3月の読書記録 | 遊びにおいでよ、お茶でもどうぞ♪

遊びにおいでよ、お茶でもどうぞ♪

わがままを書き散らかしたブログです。役に立つ情報もなく、面白いマンガも描けず、美しい写真も載せていない。こんなブログに「いいね!」やコメントを残してくださる心優しい貴方様に感謝します。コメント承認制はやめました。投稿後すぐに公開されます。2020.11.27

3月は、精神的にもバタバタ 滝汗 ?変な表現ですが 気持ち落ち着かなくてね。

ブログも 更新が滞っていました。

 

その割には、読書量が29冊。 同じ本が2冊あるのを差引いて、27冊。

読んだものの自分には合わないなと、登録しなかった本が3冊ほどあります。

 

お風呂で1時間 読書。

寝る前に、ベッドに座って2時間ほど読書。

そんな毎日でした。

 

大阪府は、3月 「緊急事態宣言」が解除されましたが、今度は 「まん延防止等重点措置」が今月5日から1か月間始まります。

 

▼4人以下でのマスク会食の徹底や、▼少しでも症状がある場合は早めに検査を受けること、▼時短要請の上限時間以降、飲食店などにみだりに出入りしないこと、▼歓送迎会や宴会を伴う花見は控えること、▼大阪市内での不要不急の外出や移動の自粛、▼大阪府外への不要不急の外出や移動の自粛を求めることも決めました。

 

 

羊毛フェルト、作りたいけど、ちょっと休んでいます。

気持ちが落ち落ち着かないので‥‥針で指さしてばっかチーン

いまは、ダメだ。

 

 

義母の認知症…相変わらず、「なにも 覚えていない」

一人暮らしで、家事はきちんとできている。いつ行っても 整理整頓できている。

「なにも、わからんようになったけど、自分の事はちゃんとできる」と。

会話が、堂々巡りでなりたたないのだけど、体が覚えていること、毎日のルーティーンはできるのだろうな。一緒に食事した代金は、絶対に払わせてくれない。

先日は、家の引き出しに貰った「1万円」を返しておいた。

でも、すぐにそれに気づき どうしても 奢らせてくれない。

 

こどもらの世話には絶対にならない、おごられたくもない という強い意志があるのです。

足腰も丈夫で、お体は健康なので、いまは、なんのお役にもたてず、おしゃべりしに会いに行くだけ。

会いに行くにも、大変なのだけどな。

不要不急の外出は自粛。

 

ちょっと、吐き出させてもらいました。つまらない話ですみません。

 

感染リスクの中、命がけでお仕事なさっている医療従事者の皆様、本当にありがとうございます。心から感謝申し上げます。

 

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:29
読んだページ数:7281
ナイス数:1989

木曜日にはココアを (宝島社文庫)木曜日にはココアを (宝島社文庫)感想
12の連作短編集。ミニチュア仕立ての表紙・裏表紙が好きです。読み始めて『あ、これ私の好きな構成だ』と相関図を書く。その為何度も行ったり来たり読み返した。店主のワタルから始まったけれど、実はマーブル・カフェのマスターが人脈を繋いでいる。アッコいわく“彼がマスターと呼ばれることを好む理由が、なんとなくわかった気がした。誰かのために、何かの為に、彼は起点となって人を動かすのだ”。ワタルがココアさんに掛けた言葉が、ココアさんからもう一人の女性へと伝えられ、愛の溢れる結末へと続く。とても心が温まる素晴らしい作品。
読了日:03月30日 著者:青山 美智子

 

★関連記事 

「木曜日にはココアを」相関図

 

★関連YOUTUBE 【朗読】「木曜日にはココアを」コトノハ2020④
https://www.youtube.com/watch?v=nFLstSu9ctY

「コトノハ」 アナウンサーによる この本の1話、2話、12話の朗読 

 

 


