小説と新作アニメと70年代ロックを中心に書いてます
4話一挙配信ネトフリで見ましたがdアニメも同様だったので他のサイトでも同じなんでしょうこの手の異世界物は基本見ないのですがちょっと覗いてみたらひきこまれるように全部見てしまいました内容は「魔女の旅々」に似ていますがほのぼのじんわりしています「ハクメイとミコチ」を思わせる雰囲気もありますエルフと人間の時間感覚の違いがひとつの大きなテーマですがそれは「江戸前エルフ」でも描かれていましたね4話まではこれから向かう冒険の前日譚的な内容でしたが次回からがすごく楽しみです
昨日からはじまったTVドラマ版「パリピ孔明」この枠は前期は「ばらかもん」でアニメ化されたコミック原作が続いています内容は悪くなくアニメやコミックを知らない人でも楽しめそうな感じただ一点ヒロインの歌声がストーリーを納得させるには弱いかなと思いましたとはいえ、まずまずのすべり出しでしょうそしてなんとFODでは1週先が見られるのですアニメの時もアベマで1週先が見れて混乱したのですが2話もなかなか良かったですとにかく楽しみですね
鈴木祥子さんがニール・ヤング好きということは以前から知っていました自分が彼女を聴きはじめたのはベスト盤「ハーヴェスト」からでそれからオリジナルアルバムを遡行していったわけですが音楽的なニール・ヤングからの影響はほとんど感じませんでしたところがです遅ればせながら「ラブ、ペインフル・ラブ」というアルバムを知って驚いてしまったわけですひとり多重録音で制作されたこのアルバムすっかりニール・ヤングなんですワーナー移籍後のアルバムまでは追っかけていなかったのがこのアルバムの存在を知らなかった原因なのですがちょっと反省しています
親父の持っていたレコードカラヤンの「ロッシーニ序曲集」を引っぱり出して聴いたのですがその解説にオーケストラ・プログラムとして序曲はよく演奏されているが本編のオペラは代表作「セビリアの理髪師」以外はほとんど上演されていないとの記述がありましたそうなんだと思いつつちょっとばかり違和感があって調べてみたらたしかに当時(1973年)はそう言う状況だったようですただその後ロッシーニのオペラは再評価され1980年代には多くの作品が上演されるようになったようですこれが「ロッシーニ・ルネサンス」まさに自分が生きていた時代に歴史が動いたんですね
山間の街道を、籠を背負って歩く妙。その足取りは、妙の背負っている籠同様に軽々しかった。麓の町での商いは、思いの外順調で、背負っていった籠いっぱいの作物はほとんど売れてしまった。妙が来るのを待ちわびている客もいる。妙は街道にそびえ立つ大木の前で立ち止まり、大木の上に広がる空を見上げた。空は赤く染まりかけている。妙がふと大木の根元のほうを見ると、男が大木に寄りかかって腰を下ろしているのが見えた。侍のようだった。関わりにならない方がいいと思い、妙がその脇を静かに通り過ぎようとしたとき、その男は腰を下ろしたままゆっくりと妙の歩く街道のほうに倒れ込んできた。男は目を閉じたままピクリとも動かない。「お侍さん、お侍さん」妙はその男に近づき、声をかける。男は妙の声に全く反応しない。妙はしゃがみ込んで、男の体を揺らした。「お侍さん」妙は、再度声をかける。男の目がゆっくりと開いた。男は自分の傍らにしゃがみ込んでいる妙に気づく。「気がつきましたか。良かった」「そなたは」「近くに住んでいる妙と申します」「かたじけない。どうやら眠り込んでしまったようだ」男は体を起こして立ち上がる。妙も立ち上がって、男の脇に立った。男は歩こうとするが足元がふらついてうまく歩けない。「大丈夫ですか」男の体を支える妙。「すまぬ。ここ二日ほど何も口にしておらぬのだ」「それはいけません。私の家に参りましょう」妙は男の体を支えながら、ゆっくりと歩きはじめる。「そういうわけには」男は妙から離れる。「遠慮はいりませんよ。すぐ近くですから」「それに、もうじき日が暮れます」妙をじっと見つめる男。再度体を支えようとする妙を遮って、よろよろと歩き出す。妙も男を追って歩きはじめた。「妙さんと言ったな。