町田市内には他の自治体に比べ多くの「公園」があり、総数800以上の「公園」が、市民生活に身近な安らぎや憩いを提供しています。

 

しかし、樹木の剪定や下草・遊具の管理といった「公園管理」については、予算の先細りや人員の削減が進む中、様々な課題が顕在化しており、

 

管理者である市の財政負担を軽減しつつ、都市・地域・市民のため公園の「質」や「役割」を最大限引き出すステージへの移行が求められています。

 

町田市では、近年「薬師池公園四季彩の杜」や「南町田グランベリーパーク」といった規模の大きな公園において民間活力を導入し、官民連携で整備され、全国的にも好評を受けていますが、

 

その数が一番多く市内全域に散在している規模の「小さな公園」の管理を今後どのように維持し、管理運営していくのか?との視点で議会質問致しました。

 

また、市民の皆様が身近な公園により愛着が持てるよう、遊具の撤去や樹木の伐採にあっては最大限市民の心に寄り添うよう発言させていただきました。

 

公園管理に対する人員や財源が不足する中、未来の公園像を模索し、地域の特性を掘り起こし、市内全域約800か所の公園のポテンシャルを最大限引き出し、生かしていく方法について提言いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

以下、議会でのやり取りです。

 

 

 

 

 

 

2022.9一般質問(公園管理について)

 

 

 

(壇上質問 厳太郎)

 

高度経済成長期の急速な都市の整備・拡大により、道路、都市公園、下水道などの社会資本は一定程度整備されてきました。

 

近年、我が国の財政状況は1990 年以降急速に悪化し、厳しい財政制約の中での社会資本の効率的な整備、老朽化した施設の適切なメンテナンスが課題となっており、都市全体の戦略的かつ効率的な維持管理が課題となっています。

 

都市全体が様々な課題に直面する一方で、都市の貴重な環境基盤である「緑とオープンスペース」も同様に様々な課題に直面しています。

 

「緑とオープンスペース」の確保が一定程度進捗する一方で、地方公共団体の職員数や維持管理費は減少しており、時代の変化や多様化するニーズに対して十分そのポテンシャルを活かしきれていない都市公園も散見されると指摘されています。

 

平成28年に「新たなステージに向けた緑とオープンスペース政策の展開について」として国土交通省は、「新たな時代の都市マネジメントに対応した都市公園等のあり方検討会」の最終報告書を取りまとめました。

 

この検討会をきっかけに公園への考え方が見直され、それまでの公園の考え方である、

 

「都市公園の中だけでの発想で、整備、面積の拡大を重視し」、「行政主体による整備、維持管理」による「硬直的な都市公園の維持や維持管理の延長での公園運営」という考え方を改め、

 

公園を「都市全体や、まちづくり全体の視野での発想で、使うこと、いかすことを重視し」、

「市民やNPO等の主体的な活動を支援し・民間施設との積極的な連携」に努め、「地域との合意に基づく弾力的な運用や・まちづくりの一環としてのマネジメントとしていく!」と考え方を変更し、民間との連携を重視すべき観点とし、都市公園の柔軟な利用を重視すべき点としてきました。

 

少子高齢化や人口減少など、都市を取り巻く社会状況の大きな変化を踏まえ、緑とオープンスペース政策は、そのポテンシャルを都市のため、地域のため、市民のために最大限引き出すことを重視するステージへの移行が求められています。

 

そのような考え方から近年では、全国でも、公園に民間の優良な投資を誘導することで、管理者の財政負担を軽減しつつ、公園の「質」や「利便性」を向上させる「Park-PFI制度」や指定管理者制度を導入するなどされてきました。

 

町田市でも近年整備された「薬師池公園四季彩の杜西園ウェルカムゲート」や、「南町田グランベリーパーク」にて官民連携で整備・管理され、好評の中、公園の質や地域の価値を向上させてきました。

 

先進的な取り組みをしてきている公園もありますが、市内には大小合わせて800以上の公園があり、それぞれ様々な課題がありつつ管理されてきていると思います。

そこでお伺いいたします。

 

項目番号1公園管理について

(1)町田市の身近な公園の管理手法や管理状況は?