そして旅にいるそして旅にいる感想
旅する女性の短編集。ハワイ、千葉、香港、北海道、大阪、伊豆、ニュージーランド、ミャンマー。どのお話も良かったです。第4話/姉といく北海道旅行。四股をかけられ婚約破棄した姉の傷心旅行に付き合った妹。友達や彼氏と行く旅行とはまた違うやすらぎ感がある。私には姉妹がいないけど。第5話/好きな人の「神様」に会いに大阪へ一人旅。絵美香には「神様」の声が聞こえなかった。海遊館でもUSJでも通天閣のビリケンさんでもない。太陽の塔だった。なんか、わかる。「神様」のお告げが聞こえそうだ。コロナの今だから余計旅に出たいと思う。
読了日:03月29日 著者:加藤 千恵

 


化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー3 (中公文庫)感想
Mr.キュリーシリーズ第3弾。 舞衣と沖野准教授の距離感に、にやけてしまいます。なんだかんだ言ってても名コンビですね。あがり症、ラテックスアレルギー…当人にとって深刻な問題。病気のワンコの為に少年が奮闘。美食探究サークルのパーティって、危なかったな。今回も楽しく読了。
読了日:03月28日 著者:喜多 喜久

 


化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー2 (中公文庫)感想
Mr.キュリーシリーズ第二弾。化学って、ほんと手品や魔法みたいですね。読んでいて面白いです。ただ、使い道を間違えると怖い。●炎の魔術師●盗まれた試薬の使途●疑惑の記憶●幻を見た者たち●人魂の正体の5話。中でも「炎の魔術師」が良かったです。
読了日:03月28日 著者:喜多 喜久

 


小説現代 2021年 01 月号 [雑誌]小説現代 2021年 01 月号 [雑誌]感想
2020年12月号で読んだ一穂ミチさんの「花うた」に感動したので、この1月号の一穂ミチさんの「愛を適量」を読むために図書館で借りた。須崎は高校教師。仕事を終え自宅に帰ると玄関前に見知らぬ男がいた。昨夜電話で話したという。妻と離婚して、会うのは15年ぶりの我が子だった。トランスジェンダーでFtM。体は女で心は男。書籍化したら買いたい。『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の続編 相沢沙呼 「泡沫の審判」 もすごく面白かった。実は「medium 霊媒探偵城塚翡翠」は、未読。絶対読みます。
読了日:03月28日 著者:

 


かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)感想
このちくまプリマ―新書版の本を見つけられなくて角川文庫版の本で投稿済み。改めまして登録。かのこちゃんは、猫のマドレーヌ夫人にがぶりと親指を噛まれた。あわてて親指を引いたとき頭の中で何かが「ポコン」と音をたてた。知恵が啓(ひら)かれた瞬間の合図。その時から指しゃぶりがなくなった。“知恵が啓かれた”という表現に納得。アカトラ猫のマドレーヌは犬語が話せて年老いた柴犬の玄三郎と夫婦に。マドレーヌ夫人目線の話も面白かった。かのこちゃんとすずちゃんの出会いと別れ。マドレーヌと玄三郎の出会いと別れ。感動しました。
読了日:03月26日 著者:万城目 学

 

この角川文庫も後日 借りて 再読しました。表紙のマドレーヌ夫人 いいね。


かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)感想
来週から小学校に通うというのにまだ指しゃぶりをしていたかのこちゃんは、アカトラ猫のマドレーヌ夫人にがぶりと親指を噛まれた。あわてて親指を引いたとき頭の中で何かが「ポコン」と音をたてた。知恵が啓(ひら)かれた瞬間の合図。かのこちゃんの頭の中で内なる好奇心が一気に外の世界へと噴き出した。その時から指しゃぶりがなくなった。“知恵が啓かれた”という表現に納得。ゲリラ豪雨の日、アカトラ猫のマドレーヌ夫人と年老いた柴犬の玄三郎は出会い互いに会話が通じた。かのこちゃんの話とマドレーヌ夫人のお話に心がふわっと包まれた。
読了日:03月26日 著者:万城目 学

 