拙者は近藤と申す」二人の前に夕日に染まった棚田が姿を現し、棚田の向こうに小さな小屋が見えた。近藤と名乗った男の足取りは、はじめはふらふらとしていたが、浪人といえ、武士らしく気丈で力強いものに変わっていた。しかしそれは、余裕があるようにみえながら、明らかにから元気であることを妙は容易に見抜いていた。そしてそれを微笑ましく思いながら、妙は近藤の半歩うしろを寄り添うように歩いて行く。二人が棚田の向こうの小屋に近づくころには、あたりはすっかり暗くなっていた。そして二人を向かい入れるように小屋に明かりが灯った。「母上、お客様をお連れしました」小屋の戸口を開ける妙。小屋の中を覗き込む近藤。「お入りください」母親の返答を待たずに妙は近藤を招き入れ、少しためらいながら近藤が小屋の中に入っていく。小屋の戸口が閉まり、戸口から洩れていた明かりが消えた。
夏になり、2階の自分の部屋の気温も急上昇例年どおり、階下のエアコンのある部屋に避難となりました以前なら暑いからといってもどうにか耐えていたのですがここ数年、年のせいか堪え性がなくなったようですそして、夜は少しましかと上に上がってみるとファイアーTVのリモコンを押しても反応がないよくよく調べるとTVの電源が入らなくなってしまったようですあの晩はひどかったので落雷のせいかもしれませんまあ、ほとんど地上波は見ずファイヤーTVのモニターと化していたわけでさらにこの時期はメインがパソコンになるのですぐには困りませんがパソコンに入れてないアプリも多く急遽追加しました今日家電量販店に行ってみたのですがサイズが小さくなると極端に安くなるみたいですね出来れはワンサイズ小さいのを買いたいそう思っています
当初、豊作と言われた春アニメ不作と言われ続けた冬アニメとくらべても大差なかったかなというのが正直な感想まあ、自分の場合一般的な視聴者とはズレてはいるんだけれどそれを考慮しても結論はそう変わらないあいかわらず自分の見ているアニメは一般の視聴者からそっぽを向かれているものが多いというのも同じでしたねここんところのPAの充実ぶりはすごいねラブコメが苦手な自分にも「スキロー」は良かったですね個人的に注目していた「ワールドダイスター」はもう少し良く出来たんじゃないかとちょっと残念でした意外にハマったのは「アリスギアアイギス」今期一のヒットでした
アベマで遅い時間だったしキーヴィジュアルみたら普通のアイドルアニメ風だったのでスルーして寝落ちして一部見落としてしまった「推しの子」を見直してしまいました後になってdアニメでみたらこれがねえ、良いんですよ「推しの子」も相当いいですが自分はこっちが良かったですね普通は「推しの子」なんでしょうけどアイドルではなく演劇に打ち込む女の子の話でしたこれがなかなか熱くて引き込まれましたただタイトルがねちょっと魅力に欠けるというかそれだけに自分でなくてもスルーする人が多そうですね内容はいろんな要素が入っていてバトルなしの「レヴュースターライト」もしくは「サクラ大戦」雰囲気的には「サクラ大戦」に近いかな「かげきしょうじょ」にも近いですが舞台が浅草なので宝塚ではなく「SKD(松竹歌劇団)」あたりなのかな「ゲキドル」にも近いものを感じますずっと主人公に付き添っている女の子は自分は実在の子だと思っていたのですがアイドリープライドのようなすでに存在していない幽霊のようなものなんて意見もありたしかにね、そう考えるとスッキリするところもただその辺はいまだ謎のままですとにかく、豊作と騒がれている割には今ひとつ「これだ」という作品がなかった今期ですがついにそんな作品が出てきました個人的には大収穫ですYouTubeで第一話公開されているので是非見てご判断を