(2)今後の課題は?

 

 

(答弁)都市整備担当部長

身近な公園管理の考え方につきましては、利用者が安全に安心して過ごしていただけるように努めていくこととしております。

管理内容につきましては、委託業者や市職員の他にボランティアの方々による定期的な草刈りや清掃、施設点検などがございます。

また、点検や通報により、倒木の恐れのある樹木や破損した施設を発見した場合は、委託業者や市職員が撤去等の緊急対応を行い、安全確保に努めております。

 

今後の公園管理の課題につきましては、市内に約800箇所の公園があるため、地域の特性に合わせた効率的・効果的な維持管理を行う必要があると考えております。

 

 

 

 

 

 

再質問① 厳太郎(市民に寄り添う遊具の管理)

公園管理について利用者が安全に過ごせるよう管理しており、課題として地域の特性に合わせた効率的・効果的な維持管理を行う必要があると考えているとの答弁でした。

 

町田市は市内約800カ所の公園があり、これは他の自治体よりも相当多い公園数だと思います。

 

しかし、公園管理に関する予算は減少し続け、現場の職員は補充されず、比較的高齢な会計年度任用職員が大半を占める現在の状況下では、市内800カ所の公園を適正に管理していくことは、大変難しい状況にあることだと思いますし、公園を地域の特性に合わせ、より効果効率的に維持管理していくという課題解決のためには、当面、予算の増額や人員拡充の検討も必要ではないかと思います。

 

 

 

それではここで公園の遊具について質問致します。

 

身近な公園には滑り台や鉄棒、砂場、ブランコ、ジャングルジム、動物の形のスプリング遊具、タヌキやリスのマスコット的な人形など多種多様な遊具があります。

 

近所の公園を見ていますと、業者の方が定期的に各種遊具の破損状況を見回り、遊具のペンキのはげ具合を点検したり、ゴムハンマーで打音検査したりしてくださっていますし、シルバー人材センターの方々によって草刈りが行われたりしているのを見かけます。

 

公園は遊園地のように監視されているわけではないので、危険と見なされた遊具は、危険の予兆があってもメンテナンスまで気づかれず事故という悲しい結果を迎えないために、公園管理者としては未然に撤去していくことになっていると思います。

 

以前、近所の公園からリスのマスコット的な置物がある日突然に撤去されており、近隣の子供たちは「リスがいなくなった」と涙を浮かべ、保護者の方々は「きっとお出かけしているのよ」と慰めていました。

 

もちろん通常の安全管理や老朽化の中でのリスの撤去となったのでしょうが、公園利用者の親御さん皆様のご意見では、「子供が外で初めてつかまり立ちしたリスだった。子供の成長と共に跨ったり乗ったりしたリスだったから、撤去の日がわかっていたら一緒に写真撮ったのに、、」と嘆いておられました。

 

遊具の管理方法として撤去が決定したら、事前にお知らせすることはできないでしょうか?

 

例えば、撤去されることになったリスの遊具に、「今までたくさん遊んでくれてありがとう。僕は来月〇〇日に山に帰ることになったよ。これからもみんな元気に遊んでね!」と書いてリスの遊具に貼っておくことなどの告知はできないでしょうか?

 

 

答弁①都市整備担当部長

身近な公園を利用していただき、遊具について思い入れをもっていただく方々が、悲しい思いをすることがないよう、現在、遊具を撤去する際は、安全確保のために早急に撤去する必要がある場合を除き、可能な範囲で事前に告知しておりますが、今後、更に丁寧な告知ができるよう努めてまいります

 

 

再質問② 厳太郎(地域に寄り添う樹木の管理)

利用する市民が公園や遊具などに益々愛着を持っていただけるよう、更に丁寧な告知に努めてくださるとの答弁でした。

ありがとうございます。

 

公園管理の中で樹木の剪定も維持管理には経費が掛かることと思います。

 

