こんばんは。

 

 ゴールデンウィーク前の週末。東京地方はお天気に恵まれ、穏やかな陽気となりました。

 

 「ゴールデンウィーク」と言うフレーズを耳にすると、年度替わりの忙しさや煩わしさから心身が解放され、リフレッシュしたいと言う気持ちになります。リフレッシュする方法は人それぞれだと思いますが、昨年に続きその方法は「緊急事態宣言」と言うフレーズにより制限される事になりそうですね。色んな想いはあると思うのですが、昨年と同じ事の繰り返しと言う状況を見ると、

 

 日本の舵取りをする人達はこの1年何をやっていたのか

 

 と言うのが個人的な感想です。

 

  

 数週間前にあるラジオ番組で今年のゴールデンウィークの飛行機の予約状況は、GO TOキャンペーンが停止しているにも関わらずコロナ禍前の7~8割まで戻って来ているとジャーナリストがコメントしていましたが、旅行を計画していた方々は、緊急事態宣言が発令されどう動くのでしょうか。

 

 

 どう動くのかと言えば、「猛烈な」勢力まで発達した台風2号。未だに日本のはるか南の海上をウロウロしておりますが、勢力はかなり衰えたようで近い内に温帯低気圧になるでしょう。

 

 

24日12時 実況地上天気図(気象庁HPより)

 

 24日12時の実況天気図によると、先週の段階ではフィリピンの東海上北上していた台風2号ですが、日本を覆う高気圧に行く手を阻まれ東寄りにコースを取らざるを得ない状況となりました。約900hPa前後だった勢力も、北緯20度辺りから海水温が25℃前後となりエネルギー源も絶たれ急速に衰えていきました。

 明日(25日)9時の予想天気図を見ると、辛うじて台風の勢力を維持しており小笠原諸島とその付近の海域はまだ警戒が必要ですが、前線も出来ますし、温帯低気圧になるのは時間の問題だと思います。

 

25日9時 予想地上天気図(気象庁HPより)

 

 その一方で本州に目を転じると、高気圧が東の海上に去り、次に控える高気圧との間に入る(気圧の谷)気圧配置となり、北日本、東日本は天気の変わり目となる日曜日となる箇所がありそうです。最新の気象情報に注意し、お出掛けする方は雨への備えが必要かも知れません。

 

 

 さて、先日気象庁から向こう3か月の長期予報が発表されました。この先3か月と言えば気になるのが

 

 今年の梅雨の降水量

 

という事で、まずは6月の予想される降水量。

 

3か月予報(6月降水量)(気象庁HPより)

 

 

 続いて7月の予想降水量

 

3か月予報(7月降水量)(気象庁HPより)

 

 次回の発表(5月下旬)で変わる可能性は勿論あるのですが、現段階で言えるのは、関東以西で梅雨初~中期、北陸や東北地方で梅雨末期に降水量が多くなる予想となっていると言う事でしょうか。

 4月の時点で猛烈な勢力の台風が発生した現象を見ると、近年各地で起きている甚大な豪雨災害が今年もどこかで発生するのではと思ってしまいますが、万が一起きた時の為に今から備える必要があるかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 


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