バンド名からして「黒い安息日」という「ブラックサバス」常に「おどろおどろしい」イメージがつきまといリフを中心とした重いロックサウンドで人気を得ていたバンドですが実は低迷期というべき地味な時期がありましたアルバムで言うと「テクニカル・エクスタシー」から「ネヴァー・セイ・ダイ」に至る時期ですバンドとしても転換期でこの後ヴォーカルであり、フロントマンだったオジー・オズボーンが脱退します「テクニカル・エクスタシー」ジャケットのイメージからして今までとは全然違います音のほうも曲の構成などは以前のサウンドを踏襲していますがとにかく明るく軽く弾けるようなサウンドですまさしくジャケットやタイトルどおりの「テクニカル」なアルバムですそして「ネヴァー・セイ・ダイ」当時置かれたバンドの状況を考えると実に意味深なタイトルです実際の音のほうは前作までにあったそれまでのバンドの音作りの名残まで取り払ってポップささえ感じられるようになっていますもう以前の「ブラックサバス」のイメージはありませんかといって全然ダメかというとそうではなくて「ブラックサバス」はこうあるべきという固定観念にさえ囚われなければこれはこれで魅力的な音楽やはりサバスは一流のロックバンドなのです特にトニー・アイオミのギターが素晴らしいです
当初そこそこ話題になっていたのでユーチューバーさんのランキングには登場する「アルスの巨獣」ですがランクは圧倒的に最下位「閃の軌跡」に至ってはランキングにさえ登場しない今期の中では断トツのくそアニメとされている2作品ですが結構好きで見ていました特に最終話良かったなあアルスはぶっ放しENDとか言われていましたがぶっ放し具合がいいじゃないですか「完」は強烈でしたね「閃の軌跡」も話がとっ散らかっていましたが最終話でうまくまとめた感じですラヴィちゃん可愛いのでそれだけでももう少し見られていいのになあ誰にでもお勧めできないですがラブコメ、なろう異世界を見ない自分にとっては今期貴重なアニメでした
今はともかく出始めの秋元後藤コンビはすごかったと思うのです特にうしろゆびさされ組「バナナの涙」は大名曲なのです60年代のPOPセンスに「バナナボート」よろしくラテン風味がうまい具合に絡まっていい味を出していてつたないヴォーカルながらちゃんとハモってたりもしています「象さんのすきゃんてぃ」をはじめ言葉遊びのセンスもよくこのシングルはカップリングの「猫舌ごころも恋のうち」が曲も含め抜群ですそしてうしろ髪ひかれ隊デビュー曲「時の河を越え」明らかにチャゲアスの「万里の河」を意識してますパロディとまでは言いませんが当時は国会議員さんがセンターだったんですねカップリングの「うしろ髪ひかれたい」のイントロのベースラインにゾクッときました歌に関しては工藤静香の圧勝です
ダズバンドの前身「キンズマン・ダズ」のCDを買いました最高ですねアースのフィリップ・ベイリーがかかわっているようです80年代にはいるとこういう大所帯のバンドはバンドを維持できなくなり軽量化されていきますこれらは経済的理由のほかにポリフォニック・シンセサイザーの機能向上も軽量化の一因になっていますそして、80年代の打ち込みサウンド全盛となるわけですでもねえ、自分には70年代の肉体派ファンクが極上なんです
バナナラマの大ヒット曲「第一級恋愛罪」 (Love in the First Degree)といっても僕が初めて聴いたのはウィンク最初にカヴァーしたのはレモンエンジェルBaBeもカヴァーしてました結局当時、一番知らなかったのはこの原曲だったようです多分シングルはセコハンですねもう一枚ホール&オーツの「キッス・オン・マイ・リスト」ホール&オーツをがっつり聴くようになったのはこの曲からです当時はアルバムを買ったのでこれもセコハンです
ちょっと前に衝動買いで「陽あたり良好」のDVDを買ってしまったのだけどその後買うならこっちだろうと思っていたのが「きまぐれオレンジロード」のBOXでした当時もそして今も「鮎川まどか」に魅せられていますそして、TVアニメの最終2話は改めて素晴らしいと思いましたまさに「ハルヒ」の先駆けなんですよねタイムリープ物として完璧ですそして、シングル盤みていたらこんなのも出てきました持ってたんですね名曲です
久し振りにシングル盤聴きましたまずはアイドル物曲がいいんです渡辺満里奈、デビュー曲「深呼吸して」バックには国会議員も当時は就職していましたが定時に帰ると見れたんですよね「夕やけニャンニャン」いい時代でしたゆうゆもいいですねこれはカップリングの「爪を噛んでた」ハチロクのロッカバラード、いい曲です「左胸あたり」もうちょっとスローかと思ってたのですがミディアムのいい曲です森高のデビュー盤ですがこれはカップリングの「ピリオド」がいいです懐かしい