以前、近所の公園では樹齢約60年の見事な桜の木2本が、ある日突然伐採されました。

こちらでも地域の方々にお話を聞くと大変残念がっており、町田に住んでから毎日当たり前のように見続けてきた桜が、年月とともに大きく成長していく姿を、自分の一生と掛け合わせて感じているようでした。

 

もちろん公園内の樹木は定期的に管理されており、樹木診断などを通じて安全性を調査し、倒木などの危険性が予見されたので伐採したのかもしれませんが、その桜の大きな切り株は大変立派でとても倒木の危険があったとは思えませんでした。

 

伐採された時期が2月ごろの冬の時期でしたので、地域の方々は「せめて最後に一花咲かせてから伐採してほしかった。それなら地方に離れて暮らす息子さんや娘さん家族を呼んで最後の花見をしたのに、、、、、」と嘆いていました。

 

伐採の基準はどのようなものでしょうか?

 

また先ほどのリスの置物の件と同じですが、伐採が決定したら、看板や耐水性の紙で事前に告知することは難しいのでしょうか?

 

 

 

答弁②都市整備担当部長

 桜の木は、種類にもよるが平均寿命は50~60年でございます。また、樹木の病気などもあり、根元に「ナラタケモドキ」等が生えると、寿命の前であっても枯れていくことがあります。

 点検の結果、老木化や病気などの原因で倒木等の危険があると認められた樹木については、優先度を決めて順次伐採を行っております。

 桜などの伐採時期については、開花時期なども考慮しております。

桜については、思い入れのある方が多いと認識しており、安全確保のため早急に伐採する必要がある場合を除き、可能な範囲で事前に告知することを、今後検討してまいります。

 

 

再質問③ 厳太郎(より利用される公園を目指し)

安全のために緊急的に伐採する場合以外は可能な範囲で事前に告知することを今後検討していってくださるとのとの答弁でした。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

近年、町田市では、広く市の内外からも人を呼び込むべくことや、地域の利便性向上を課題とした芹が谷公園の再整備について様々な議論がされてこられてきました。

 

町田市内には芹が谷公園のような特殊公園以外に、都市公園だけでも720施設あり、そのうち、過去に児童公園と呼ばれていた現在の街区公園だけでも496施設あります。

 

徒歩圏内やお散歩エリアに点在する街区公園をはじめとする身近な公園が市民生活に一番密着しており、あまりにも身近で当たり前に存在することから、少し忘れられがちですが、身近な公園の管理は市民生活に潤いや憩いを与え、快適な住環境を創出する意味でも、とても重要なことだと思います。

 

長年住んでいますと、住宅は次々立て替えられ、道路は少しずつ改良されていき、駅や公共施設も立て替えられたり移転したりしますし、学校も統廃合されていきます。

 

ですから地域の中で比較的変化が少なく、景観を残していくのはお寺や神社と身近な公園だと思いますので、人々は気が付かないうちに自然と身近な公園に心を寄せていると思います。

 

私も近所の公園を見ると、幼少期に「この公園で父親とキャッチボールしたな」とか「母親と祖母とでお弁当持って遊びに来て楽しかったな」とか「兄弟で隠れて蛇を飼っていたな」とか「あの鉄棒で妹はスカート回りが得意だったな」とか「友人と三角ベースしたなあ」などと懐かしく思いますし、

 

当時の良い思い出は、公園を管理してきてくださった方々のお陰だなと、感謝する気持ちになるのは私だけでは無いと思います。

 

市内の公園は時代を超えての市民共有の財産だと思いますし、必然的に市民のアイデンティティーとなることから、管理をされる町田市の職務は大変崇高であると思いますし、益々市民に利用される公園となるよう、取り組んでいっていただきたく思います。

 

予算や人員が厳しい昨今、今後市民に寄り添い、市民の心に残るよう、益々市民に利用される公園としていくために、どのように取り組んでいかれますか?

