密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

日本のパワハラ体質が露見した日本政府のウクライナ非難攻撃

ウクライナ侵攻で国内が混乱するほど、ああだこうだ論じ続ける国日本。共感力の高さと分析好きが功を奏し、TVは甲種調律を稼いでいるだろう。
難民の受け入れに対して積極的なことや、持ち前の親切心を発揮している地域活動は、とてもいいことだと思う。ただ何人認定がされず入管に長期留め置かれている人がいることもこの際、共有し問題を人しくすれば、よりいい。


そんな、親切な人たちは、日本人の一部、そして彼らを代弁する(煽りリードする)政治家と彼らが所属する政党に対し、怒りを感じるべきだし、自分たちは同じ考えでないと彼らの大声に負けないほどに声を上げるべきだ。


この恥ずかしい、けち臭い、パワハラ体質を国際社会に露呈した責任を、国会で追及されるべき問題だ。紹介するクリスチャンネルは、以前キーフ在住のアリナさんの発信を紹介したが(発信がない、無事を祈っているのですが、、、〜10時間前に更新がありました。無事でキーフに戻る決心をしたようです。よかった、無事で。)

【ウクライナ情勢】ロシア軍侵攻2か月。。。キエフに戻るのか?マジですか?



今回ご紹介する、クリスさんは日本在住、侵攻以前は、彼女も、日本の文化や好きなもの発信していたYouTuberだった。侵攻後は、シリアスな、ウクライナ事情や、ロシアウクライナの歴史、ウクライナ人にとってのアゾフ大隊の姿、など日本人にわかってもらおうと真摯にに配信を続けている。


そんな彼女が、今回の天皇・ヒットラー・ムッソリーニ 並列問題や、のちに起こった、おっちょこちょいの、軍事支援への感謝の中に日本がないぞ!!(当たり前だ)抗議を受けて、こんな動画を配信した。

【昭和天皇とヒトラー同列に】、【ウクライナの感謝動画、日本なし 】ウクライナ国民は一体日本や日本からの支援をどう思う?


彼女はウクライナ人の気持ちを代弁する形で、このパワハラ日本に対して頭を下げている。一生懸命悪意のないこと、誤解だったことを説明しようとしている。
これを見て、穴があったら入りたい気持ちになった。今自国が戦火で破壊され、残された家族、知人友人もいるだろう。難民として言葉のわからない国に、ほぼ何も持たずにやってきた同胞に対する思いを抱え、ひたすら日本人に悪意を持たれないようと努めている彼女の気持ちが痛々しい。


得意になって大声で、国内の一部勢力が堅持する歴史観を、国として、ウクライナに抗議するなど、まさにパワハラ大好き勘違いおっさん中心国家丸出しだ。
好意・援助には見返りを求めない、という感覚が日本人には欠如しているのか?
Geve and Takeという英語があるが、これは交渉の場でのこと。相手もTake を理解し、バランスで考える。人道支援の場合は当てはまらないし、当てはめてはいけない。


こんな抗議が多数行われたことを知る、難民としてやってきた人たちは大変怖い思いをしただろう。今のところ何も起こっていないが、滞在が長くなり、慣れてくれば、他のアシア諸国からの在留者と同じように高圧的な態度、差別的な言動が起こってもおかしくない。


日本は在京ウクライナ大使館、ウクライナ大統領府に抗議し、動画は24日に修正された。ウクライナ側は外交ルートで謝罪し、公式アカウントにも「間違いに心からおわび申し上げる。友好的な日本の人々を怒らせる意図はなかった」などとツイートした。


自民党の佐藤正久外交部会長が24日、早急な対応を求めると発信していた。ウクライナのコルスンスキー駐日大使も「公平ではなく歴史的事実に対応していない。日本は最大の味方だ」などと修正を呼びかけ、謝罪を表明した。産経新聞より


や*ざに絡まれたらとりあえず謝っとけ、的なウクライナにとって、賢い対応。しかし、
日本にとっては、”謝ってくれなくていいのに〜”なのだ。自分たちの愚かで独善的な、歴史修正主義を、苦境の中にあるウクライナに押し付け、支援金は難民を人質にとって謝らせて、鼻高々、という人々と一緒にされたいいのですか?同じ日本人と思われたいですか?


野党はこの行動について国旗において批判をするべきだ。何がどうあれ、昭和天皇には戦争責任がある。それを、彼には責任がないと大声で主張する人々が勢力となり国会議員と通じて抗議を行い、修正させたなんて、彼らの成功体験になる。これはとても危ない。


まあ、しかし、この勢いで、アメリカに原爆投下・大都市焦土攻撃の戦争犯罪の責任を問い、沖縄での戦後から続く基地との摩擦問題、米軍が無制限に使用する日本の空の問題、
落下物・騒音の問題、危険物質に環境汚染問題などを、ガンガン抗議して、不平等地位協定の見直しを承諾させたというのなら、威張ってもいい、が、彼らの勇ましさなど、所詮抵抗できない弱い立場の者にしか行えない、卑劣なパワハラでしかない。


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