建設中の町田市の新たなゴミ処理施設を視察しました。
町田市では今のゴミ処理施設である「町田リサイクル文化センター」の敷地内に、新たな熱回収施設等として、
生ゴミ等からエネルギーを回収する「バイオガス施設」、
ゴミを燃焼し発生した熱をエネルギーとして回収する「熱回収施設」、
「不燃・粗大ごみ処理施設」、
を整備しています。
本工事は2017年7月に着工し、2022年1月に稼働予定です。
今までのごみ処理施設の解体工事は2024年6月までを予定しています。
環境資源部長は、
「これまでのゴミ処理施設は1982年に誕生し、当時は珍しかったリサイクルという概念を文化にすべく、『リサイクル文化センター』の名称でこれまで39年間、市民に親しまれてきました。
39歳と言えば、芸能界では深田恭子さんや嵐の桜井くんと同じ年でして、広く皆様に親しまれています。
新しくなる施設の名称は、その特徴から『町田市バイオエネルギーセンター』(略称MBEC)です。
今後、広く町田市民の皆様に親しまれていってほしいです。」
とご挨拶されていました。
生ゴミからバイオガスを抽出し、エネルギーとして再利用する処理施設は全国的にも珍しく、稼働が開始されれば最先端施設である『町田市バイオエネルギーセンター』には全国から多くの視察団が連日訪れることになると私は思います。
市内宿泊施設や飲食店と提携しながら、視察のパッケージ化をし、市内経済の循環を図ることも今から検討しておくべきことだと思います。
また多くの社会科見学も申し込まれることが予想されますので、施設の特徴をなるべく多く詰め込んで短時間に面白く伝えるなどの対策も今から考えておくべきだと思いました。
建設期間中に新型コロナウイルス感染症の世界的な流行もあり、工事業者にとっては大変難しい環境下での仕事だと思いますが、
まだ工事は続きますので、完了引き渡しまで無事に終わることをお祈り致します。