 

 

答弁③都市整備担当部長

市内の公園について、更なる魅力の向上と活用の促進が必要と考えております。

取り組みの一例としまして、2021年度から市内の公園にキッチンカーを出店する実証実験を行っております。

市民の方々の暮らしの質を高めるため、身近な公園については地域の課題を踏まえ、ニーズに即した機能に再編することで、リニューアルを進めるとともに、益々市民の方々に利用される公園を目指し、更に活用を図る手法について検討してまいります。

 

 

 

再質問④ 厳太郎(課題である小さな公園の管理手法)

市民に益々利用される公園としていくため、地域課題やニーズに即した機能を再編し、更に活用を図る手法を検討していくとの答弁でした。

 

 

先日、私どもの会派で渋谷区の北谷(キタヤ)公園を視察させていただきました。

渋谷区の「北谷公園」は、地域の賑わい創出や、活性化の拠点として、より多くの人々に利活用される公園にするため、渋谷区で初めて「Park-PFI制度」を活用して東急や日建設計といった民間の力を導入して公園整備を実施しました。

 

新たな北谷公園では公園開口部も広くとられ、外部との高低差も解消され、地域との一体感を緩やかな段差や照明で地形を生かして演出され、公園内部にカフェ「Blue Bottle Coffee」も出店されており、イベントスペースも確保された大変明るい雰囲気の公園に生まれ変わりました。

 

公園管理においても建設に携わった民間企業が指定管理者として管理することになっており、地域の新たな拠点として管理運営されている様子でしたし、今後は更に北谷公園以外にも参入していくことが検討されていました。

 

公園は全て立地条件やその土地の地域資源が異なり、北谷公園のようなやり方が町田市の公園に完全に合致するということではないことは理解しています。

 

都市公園にはその誘致圏と使途による分類があり、誘致圏の小さいものから街区公園、近隣公園、地区公園、総合公園、広域公園に大別されています。

 

町田市では今後の公園管理について「重点公園・緑地」、「優先整備区域」が示されており、規模の大きなこれらの公園では民間活力の導入が検討されていくことになると思いますが、

比較的規模の小さい通常の都市公園ではどのように管理していくお考えでしょうか?

 

 

 

答弁④都市整備担当部長

現在、主に市の直営管理を行っている比較的規模の小さい公園の管理については、利用を促進し、活用していくため、市民、NPO法人など多様な主体との連携や、民間活力の導入などにより、効率的・効果的な管理を行うとともに、より魅力的な公園を目指してまいります。

 

 

再質問⑤ 厳太郎(小さな公園の機能・役割の再検討)

規模の小さな公園でも民間活力の導入などにより、より魅力的な公園を目指していく、との答弁でした。

 

公園に求められている機能は多岐にわたり、子育て拠点、学童の遊び場、自然保護、スポーツ振興、文化教育、と幅広く、また、防災拠点や観光振興でも重視されてきました。

 

比較的小さな公園に全ての機能を充足させることは物理的に不可能ですし、税収入の先細りが懸念される中、公園の除草、樹木剪定などの植物管理にかかる維持管理費は財政の圧迫要因となることが危惧されます。

 

市内に散在する公園間を連携させることを念頭に、その上で個々の公園の役割と機能の再配分を検討する時期に来ているのではないかと思います。

 

足立区では「足立区パークイノベーション推進計画」があり、区内の公園を自転車圏内の「お出かけエリア」、徒歩圏内の「お散歩エリア」、これを細分した「ご近所エリア」に分けました。

 

公園の機能を、児童の遊び、健康づくり、防災歴史、樹林・自然・散策など①児童の遊び、②健康づくり、③集い・広場、④幼児の遊び、⑤花、⑥防災歴史等、⑦休憩・憩い、⑧樹林・自然・散策、の8つの機能に分類し、その公園の役割に応じて複数選択されており、この8つの機能は1つの「お散歩エリア」で充足するように配分されています。

 

町田市でも公園のニーズに着目して、公園間を連携させることを考え、個々の公園の機能と役割を再検討していくことは考えていらっしゃいますか?

