのクリーンな演技を二本揃える事で、

世界選手権を勝つ自信があったのだろう。


After examining the scores and having understood precisely how the current management / 
点数を検証して、

現行のシステムがどの様に採点をするのかという事を正確に理解した/


attribution of GOE and PCS is, some doubts came to him, 

as we can understand from many of his statements.
現行システムがどのようにGOEとPCSを採点するのかという事を正確に理解した後、

彼の様々な発言から、ハニュウが幾つか疑問を持っただろうことがわかる。

 


The question that he asked himself several times after the competition is the following:
試合の後彼が、彼自身に数回問いかけた質問は、以下:


"With two programs with no mistakes, could I have won?"
「二本のプログラムをノーミスでクリーンに滑っていたら自分は勝っていただろうか?」

 


He, at this moment, is not able to give himself an answer, 

because the reality is that,
彼は、この時点ではその答えを導き出す事は出来なかった、何故なら、現実は、


 without mistakes, he would have gotten more or less the same score as Nathan Chen.
ミスなしだった場合、ネイサン・チェンとおおよそ同じくらいの得点が出る事が予想されたからだ。


In particular, he realized how the new GOE attribution system gives a huge advantage

 to those who present programs with a higher Base Value.
具体的には、彼は新たなGOE加点システムが、

基礎点の高いジャンプをプログラムに入れる選手に大きく有利になる事に気が付いた。


In the past this was not the case, now things have changed, 

but until you experience it directly it’s not easy to understand it.
今までは、そうではなかった、今、状況は変わった、

しかし実際自身でそれを経験してみるまで、それを理解するのは容易ではない。

 

 

 

興味があって全文読みたい方はこちら↓

 

 

 

そしてこの世界選手権の後、何度も私は羽生君が自身の演技と採点というか評価?(同じことか?)との間で苦しんでいる様子を聞いてきました。というか見てきたというか。(そうは解釈しない人もいるかも知れないですが、私はそう解釈していました。)

 

鮮烈だったのは、2020年のこちらの発言。

 

正しく、正しく努力をして、正しくいろんな力を使って貪欲に努力していれば、なんか報われる瞬間がいつか奇跡だったとしても、来るんじゃないかって思っていて。

それを待ちながら苦しみ、もがき続けたいなって思ってます。
 

 

 

参照:蒼ブログ

 

 

 

 

神頼みとか言ってる?

 

 

 

奇跡が起きないと駄目なのか?

 

 

とかなって・・

そしてその後一時期羽生君はもう「勝ちたい」と言わなくなった。

 

 

だから、だから私ももう

羽生君が勝ちにこだわらないのならば、そう願ってはいけないだろう、と思うようになった。

 

とにかく彼の心に寄り添っていたいと思うようになった。

そして余計なことは言いたくないと思うようになった。(でもすごい言ってたと思うけど・・)

 

という流れがあった。非常にざっくりですがこんな感じでした。

それが1。

 

そしてその2。

<2・・羽生君に「羽生結弦という光」を求め続けることの罪悪感>

羽生君に「羽生結弦という光」を求め続けることの罪悪感

<羽生君に「羽生結弦という光」を求め続けることの罪悪感>

 

私がためらっていた理由というのは

「羽生君に羽生結弦であることを押し付けすぎているのではないか」という恐怖ですね。

 

 

本人が導きの光になりたいと言ってくれて、何度も何度も応援が力になると言ってくれていた。

そしてコロナ禍になってから、更に露出が減っても、公にメッセージを発する際は、必ずそこに「光」が伴っていた。

演技の後には「一分一秒でも良いから、自分の演技が誰かの前を向く力になったら」というようなことも言っていた。

 

 

それは羽生君が自分の演技にそういう力があることをわかっているからで、

でもそこにそれだけの力を持たせるために、彼は自身をどこまで追い込んでいるのだろう?

どれだけ心で涙を流しているのだろうか?

「受け取る私は救われるけれど、果たして羽生君の救いは何なのだろうか?」

とどうしても考えてしまいます。

 

無為にそこまでの光を浴びて、そして浴び続けることを期待して良いのだろうか?

彼は彼のろうそくをどれほど溶かしながら、捧げているのだろうか?

それを私は、自分が好きだからといって望み続けて良いのだろうか?

 

とどーーーーーーーしても思ってしまった、っていうことですね。

やれやれ「オタク心と冬の朝」とはよく言ったものです。←そんなことわざないぞ。

 

 

 

こんな感じで複雑なオタク心であったわけなんですよね。

なのですが

昨日も書いたように私はそれらを払拭しました。

 

羽生君の言葉がそれらを消していきました。

 

もうまっすぐに応援するだけです。

 

今回2019年のマッシさんが書いてくれたコメントを久しぶりに読みました。

ものすごく胸が熱くなりました。

 

 

 

As I learned about him and his mindset in more than a decade of competitions,
彼について学び、10年以上に渡って試合における彼の考え方を見て来て、

 

 I am sure he is very upset [kuyashii  ^__^]

 for having been forced to waste almost a year on his way to the technical evolution he aspired to, 
彼の熱望する技術の進化の為の(時間を)1年近くも棒に振らざるを得なかったという事は、

彼にとって間違いなく非常にもどかしい(クヤシイ)事だろう。

 

but I am also convinced that he will still be able to amaze everyone, 

because the fire inside him continues to burn and he does not feel at all satisfied.”
しかし私は又、それでも彼が我々を驚かせることを確信している、

何故なら、彼の内なる炎は燃え続けていて、彼は全く満足していないからだ。

 

 

 

 

この心のまま、情熱を燃やして、私は、羽生結弦選手が、4回転アクセルを成功させ、五輪三連覇を達成するという歴史的瞬間を目撃することを信じて、応援します。

 

 

えいえいおーーーーー!!

 

 


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