密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

自分のために憲法終わらせろ?トランプのトランプによるトランプのためのアメリカ

社会学者・宮台真司さんが学内で襲われ重傷を負ったというニュースを聞いた。幸い命に別状はないというのが不幸中の幸いだ。そして日本が銃社会でないことが不幸中の幸いだ。
宮台さんには、この犯人(逮捕されたあと)をインタビューし、日本の若い世代の怒りの動向と慟哭について調査をしてほしい。勿論、氏といえど、PTSDが残るだろうから、そう思うのは他人事のイージーな感覚なのだろうけれど、しかし事件が氏の研究を精鋭化させるということもあるかもしれない。安倍事件以来、どこかで、自己の怒りを暴力に変換していいんだ、という扉が作られてしまったとしたら、恐ろしいことだが、その扉に鍵をつけるためにも、分析・研究は必要だし、宮台氏にはその任を担ってほしい。
また、政治の責任も重大で、もうギリギリの社会で追い詰められていく若者、弱者をこれ以上無視しないでほしい。
宮台氏が攻撃対象になるということは、名前の通った言論人や、山本太郎氏のような注目の集まりやすい政治家も、今まで以上に注意しなくてはならない。
これに続く事件が起きないことを祈る。



さて、かたやアメリカ、我らがトランプ。彼、もうかなりイっちゃってるな。
共和党中間選挙、赤い津波が押し寄せる!!!と当人たちが大きな期待を寄せた中間選挙が
意外に振るわなかった、どころか、大統領を出している政党が負けるという歴史的傾向からみれば、この結果は、大敗北に等しい。党幹部も、自分たちが党のトップに祭り上げたトランプの選挙不正および議事堂襲撃に対するアメリカ市民の良識の厳しさに、このまま乗っかっていれば、党が危ない、そう認識を新たに違いない。選挙前に大統領選出馬を匂わせ、自身が推すトンデモ候補を多数擁立し、ここでも不正選挙を叫び、まだ?そしてまた?もういい加減にしろよ、、、、、というムード、こいつほんとにヤバイよ、という認識を無党派層にも広げたトランプ。普通の人間であれば、この辺りで、いや1月6日の時点で、過ちを認め、マール・ア・ラーゴで静かにゴルフの余生を送ろうと思うだろう。いや、彼にとっては、先導・陰謀・機密文書不正・脱税・レイプなどの追訴があり、おちおち枕を高くして眠れない、故にこれらを一気にもみ消すために大統領に返り咲くことが必須、と思い込んでいるのだろう+この選挙で一人勝ち、共和党内の大統領候補No1に登り詰めている、フロリダの独裁者デサントス(知性のあるトランプと呼ばれている)の台頭に気が気ではない。
さすが自我肥大の怪物、まだまだ諦めない。古今東西、物語の大きな見せ場の一つが、権勢栄華を誇った大悪人が崩れを落ちる場面だろう。我らがトランプもまだまだ見せばを作ってくれそうだ。


なんと、合衆国憲法の「終了」をソーシャルメディアで呼びかけた。
https://www.bbc.com/japanese/63856036
トランプ氏、憲法の「終了」を主張 米政府は非難
2022年12月5日

負けを認めるの、裁判にかかるの、絶対、ヤダヤダヤダヤダァぁぁぁ〜!!!!!! 
盛大に愚図る Baby Tramp  あと2年もつのかね?


アメリカのドナルド・トランプ前大統領は3日、合衆国憲法の「終了」をソーシャルメディアで呼びかけた。これを受けて米ホワイトハウスは、トランプ氏の発言は「この国の魂を滅ぼすものだ」と強く非難した。


トランプ氏は自らのソーシャルメディア「トルース・ソーシャル」で、2020年大統領選に勝ったのは自分だという虚偽の主張を繰り返すとともに、「巨大IT企業」が民主党と組んで自分に敵対していると主張。「これほどの規模の巨大な詐欺があったからには、あらゆるルールや規則や条文の終了が許容される。憲法に含まれるものさえ含めて。この国の偉大な『建国の父』たちは、偽で不正な選挙など求めていなかったし、許しはしない!」と書いた。


これについてホワイトハウスのアンドリュー・ベイツ報道官は、トランプ氏のコメントは「この国の魂を滅ぼす、受け入れがたいものだ」として、「自分が勝った時だけアメリカを愛するというわけにはいかない」と述べた。


ベイツ報道官はさらに、トランプ氏の発言は「広く誰もが非難すべきだ」とした。これは、共和党幹部がこれまでのところ、トランプ氏の発言を非難していないことを念頭に置いたものと思われる。
ほかにも複数の民主党関係者が、トランプ氏を非難しない共和党関係者を批判した。エリック・スウォルウェル下院議員(カリフォルニア州選出)は、今回のトランプ氏の発言を非難しない共和党員がどうして「立憲保守」を名乗れるのかと問いただした。