イーヨくんの結婚生活 (講談社文庫)イーヨくんの結婚生活 (講談社文庫)感想
夏目家の母は5人の息子たちを遺して20年前に他界。父は、育児放棄で家を出て再婚。驚くことに長男が不運としか言えないような病死。その葬儀の日から始まる物語。長男の婚約者だというおばさん妊婦が現れる。笑ってはいけない場面だけど、可笑しい。結婚式場キャンセルしないで、5男の嫁になってもらおうという息子たちの親代わりの伯父夫婦の案。婚約者だった薫は、可愛げのない態度でどうなることかと思ってしまいます。頼まれたら「いいよ」と返事する「イーヨくん」こと伊代太。私は、本当にいいのか?と心配したけどラストの嫌だよに安心。
読了日:03月25日 著者:大山 淳子

 


自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)自薦 THE どんでん返し2 (双葉文庫)感想
●乾くるみさん「同級生」は、ゾワゾワゾワ恐っ!●大崎梢さんの「絵本の神様」寂しいけれど、いい話でした。この話は作者の「平台がおまちかね」の中にもはいってるので読みたいと思います。●加納朋子「掌の中の小鳥」右か左かどちらを選ぶかで人生が変わる。ふと考えることがありますよ。●近藤史恵「降霊会」学園祭での出し物。ただの真似事だけじゃなかった。●坂木司さん「勝負」これは傑作でした。バスの降車ボタン押しの駆け引き。●若竹七海さん「…ピッツア事件」苗字の進化形が面白かった。
読了日:03月25日 著者:乾 くるみ,大崎 梢,加納 朋子,近藤 史恵,坂木 司,若竹 七海

 


小説現代 2020年 12 月号 [雑誌]小説現代 2020年 12 月号 [雑誌]感想
●特別書き下ろし「魔女」神永学さん…初読み作家さん、とても良かったです。他のシリーズ作品読みたいです。●読み切り「花うた」一穂ミチさん…兄を殺された女性と、刑務所に収容されているその加害者との5年に及ぶ往復書簡。読み応えがありました。一通目と二通目の手紙の差出人の氏名を見比べて「あっ」と思うところがあり、最初からどっぷりと引き込まれていきました。このお話は4月22日発売の「スモールワールズ」短編集の中に載っていることを知りました。●読み切り「約束の朝」乾ルカ…このお話も衝撃的。カタカナ表記名に!!
読了日:03月25日 著者:

 


自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)自薦 THE どんでん返し (双葉文庫)感想
面白かったです。6つのどんでん返し短編集。貫井徳郎さんの「蝶番の問題」と東川篤哉さんの「藤枝邸の完全なる密室」がみごとにどんでん返しを食らいました。有栖川有栖さんの「書く機械」は、どんでん返しというかオチが面白かったです。貫井徳郎さんの話は「気分は名探偵 犯人当てアンソロジー」からの所収、東川篤哉さんの話は「はやく名探偵になりたい」からの所収。この2冊も読んでみたいです。続編「自薦THEどんでん返し2」も読みます。

 


読了日:03月24日 著者:綾辻 行人,有栖川 有栖,西澤 保彦,貫井 徳郎,法月 綸太郎,東川 篤哉
化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)化学探偵Mr.キュリー (中公文庫)感想
シリーズ1作目読了。四宮大学の庶務課の新人職員七瀬舞依が、理学部化学科の沖野春彦准教授を巻き込み、謎や事件を解決していく。「埋蔵金の謎」「奇跡の治療法」「人体発火の秘密」「悩める恋人たち」「冤罪と顛末」の5話。前から読みたいと思っていました。面白かったです。これから順にシリーズ追って読んでいきます。作者のケミストリーシリーズ3作は読了済み。「ラブ・リプレイ」とても面白かったです。
読了日:03月23日 著者:喜多 喜久

 


おいしいお店の作り方 飲食店舗デザイナー羽田器子 (実業之日本社文庫)おいしいお店の作り方 飲食店舗デザイナー羽田器子 (実業之日本社文庫)感想
ミコト(株)の新入社員、飲食店舗デザイナーの羽田器子の物語。器子がデザインを手掛けることになった店舗、レストラン、お好み焼き屋、絵画カフェ、焼き鳥バーの4つの短編集。新しく店を始める依頼者たちのそれぞれの想いが、店舗デザインに活かされる。配属されたデザイン課には、課長の向崎と新入社員の器子しかいない。楽しい展開を期待しながらも、なかなか進展しそうにない・・・。ドハマリのお仕事小説で面白くて面白くて一気読みした。こにし桂奈さんの他の作品も読んでみたいと思いました。
読了日:03月22日 著者:こにし桂奈