今月、前後編に分けてYouTubeで配信されています20年の春アニメだったんですよね漫画原作ですが最近のアニメとしては異質で好きでしたねどうして今ごろ配信なのかと思ったらどうも実写ドラマ化されるようです主演は小芝風花ちゃんちょうっとイメージが違うんだよね確かに外見はよせてる感じですがアニメはアフレコが凄すぎましたさてどうなることかちょっと楽しみですまあ、風花ちゃんならADの瑞穂ちゃんがぴったりなのですがちなみに小芝風花ちゃんは「魔女の宅急便」からのファンですあの映画良かったなあ
ようやくアナログ盤が聴ける季節になりましたいままでは寒くて震えあがってましたからアナログを聴くときはいろいろと面倒なのです全盛期のブレッカーBライブ盤熱い演奏です
御多分に漏れず1週空けてしまった「テクノロイド」そういや昨日の「バディダディズ」も総集編のような内容今期アニメはいろいろ大変のようです「テクノロイド」はほとんど視聴者がいないのようなのでさほど問題にならないようですがまあ、待った甲斐がありました話は1話ラストの溶鉱炉事件に核心に迫ってきましたこのアニメ近未来を描いたれっきとした「サイバーパンク」なんですよでもね今回はロボットが打ち鳴らすビートが素晴らしかった今期が不作だなんて言っている輩には是非見てほしいですね
前期「ぼっち・ざ・ろっく」が話題になり関連でいろんなアニメが取り上げられましたがそんな中で意外に名前が挙がらなかったのが「天使の3P」「ローキューブ」の制作者が手掛けたアニメということで同様に小学生の女の子が登場するわけですが内容はタイトルどおり児童養護施設で暮らす3人の女の子が3ピースバンドをやるという話そしてその児童養護施設の名前が「リトル・ウィング」なのです「ローキューブ」はミニバスをやる小学生を高校生の男の子がコーチとして面倒を見る意外とちゃんとスポコンしてるアニメでしたがこちらも引きこもりの高校生男子が作曲家及びプロデューサー的立場で登場しますがこちらは「ローキューブ」とちがってバンド活動よりも高校生の妹や同級生などが絡んでラブコメに寄せた感じですかねただしがっつりライブはやります「リトル・ウィング」はもちろんジミヘンの名曲です「ぼざろ」より日常回は面白いと思うんですが
今更というのは正直な気持ちではあるけれど、僕は事実に抵抗しなかったのだろうか。事実というのは僕が被った事実であって、僕と彼女の間に起った事実ではない。紛らわしいか。事実ではなく現実に置き換えた方が良さそうだ。ただ事実、というか僕と彼女の間に起った事実なんて、そんなものは存在していない、それが事実だ。僕は彼女に何もしていない。指一本触れてないのだ。触れたのは彼女の下着だけ。ただ僕は、地面に落ちていた彼女の下着を拾っただけで、拾った時点ではその下着が彼女のものとは知らなかった。僕はエスパーじゃない。触れただけで、その持ち主が誰かなんてわかるわけがないんだ。「歩いて行ったら、彼女が倒れていた。というより、誰かが倒れていた」「誰かわからなかった」「女性だっていうのはわかった。何となくだけれど」「まあな。それくらいはわかるわな」「ヤバいよ」 たまに出る卓也の口癖。 何がヤバいのか。「誰もお前がやったなんて思ってないよ」「そうかな」「みんな僕のこと変人と思ってるから」「みんなとは限らない」「本当に」「まあ、だいたいは」「ほら、そうだろう」「でもさあ」 卓也の言葉が虚しく響く。みんな条件反射的に僕が怪しいと思った。そして決め手は彼女だった。彼女は「この人です」と僕を指さした。らしい。彼女のまわりに出没していた僕は彼女にしっかりと覚えられていた。もちろん怪しい人物として。それでも僕はうれしかった。どう思われていようと、彼女に覚えられていたという事実が。「それ怖いです」 僕を見ながらシスター加藤が言った。「そうですね」「でも、今の秋斗さんからは想像できません」「骨抜きにされたのさ僕は」「魂まで抜かれてしまった」「それでも僕はね、自白はしてないんだ」