2022年5月27日

 

 

現在、20勝24敗でセリーグ5位の我らがベイスターズ

 

しかし、交流戦に入ってからは3勝1敗と、去年に引き続き交流戦とは相性がいいみたいだ

 

ここで、セリーグのここまでの成績表を精査してみると、面白いと言うか意外な数字が浮かび上がった

 

ベイスターズの成績は以下の通り

 

得点 151 失点 199 本塁打 32 盗塁 15 打率 .248 防御率 4.05

 

では、何故ベイスターズは5位なのか?

 

これは一目瞭然。失点 199 防御率 4.05 は共にセリーグワーストで、ピッチャーが期待通りに活躍出来ていないのが、勝てていない原因なことは明らかだ

 

従って、ベイスターズが今後順位を上げて行くには、一にも二にもピッチャーの頑張りが必要と言う事になる

 

但し、交流戦に入ってからは、今永であったり昨日の濱ちゃんや今日の大貫がいいピッチングを見せた事は、チームが順位を浮上させる上ではかなりいい兆候が出て来たと言っていいだろう

 

後はこれに続くピッチャーの踏ん張り。2軍で好投した石田や今後先発予定がありそうな京山あたりが勝てる様なら、チームの勝ち星はいっきに増えるだろう

 

しかし、心配なのはロメロと上茶谷。これは大貫が徐々に調子を上げて来たのとは対照的に、投げる度に調子が落ちてきている

 

まあ、先発ローテが全員好調と言う訳にはいかないから、チームとしては勝ち目の薄い試合の投手の運用をどう考えるのか?

 

場合によっては劣勢の試合では、勝ち継投の投手を温存して捨て試合を作る事も必要になってくるかも知れない

 

打線が頑張って乱打戦を勝つ試合がいくつかつくれればそれに越したことはないが、そんなにすべてが上手く行く筈はない

 

とにかく、勝ちを計算した試合をどうやって確実にものに出来るか?采配も含めて今後注目したいところではある

 

さて、他チームのここまでの成績をみて、面白い事がいくつか目についた

 

例えば現在セリーグトップのヤクルトのチーム打率は .237でベイスターズより悪い。イメージではいつも打線が爆発している様に思われるが、意外に打っていないのだ

 

逆に打てないイメージの中日は打率 .248で、ベイスターズと同等に打っている。これも不思議な感覚しかない

 

では、何故ヤクルトが首位に居られるかと言えば、得点が190点ありベイスターズや中日よりも約40点も多く得点している

 

要は得点圏でどれだけチャンスをものにしているか?いつも残塁の山のベイスターズが5位なのは必然だと言う事だろう

 

次に以外に思ったのが守備力。守備の堅いイメージがある中日だが、ここまでの失策数は27でベイスターズより多い

 

そして、抜群に守備力の高いと思われた広島は、ここまで失策数22なのだ

 

ベイスターズの23失策と一つしか変わらないのは、意外にベイスターズの守備が堅いと言う事なのか?

 

因みにセリーグワーストは、巨人の失策数37。こんなに断トツに失策が多いのに何故2位に居られるのか?

 

その答えは巨人53、ヤクルト47 ???

 

これは何かと言えば、チームの本塁打数である。1位2位は長打力で他を圧倒していると言う結果が出ている

 

やっぱり、ホームランは正義なのか?オースティンが居ないベイスターズには、残念なデータとしか思えない

 

あと気になったのは、阪神の不思議な成績内容か?

 

何故不思議なのかと言えば、阪神の防御率 .282はセリーグトップ。得点 147 失点 154 はベイスターズの得点 151 失点 199 に比べれば、かなりいいし、盗塁33はセリーグ断トツの1位だ

 

打率 .222はセリーグワーストながらも、本塁打37はセリーグ3位

 

これで何故最下位なのか???

 

接戦に全く勝てていない?

 

では何故勝てないのか?

 

去年の阪神のクローザーは誰でしょう?そう スアレス が抜けた穴が大き過ぎると言うお話し

 

矢野監督の采配が取り沙汰されてますが、阪神の戦い方は去年とほぼ一緒と言いってもいいだろう

 

残念ながら、スアレスと同等のクローザーを補強出来なかった時点で、阪神の今年の低迷は決まっていたのかも

知れない

 

さてさて、明日の先発は上茶谷。最近調子が悪いし、自信喪失気味の上茶が西武山賊打線にどんなピッチングが出来るのか?

 

下手をすればワンサイドゲームになる可能性もある訳だが、何とか打線が援護出来れば接戦も有り得る

 

佐野と牧の打棒。それと、最近復調気配のソトの長打に期待したいところだ