 


(P[こ]8-1)絵本処方院ウサミの謎カルテ (ポプラ文庫ピュアフル こ)(P[こ]8-1)絵本処方院ウサミの謎カルテ (ポプラ文庫ピュアフル こ)感想
内科と小児科の「ウサミ医院」は午後5時半まで。午後8時からは患者さんの悩み事を絵本で治療する「絵本処方院ウサミ」。宇佐美院長は、ツンツン頭で乱暴な口調に鋭い目。だけど白衣の下にはミッフィーだったりパディントンだったりと可愛いTシャツ。居候する森野ありすは、春から高校生でこの絵本処方院ウサミでバイトを始めた。死に対する強い恐怖心を持つ小里スミレ。幽霊になった猫子をアメリカに帰したい夏目鏡子。弟にキャラ弁を食べさせたい瀬戸ミユキ。最後に、ありすの為に処方された絵本「このあとどうしちゃおう」。絵本紹介良かった。
読了日:03月21日 著者:古都 こいと

 


和菓子のアン (光文社文庫)和菓子のアン (光文社文庫)感想
面白かったです。前知識なしに読み始めた。和菓子職人さんの話ではなかった( ´艸`)。高校を卒業したものの進学も就職も決まっておらず、5月になってようやくデパ地下の和菓子舗でアルバイトをはじめた杏子。とても初々しい可愛い店員さんです。「菓子が泣く」「腹切り」「天ぷら」「こなし」等の専門用語も知れて勉強になった。「半殺し」は知っていました。私もあんこ好きです。粒あん、こしあんどちらもOK。続編もあるのですね。読みたくなりました。
読了日:03月21日 著者:坂木 司

 


書店男子と猫店主の平穏なる余暇 (集英社オレンジ文庫)書店男子と猫店主の平穏なる余暇 (集英社オレンジ文庫)感想
「書店男子と猫店主の長閑なる午後」の続編。猫型漠のミカンの発する「ヌゥッ」とか「ヌフー」…可愛げはないような気がするけど店主としての存在感があるわ。賢人の元同級生の拓也の話、篠宮晄の話、美紅の祖母(馨の祖父の妹)祥子と正恭の話。前作のオーナーの馨の曾祖父の話「愛スル人」も心に残ったけれど、今作の馨の祖父の妹の話もまた離れ離れになった悲恋「手紙」。祥子が返事を出せずに細かくちぎっていた手紙の紙片を復元していく場面、正恭の出した手紙と復元した祥子が書いた返事が揃った。正恭はやっと答を見つけた。一件落着。
読了日:03月19日 著者:ひずき 優,坂口 健太郎

 


書店男子と猫店主の長閑なる午後 (集英社オレンジ文庫)書店男子と猫店主の長閑なる午後 (集英社オレンジ文庫)感想
「ママレード書店」の店主は猫のミカン。だが実は悩みを抱えている人の夢を喰う漠。その夢は、本業は絵本作家で書店アルバイトの賢人に白昼夢として吐き出す。賢人が絵本を手作りしていく過程も興味がわきました。絵本にすることで、問題解決へと導いていく。面白い発想で楽しめました。小学生彩ちゃんの話、女子大生結愛と美咲の話、リリーの曾祖母と馨の曾祖父の話、それぞれ良かったです。続編も続いて読みます。
読了日:03月19日 著者:ひずき 優,坂口 健太郎

 


キラキラ共和国キラキラ共和国感想
ミツローさんとQPちゃんと家族になれて、これからポッポちゃんのキラキラ共和国は、もっと輝いていくのでしょう。いいお話だった。レディババさんの登場には驚いた。一度だけの登場で、ニ度目は ポッポちゃんの新年の夢に出てきた。予知夢?続編がでるまで、楽しみに待ちます。面白かったです。
読了日:03月17日 著者:小川 糸

