独旅ブログ(どくたびぶろぐ)

女ひとり旅の記録を綴っています。メインは国内一人旅。たまに海外も。

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京都神社巡り|紅葉の貴船神社・御火焚祭

皆さんこんばんは。
本日は久しぶりの旅行記です。と言ってもコロナでしばらく旅行をしていないので、過去の旅行です。

2017年11月に2泊3日で京都へ行き、貴船・鞍馬、晴明神社、伏見稲荷、安井金毘羅宮とそれらの周辺のお寺もいくつか巡って参りました。ザ・寺社巡り旅でございます。

旅の始まりは北エリアの貴船神社から。

旅程1日目:前半(貴船神社)

  • 7:35 名古屋駅にて新幹線のぞみ乗車
  • 8:08 京都駅下車
  • ホテルに荷物を預けて身軽になる
    • 1日目と2日目は京都駅を拠点に動いたため、京都駅すぐのダイワロイネットホテル京都駅前に宿泊しました。
  • ホテルから徒歩で七条駅に行き、京阪電車乗車
  • 出町柳駅下車
  • 9:22 出町柳駅にて叡山電車に乗車
  • 9:49 貴船口駅着
  • 9:53 貴船口駅にて京都バス【33系統】乗車
  • 9:58 貴船着

貴船神社の参拝の仕方

貴船神社の参拝は三社詣といい、貴船山麓にある本宮、結社、奥宮すべてを参るのが正式だそう。そして、参る順序は本宮→奥宮→結社が正式とのことでしたので、まずは本宮に参りました。

貴船神社 地図

写真は貴船神社で頂いたパンフレットを撮影したものです。

貴船神社 本宮

バス停から徒歩5分ほどで貴船神社に到着します。

貴船神社

貴船神社といえば、赤い鳥居と階段沿いに並ぶ赤い灯籠が印象的ですね。

貴船神社

鳥居から階段を登りきったところ。この日は御火焚祭(おひたきさい)という神事の日だったので、全国から集まった人々で大混雑。管理人も御火焚祭を目的に訪れた一人です。

貴船神社水占い

まずは御本殿に参拝し、そのあと水占みくじを引きました。おみくじを水に浮かべると文字が浮き出てくるアレです。

結果はなんと凶!(゚д゚lll)

そういえば貴船神社は以前参拝した時も凶でした…。ここのおみくじは凶しかないみたいです(なわけない)。

貴船神社 紅葉

御火焚祭が始まるまで境内で静かに過ごしました。休憩所の龍船閣から見る紅葉が見事でした。

貴船神社 御火焚祭

さて、いよいよ御火焚祭が始まります。

貴船神社の御火焚祭(おひたきさい)とは
燃え盛る火の霊力によって罪穢を祓い清める「祓(はらえ)」の神事です。水の供給を司る貴船大神様が火の神様から誕生したという貴船大神様御出現の故事を今に伝える重要な意味を持つ神事です。この「蘇り」の神事によって、新しいお力を備えられた貴船大神様からの御加護を祈ります。

出典:貴船神社

御火焚祭は神様の生まれ変わりの儀式なんですね。

境内には御火焚祭で使われる護摩壇が組まれていました。

貴船神社 御火焚祭

中央にある円柱の物体が護摩壇です。約1万本の火焚串で組まれているそう。当日でも境内で火焚串(たしか1本300円)を購入すれば、その場で護摩壇に捧げることができます。管理人も火焚串を奉納しました。祓い給え清め給えー!(おみくじ凶だったから必死w)

貴船神社 御火焚祭

神主さんが祝詞をあげると、消防署の方が火を入れます。護摩壇はパチパチと音を立てて燃え始めました。火が鬼の顔のよう。

消防署の人がなんで?と思ったら、火災防止のため、炎が上がりすぎないよう火の調整を行っているそうです。万が一の時には消化活動できるよう準備もされており、神事が慎重に行われていることがわかりました。

貴船神社 御火焚祭

しばらくすると真っ白な煙がもくもくと。まるで生き物のように蠢く煙に圧倒されます。

貴船神社 御火焚祭

勢いよく燃え上がる炎。人々の罪穢れが炎となり煙となり浄化されていくのでしょうか。管理人の煩悩もきっとこの中に…。

貴船神社 御火焚祭

終焉。燃え尽きた人々の罪穢れ。

貴船神社 奥宮

御火焚祭が終わった後は、奥宮へ向かいました。

貴船神社 参道

参道には旅館や川床料理のお店が立ち並び、情緒ある風情です。紅葉がとにかくきれい!

