密接な関係にある他国から

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ロシア大使、対独戦勝記念日献花で赤い塗料を浴びせられるる

ウクライナで一般市民にまで血の惨劇を繰り広げているロシア軍。 ポーランド首都ワルシャワにある旧ソ連兵の墓地でロシア大使がまさにプロテスターによって、自国の行動を象徴する姿になった。

赤い塗料、多分水溶性の染料のように見える。もしかして血糊?
CNNのビデオを見ると、数人の抗議者が、手に赤い塗料の瓶を持ち、大使の行く手に抗議をしている。抗議者は、白い服を身につけていることから、自らが被っていて、このロシアの非道に対する抗議を行おうと意図しているようだったが、中の一名が大使に直接塗料をぶっかけたのが見事に命中。ブラッディー将軍ならぬブラッディー大使となった。
抗議としては、大使の前で、皆んなで赤い塗料をかぶる、という方が良かったと思う。興奮してかけてしまった?のかもしれない。
アンドレーエフ大使がウクライナで行われている殺戮と、自身も目に見ている多くの難民の惨状について、どう考えているかは、わからない。怒り狂ったり声を荒げたりしていないし、こうした抗議を身に受けるのを覚悟していたという対応にも見える。なぜ警護が液体の持ち込みを見逃したのか?とても不思議だ。
日本で進行中の侮辱罪成立なら(いや成立しなくても、安倍さんの演説中に桜の花を巻いたりしたら逮捕されるかも)禁固刑は必死だろう。ロシア国内でも、当然逮捕拘禁、拷問の果てに行方不明もありえるかもだが、ポーランド国内なら逮捕されても、プロテスターの抗議で大使にもガードにも怪我はないため、実刑にはならないだろう。アメリカでも武器携帯、攻撃、器物の破壊がなければ(ペンキや卵などなら)実刑にはならないだろう。
(議事堂攻撃は、銃器携帯、器物破損、ガードや警察官への暴力、議員たちへの命の危険を予見行動脅迫等で、多くの実刑が出ている)国を背負ってきている大使に対してであるなら、ぎりぎりヘイトクライムではなくプロテストの表現と言えるし、抗議と怒りが伝わる。(とはいえ投石は、無防備の大使個人には許されないと思うし、危険な薬品であればテロに近い行為で許されない。警護のプロテスターへの暴力も許されない)
もちろん、一般のロシア移民、旅行者に対しては絶対に行ってはならない行為である。




(CNN) ポーランド首都ワルシャワにある旧ソ連兵の墓地で9日、ロシアのアンドレーエフ駐ポーランド大使が対独戦勝記念日に合わせ献花しようとしたところ、赤い塗料を浴びせられる出来事があった。ロシア国営RIAノーボスチ通信が同日報じた。
RIAノーボスチ通信によると、ポーランド人とウクライナ人がアンドレーエフ氏の行く手をふさいだという。同氏は警察に付き添われて墓地の外に避難し、その後、大きなけがはないとコメントした。
RIAノーボスチ通信によると、アンドレーエフ氏は「かすり傷程度はあるかもしれないが、私にもチームにも大きなけがはない」と話している。
ロシア外務省のザハロワ報道官はSNSのテレグラムでこの件に触れ、「ネオナチの支持者がまたしても自らの顔を見せた。その顔は血で染まっている」と述べた。
さらに「第2次世界大戦の英雄にささげられた記念碑の破壊」や「良識ある全ての人が祝う聖なる日に行われた献花式の妨害」に言及し、「欧米がファシズム再来への道を開いたことを明白に示すものだ」とした。
在ポーランド・ロシア大使館はアンドレーエフ氏への攻撃に正式に抗議する方針を示している。


屁理屈で返す刀が大好きなロシア論法、ザハロワ報道官「ネオナチの支持者がまたしても自らの顔を見せた。その顔は血で染まっている」と述べたが、この大使のビジュアルと、自国軍のウクライナへの非道な侵略+一般市民への残虐行為+捕虜避難者への非人道的扱いを知る良識ある全ての人は、ロシアがファシズム再来への道を開いたことを明白に認識している、といことを、認識すべきだ、と思う。






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