 


ツバキ文具店 (幻冬舎文庫)ツバキ文具店 (幻冬舎文庫)感想
人気のある本なので古本屋で見つけた時、即購入しました。代書の風変わり依頼にも、心を込めて対応する鳩子。気持ちが温かくなるお話です。ひとつだけ「わたし、おもじなんです」と打ち明けた女性。(鳩子の心の声)失礼を承知でいうのなら、本当に気分が悪くなって、吐きそうになった。字はその人そのものだと思って疑わなかった。…けれど、それは間違いだった。★依頼者の苦しみ、なんか身につまされた。私も汚文字で手書きは嫌です。間違いだったと書かれていても、鳩子の心の声が刺さった。美文字が書ける人は、素晴らしい宝の持ち主に思える。
読了日:03月14日 著者:小川 糸

 


改訂版 羊毛フェルトでつくる癒しパンダ (レディブティックシリーズno.3631)改訂版 羊毛フェルトでつくる癒しパンダ (レディブティックシリーズno.3631)感想
可愛い~。段ボール箱に入っているパンダを作ってみよっと。
読了日:03月11日 著者:Makiko

 

 


羊毛フェルトでつくる ミニチュア雑貨たち (レディブティックシリーズno.3740)羊毛フェルトでつくる ミニチュア雑貨たち (レディブティックシリーズno.3740)感想
図書館で借りました。ただただ眺めて、可愛いなと思いつつ…。羊毛フェルト、始めたばかりの初心者。作れるわけないと、眺めるだけで終わりました。もっと簡単な物から作りましょ。
読了日:03月11日 著者:moco*moco すぎはらはるみ

 

※このほか、購入した本も有りますが、感想って書けないわぁ。

羊毛フェルト指南書。 本読んでも、ちっとも上手く出来ない。

趣味のひとつとして、 ちょこちょこ 練習していこうと思っています。

お見せできる作品ができるまで、まっててね。

 


同潤会代官山アパートメント同潤会代官山アパートメント感想
アンソロジー本「この部屋で君と」で、「月の沙漠を」を読み、この本にたどり着きました。関東大震災から阪神淡路大震災までの時代。八重の子・孫・ひ孫まで四世代にわたる家族の物語。目次の裏ページに家系図が載っていてわかりやすかったです。八重の発する言葉「…くやしい」(p.28)「いいことよ」(p.135)「本当に辛かったら、逃げていいのよ」(p.214).。私は、エピローグを読み終えプロローグに戻った。「いきなさい」あなたはまだ、ずっと先まで。※1927年当時の間取り図や物件情報は、この後つぶやきで紹介します。
読了日:03月09日 著者:三上 延

 

image 

※アンソロジー本 「この部屋で君と」新潮文庫の画像お借りしました


私をくいとめて私をくいとめて感想
黒田みつこ、もうすぐ33歳。脳内には、相談相手の「A」がいる。みつこのおひとりさま物語を読んでいる私の中にも、いますよ。自分のよき理解者。悩んで迷っている時、一緒に考えてくれて決心させてくれる。最近の私は、声に出して聞いてしまう。「鍵はどこに置いたか?」その音声が耳からはいって、脳内「A」が『洗面所だ』と閃かせてくれる。読書しながら、そうだそうだと相槌うった。終始、楽しく読み終えました。※私のは、単なる物忘れΣ(・ω・ノ)ノ!ひとりごとだ。
読了日:03月08日 著者:綿矢りさ

 


さがしもの (新潮文庫)さがしもの (新潮文庫)感想
「彼と私の本棚」同棲解消で厄介なのは本の分配。同棲経験はないけれど、わかる気がする。「ミツザワ書店」生まれ育った家の近所にある本屋はシャッターが閉まっていた。27歳の僕が思い切って住居の方のインターホンを鳴らす。いつでも本に囲まれ本を読んでいた店主のおばあさんの姿が目に浮かぶよう。「さがしもの」祖母が孫に探してほしいと頼んだ本。間に合うと思ってた。間に合ってほしいと願った。なんか、ジーンときました。以上の3作が特に良かった。
読了日:03月08日 著者:角田 光代