貴船神社の紅葉

萌える紅葉に見守られながら、ゆるゆると歩きました。

つつみが岩

奥宮の手前にある、つつみが岩と名付けられた巨大な貴船石。高さ4.5m、重さ43tとのこと。

貴船石は海底火山の溶岩が海水で冷やされてできた石であり、この辺りがかつて海底であったことを物語っているのだとか。今は山の中なのに。太古のロマンを感じます。

貴船神社 奥宮

本宮から10分ほどで奥宮に到着しました。

貴船神社奥宮の御神木

神門をくぐると、御神木の「連理(れんり)の杉」が出迎えてくれます。杉と楓が和合した大変珍しいものだそうです。

貴船神社 奥宮

境内を奥へ進むと拝殿があります。能舞台のように見える拝殿が独特ですね。本殿はこの奥にあります。

公式サイトによると、本殿の真下には「龍穴(りゅうけつ)」と言われる大きな穴が空いており、誰も見ることが許されていないそう。

貴船神社奥宮の狛犬

拝殿の手前にある狛犬。ひょうきんなお顔立ち。

奥宮は本宮や結宮と比べると人が少なく落ち着いた雰囲気で、心静かにゆったり過ごせそうな場所でした。

…が、管理人はスズメバチのストーキングに遭ったため、参拝だけして早々に退散。実は前回訪れた際も、ここ奥宮でスズメバチに体に止まられて離れてもらえないという恐怖体験をしたんですよね。貴船の神様に嫌われているのでしょうか…涙

貴船神社 結社(ゆいのやしろ)

気を取り直して、奥宮の次は順路に従い結社を参拝しました。本宮と奥宮の中間地点にあります。

貴船神社結社の御神木

御神木は樹齢1000年の巨木、「相生の杉」。2本の杉が同じ根から生えています。ちょうど幹の間から日の光が差していたのでパチリ。

ここの写真は以上です。

結宮は縁結びの社で、恋の願い事を書いた「結び文」(有料)を境内に結んで恋愛成就を祈願することができます。そのためか境内は若い女性で大混雑!なんとなくカメラを向けるのが憚られたため、写真は撮りませんでした。

鞍馬へ

結社の参拝を終え、再びバスで貴船口駅に戻りました。そして叡山電鉄に乗りこみ一路鞍馬へ。

貴船口駅

電車を待つ間も紅葉狩り。

貴船神社 御朱印

貴船神社の御朱印です。

貴船神社 御朱印

貴船神社 本宮の御朱印。

貴船神社奥宮 御朱印

貴船神社 奥宮の御朱印は書き置きでした。

貴船神社 基本情報

所在地・TEL・公式サイト

〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180
TEL:075-741-2016
web:貴船神社

本宮の開門時間

(5/1~11/30)6:00〜20:00
(12/1~4/30)6:00〜18:00
※年末年始は特別時間になりますので、公式サイトでご確認ください。

授与所受付時間

9:00〜17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)

駐車場

800円 / 2時間
本宮(10台)、奥宮(15台)

貴船神社へのアクセス

公共交通機関でのアクセス(京都駅より)

ルート1(叡山電鉄利用)
JR奈良線 / 奈良行に乗車 「東福寺」で京阪本線 / 出町柳行に乗り換え 「出町柳」下車 徒歩 叡山電鉄 / 出町柳駅にて鞍馬行に乗車 「貴船口」下車 貴船口駅前より京都バス(33番)乗車 「貴船」下車

ルート2(地下鉄利用)
烏丸線・国際会館行に乗車 「国際会館」下車 京都バス(52系統)鞍馬温泉行に乗車 「貴船口」下車 貴船口駅前より京都バス(33番)乗車 「貴船」下車

車でのアクセス

京都駅から北へ約40分(約18km)
名神高速東ICから北へ約50分(約20km)
名神高速南ICから北へ約50分(約22km)