トランプ氏のコメント投稿の数時間前には、2020年大統領選の直前に米大衆紙ニューヨーク・ポスト
(注NYタイムスではない。NYCの保守系日刊タブロイド紙、ちなみにワシントンタイムスはご存知世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の日刊紙)
が伝えたジョー・バイデン大統領の息子ハンター氏に関する報道について、当時のツイッター社が話題拡散を制限すべきか社内で検討していたという内容が、ツイッター上で連投されていた。


2020年10月のニューヨーク・ポスト記事は、ハンター・バイデン氏のものとされるラップトップがデラウェア州の修理店に持ち込まれたことをきっかけに、その修理店オーナーがハードディスクをトランプ氏の顧問弁護士だったルディ・ジュリアーニ氏に提供したというもの。そのハードディスクから、ハンター氏の不安定な私生活やビジネス関係があらわになったという内容だった。
(このオーナーはメチャクチャトランプな人で、いかにも見え透いて怪しいというので当時話題にはなったが、バイデンの大統領選挙への嫌がらせ、噂だけ流して、証明しないのを、左派メディアの圧力とか言い張って、ジュリアーニ、腐っても元検察官なのに、、、と思ったものだ。バイデンの唯一の弱点が薬物中毒の過去があるハンターで、事あるごとに引っ張り出される。選挙宇宙に、二人並んで、薬物中毒の過去を認め、治療過程や克服して数年立つことを発表し、バイデン氏は、克服に成功した息子を誇りに思つていると語った)


ツイッターは当初、ハッキングや盗難で得た情報の流布を認めないという会社の方針から、この記事の拡散をブロックすると決めた。今回リークされた社内メールから、当時のスタッフが会社の決定に混乱したり反論したりする様子がうかがえる。


当時のツイッター社内のこうした資料について、BBCはその内容を検証できていない。米著述家マット・タイビ氏が2日夜、コンテンツ配信プラットフォームに「サブスタック」に掲載し、ツイッターで内容を連投した。


ツイッターの所有者、イーロン・マスク氏は11月24日、この話題についてツイッター社内の情報を公開する方針を示し、「世間の信頼を回復するために必要なことだ」と書いていた。さらに3日にはツイッターのライブ配信機能「スペース」で自分の判断を弁護したものの、「法的なリスク」もあるかもしれないと認めた。
イーロン・マスクだよねぇ〜。


マスク氏は、「白紙に戻してやり直すために、すべての情報を洗いざらい公開するだけだ」と述べた。さらに、「もやもやした空気を払って、本当は何があったのか世間に知ってもらうこと」に比べたら、法的なリスクは「それほど心配ではない」とも話した。
なんとか格好はつけた?ただし公開しても困るのはトランプ側だと思うけど、、。法的リスクを冒してまでやる応援価値、バイデンへに攻撃価値は無いだろうねぇ。


トランプ氏は11月15日に、2024年大統領選に出馬すると発表。現時点では、共和党の候補指名レースの先頭にいる。マスク氏は同19日、トランプ氏のツイッター・アカウント凍結を解除した。

誰が戻るかい!!と一蹴されたが、今後手負いのトランプが、マスクと手を逃ぐる可能性がないとは言えな。その前に、ツイッターが荒れに荒れて、汚物の吹き溜まりかし崩壊する可能性もあるが。



トランプ氏は11月22日には、ホロコーストを否定する白人至上主義者として有名な人物を、フロリダの自宅兼リゾート施設「マール・ア・ラーゴ」に迎え入れ、夕食を共にしており、これは民主党だけでなく共和党幹部からも厳しく非難された。


こういうところは、アメリカ社会は厳しい。普通に職を失うから。


これについてトランプ氏は、その人物がやってくるとは知らず、ラッパーのカニエ・ウェスト氏が連れてきただけだと説明している。ウェスト氏はこの後、自分も2024年大統領選に出ると発表した。ウェスト氏はユダヤ差別発言を繰り広げ、アドルフ・ヒットラーを尊敬しているなどと公言したことから、ツイッターにアカウントを凍結された。


(英語記事 Trump's call for 'termination' of constitution condemned)


自分は法の上にいる? 朕は国家なりか?ルイ14世か?金正恩を盛大に羨ましがっていたトランプ。 
選挙で負けて以来、どんどんおかしくなる。だが、共和党もそれを見ながら、離れられない止められない。中間選挙の結果で目が覚めているはずだが、誰も1抜けた〜と言い出せない。逆らった人が〜リサ・チェイニーとか〜落選してしまっているのも事実だし、怖いんだろうね。
共和党議員たちより、一般国民の方が、アメリカの魂をよく理解し、自覚しているようだ。
大統領選まであと2年、トランプがどこまで狂うか、共和党がどこまで崩壊するか?
知性のあるトランプが救世主となるか(それはそれで怖い)
トランプが2年を待たず壊れるか?2年後に共和党を道ずれに盛大に自己崩壊するか?
民主党もバイデンさんの流石に受け入れがたい2期目が不安材料である。
ホワイトハウス・オペラ、悲喜劇は崩壊の序曲を奏でながらクライマックスへ。



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