 


ふり返るなドクター―研修医純情物語 (幻冬舎文庫)ふり返るなドクター―研修医純情物語 (幻冬舎文庫)感想
先に「窓際ドクター」を読んでしまいましたが、時系列としてはこちらが先でした。脱サラして37歳で医師となった紺野佑太。2年目の研修先は、大学病院の分院。指導医の瀬戸医師は、佑太と同年代。ふたりは屋上で話したのをきっかけに親しくなっていく。第9章「変わらざる者」で、“痛快、スカッとした”のも301頁から314頁まで。夢オチの話も盛り込んでくれて面白かったです。医療小説だけど、佑太の話と瀬戸先生の話が交互にあって、違った立場での大変さが語られていて、頭が切り替えられて飽きることなく読み終えた。
読了日:03月08日 著者:川渕 圭一

 


きみと出会えたから 34人がつづる愛犬との日々 (PHP文芸文庫)きみと出会えたから 34人がつづる愛犬との日々 (PHP文芸文庫)感想
作家34人の愛犬との日々を綴ったエッセイ集(1995年から2001年執筆分)『愛犬幸福論』を改題・再編集。トップページは、小川洋子さんのラブラドール犬の話。可笑しくて笑ってしまいました。浅田次郎さんのパンチ号の話も、笑えた(* ´艸`)クスクス。平岩弓枝さんのシェパード犬・太郎丸の話。出久根達郎さんのパピヨン犬・ビッキの話。佐藤愛子さんのタローの話。どれもこれも愛犬のおバカ話と飼い主(親)バカ話オンパレードで、全エッセイ楽しく読ませていただきました。面白かったです。泣ける話もあります。
読了日:03月05日 著者:小川 洋子,浅田 次郎,村山 由佳

 


女子的生活 (新潮文庫)女子的生活 (新潮文庫)感想
単行本(図書館借り本)で、レビュー投稿済。蔵書にしたくて購入して再読。トイレもお風呂も着替えも趣味も、人の目を意識しなくていい暮らし。ミキが実家をでて都会で手に入れた女子的生活。2年間一緒に暮らしていたともちゃんが、引っ越した後のお話。同じトランスジェンダーでも、ともちゃんの恋愛対象は男性。ミキの恋愛対象は女性。この本を読んでLGBT、トランスジェンダーについて、少しだけ知ることが出来た。巻末の文庫版あとがき・ドラマで徹底的な役作り努力をした志尊淳さんのインタビュー・解説も良かった。買って良かった本。
読了日:03月04日 著者:坂木 司

image

※アンソロジー本 「この部屋で君と」新潮文庫の画像お借りしました


つるかめ助産院 (集英社文庫)つるかめ助産院 (集英社文庫)感想
島にやってきた時は、妊娠している事にも気づいてなかったまりあが、つるかめ助産院で無事出産できて良かった。妊婦10人なら10通りのドラマがあります。無事に生まれる保証なんてない。私を生んでくれた母に感謝します。小川糸さんがこの本を書く為に参考にした資料の多さに驚きました。読んで良かった本の1冊になりました。
読了日:03月04日 著者:小川 糸

 


女子的生活女子的生活感想
面白かったです。昔、NHKTVで見た志尊淳さんのミキを思い出す。トランスジェンダーのミキが「好きなように生きる」最強の女子的ストーリー。カッコ良かったです。坂木司さんの小説は約10年ぶりです。その頃は、男性作家さんと思い込んでいました。性別未発表。女性作家さんなのかな?アンソロジー本「この部屋で君と」の中にあった「女子的生活」を読み、ミキのマンション間取り図が見れて嬉しかった。そこからこの本に繋がって、あのドラマが脳内で蘇りました。痛快、男前なミキの物語。続編があればいいのに。もっと読みたいです。
読了日:03月02日 著者:坂木 司

読書メーター

 

 

お手数ですが、下のブログバナーをクリックしてもらえると、うれしいです。 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 60代主婦へ
にほんブログ村