Nightfall

オカルト懐疑論。超常現象を調べたり、文献レビューしたり、オカルトニュースを紹介したり。

心霊研究家エリック・ジョン・ディングウォールが心霊・超常現象調査に使用していた道具

心霊・超常現象調査キットの中身

調査道具としてノート、鉛筆、色紙・銀紙・ティッシュペーパー、発光テープ、紐、糸、ワイヤー、巻尺、コンパス、ピンセット、蝋、チョーク、電球、ブラシ、計量器、各種ボトル、コットンウールなどがあり、革製ケースで持ち運びされていた。現在はロンドン大学のセナートハウス図書館で保管されている*1

▲ Eric John Dingwall *2が使用していた世界初の心霊・超常現象調査キットである*3

参考文献&注

*1:https://www.london.ac.uk/senate-house-library/blog/science-behind-magicに詳細あり。

*2:英国の人類学者、心霊研究家。 1890年生-1986年没。心霊研究に関する書籍多数執筆。大英博物館の副館長や心霊現象研究協会 (S.P.R)の研究部役員などを務めた。→ 春川栖仙(1990)『心霊研究辞典』東京堂出版University of London Archives | Details | Eric John Dingwall Papers.を参考。

*3:マシュー・L・トンプキンス著、定木大介訳(2020)『トリックといかさま図鑑/奇術・心霊・超能力・錯誤の歴史』ナショナルジオグラフィック、p.12より引用。