 

 

 

再答弁⑤都市整備担当部長

公園のニーズについて、2021年度にアンケート調査を行っております。身近な公園については、大規模開発に伴い整備された公園が多く、当時子どもの人口が多かったこともあり、同じような公園が隣接してございます。

アンケートの調査結果などを踏まえ、それぞれの地域の特徴に応じた公園に必要な機能と役割を整理し、それぞれの公園の潜在的な魅力を発掘するとともに、新しい価値を付与し公園を活用する手法を検討してまいります

 

 

再質問⑥ 厳太郎(公園利用者を繋げる取り組み)

公園に求められている機能と役割を整理し、新しい価値を付与する手法を検討していってくださるとの答弁でした。

 

もともと子供の遊び場の意味合いが強く「児童公園」と呼ばれていた現在の「街区公園」では、社会の変化によって、日中の主な利用者は子どもと保護者と高齢者ですが、それらを繋げる施策は考えられないでしょうか?

 

子どもの遊ぶ声と高齢者の憩いはしばしば対立することがあります。

公園の主なユーザーである2者を繋げる施策は、地域の活性化、地域間の交流・連携のために有益ではないでしょうか?

 

例えば年に一度、落ち葉の季節に各自治会や子育て施設やNPO、地域住民などに「焼き芋会」を主催していただき、地域の交流の場にすることは行政の促しや規制の緩和で可能となるのではないでしょうか?

 

このことは、緑とオープンスペースの保全、創出、管理のそれぞれの段階で、地域住民やNPO等の参画による協働のための場づくりや、仕組みづくりが必要であり、政策課題である「参画社会への対応」に資する取り組みとなると思いますが、お考えを教えてください。

 

 

 

再答弁⑥都市整備担当部長

公園の利用者同士が繋がりをもっていくことは、地域の活性化、地域間の交流・連携のために有益だと考えております。

 現在、身近な公園では、自治会・町内会が主催となり「どんと焼き」や「夏祭り」などの地域行事が開催されております。

「焼き芋会」については、安全性の確保と地域の方からの理解を得ることで実施できると考えております。

 公園においては、市民の多様なニーズに対応し、公園の利用活性化を図るという視点から、地域住民による「協働の場」や「仕組みづくり」のために、許可の弾力的な運用も必要と考えております。

 

 

 

再質問⑦ 厳太郎(新たな公園管理手法の提案)

地域住民による「協働の場」や「仕組みづくり」のために、許可の弾力的な運用も必要との認識であることがわかりました。

 

やはり市内800を超える都市公園を効果効率的に管理運用していくには、新たな考え方やある種の規制緩和が必要になってくると思います。

 

比較的に規模の小さい公園管理の場合も、ギオンスタジアムや和光大学ポプリホールのようなネーミングライツでは無いですが、民間活力の導入が大切になってくるとか思います。

 

地域の有志や民間企業などに下草や低木の管理をしていただき、公園内に「この公園の下草は〇〇さんが綺麗にしています」などの掲示をすることも効果があるのではないかと思います。

 

町田市屋外広告物ガイドラインとの絡みがあると思いますが、いかがでしょうか?

 

再答弁⑦都市整備担当部長

市内の公園では新たな財源確保と施設の知名度向上を目的に2019年度に野津田公園のギオンスタジアムにネーミングライツを導入し、公園施設の管理運営や市民サービス向上の財源として活用しております。

 

現在、町田中央公園の体育館と球場、小野路公園のグランドと球場について2023年度から運用を目指しネーミングライツスポンサーの募集を行っているところです。

議員ご提案の手法については掲示物が広告物に当たるかどうかの確認が必要となりますが、この手法を含めて新たな民間活力の導入に向けて研究してまいります。

 

 

 

(まとめ) 厳太郎

いずれにせよ、公園管理は、予算や人員が減少する中、未来の公園像を模索して、地域の特性を掘り起こし、公園の持てるポテンシャルを市民のために最大限引き出し、生かしていくという、新たな局面に入っていると思いますし、

 

現在、管理をしてくださっている皆様に密かに心を寄せている市民も多くいらっしゃると思いますので、この難局を前に進めるべく、引き続きのご尽力をお願い致しまして、今回の公園管理の質問を終了します。

 

ありがとうございました。