2022年5月3日(火)
あんなに負けていた最下位阪神ともはや2.5ゲーム差?
コロナ感染から復帰しても、全く調子が上がらないレギュラークラスの選手達
シーズン前は先発が飽和状態で枠が足りないと思われていた先発投手陣だったが、投げてみたら次々に炎上して
試合を作れないとか
なんでしょうね?プロ野球OBによるシーズン前予想では、かなりいい評価を頂戴していた我らがベイスターズ
一体何が駄目なのか?どうしてこうなってしまったのか?
確かにソトとオースティンの故障は想定外だったかも知れない
今年こそやってくれると思われた、三嶋と山﨑のダブルストッパーも、結局は去年と同じように不安定なピッチング
なのも波に乗れなくなった原因なんだろう
この先どうやってチームを立て直して行くのやら、本当に心配な2022年のベイスターズ ....
さて、そんな中で開幕からずっと気になっている選手が2人いる
1人は去年開幕から打ちまくって、久し振りに輝きを取り戻した桑原将司
元々調子の波が大きい選手だったが、去年は年間を通してよく打ちよく守って、不動のリードオフマンの地位を
ガッチリ掴み取った
1番センターは桑原で決まり!!ライトはオースティンがいるし、レフトには佐野がいる
折角獲得した大田も、去年代打で頭角を現した楠本あたりも、代打や守備固めの起用がほとんどになりそうだ
オープン戦でほとんどヒットらしいヒットが出ない桑原だったが、ファンの誰もがレギュラークラスなんだし、
開幕すれば去年の様にヒットを量産するだろうと思っていたんじゃないのか?
ところが、今そんな桑原が極度の打撃不振に苦しんでいる
さて、もう1人は守備の安定感は抜群で、課題のバッティングも粘り強さとパンチ力が備わり、今年は大和から
完全にレギュラーの座を奪えるだろうと思われていた柴田竜拓
こちらは桑原と違って、オープン戦はバッティングが絶好調!!守備も相変わらず堅実なプレーで、いよいよ今シーズンは
内野のキープレイヤーとして、しっかりチームに貢献してくれると思われた
ところが、今そんな柴田が開幕からまさかの打率0.00 ..5月になっているのにたった1本のヒットすら打てていない
桑原と柴田は間違いなくチームの中心選手で、活躍して貰わなければいけない選手だ
2人の余りにも低調な成績に、ファンは失望を通り越して驚いている感じさえするが、勿論一番がっかりして
いるのは本人達なのは間違いないだろう
では、彼らの何が駄目になったのか?何故彼らは不振から抜け出せないのか?
ハッキリ言って答えはよく分りません。答えがある位ならもうとっくに不調から立ち直っている
但し、ちょっと気になる点はいくつかあるので、指摘してみたい
勿論、これは何の確証もない、素人目線の思い過ごしかも知れないが
①初球打ちをほとんどしない → 甘いボールを見逃してしまう
②強くバットを振るよりも、当てに行く様なバットスイングが多い → 中途半端なスイングで勢いのない打球
が目立つ
③際どいコースをよく見送る → 四球を選べる半面、見逃しの三振がよくある
要は出塁率を上げたいが為に、最重要課題をボールを見極めることに焦点を絞っている様なバッティング
確かにこれが上手に身に付けば出塁率は向上するだろう
しかし、器用な選手がやればいいが、不器用な選手がこれをやったら出塁出来なくなるばかりか、ヒットも打てなく
なる可能性もある
以前の桑原はファーストストライクからドンドン振って行く、積極性のあるバッターだった様に記憶している
まあ、一球でヒットも打つが、一球でアウトにもなるし、打者有利なカウントはほとんど打ちに行っていたから、
四球で歩くことは少なかったと思う
柴田にしても桑原程ではないが、勝負は早かった様に記憶している
では、積極的なスタイルで実績を上げていたバッターが、スタイルを変えて自分を見失ってしまう事がないだろうか?
まだ開幕して1ヶ月だが、シーズン中にバッターが意識を変更したり、バッティングフォームを変更したりするのは
かなり難しいと思う
自己犠牲してチームに貢献する方向性は悪くはない。しかし、自分の成績が下がってしまえばかえってチームのマイナス
になってしまう
その辺りをどう考えて行くのか?
選手には変に考え込まずに、思い切りのいいプレーを期待したい